ー 2015年7月30日

話題のクラウドファウンディング…に登場か?!

こんにちは。『インプルーヴ』 です。

最近、つとに耳にするようになった『クラウドファウンディング』。。。
当社が商品開発のお手伝いをさせて頂いてる企業さんも、商品を広く
知って頂くためにクラウドファウンディングに挑戦したいという事で、
企画ミーティング風景を記録したりしながら、取組んできた商品があります。
それが、漸くお披露目に至ったとの事でURLのご案内を頂きましたので
皆さんにもご紹介させて下さいませ(#^^#)

出展しているクラウドファウンディングは『makuake』
商品名は『はーとdeまも~る』
トップ画面の動画に当社での企画会議の風景もチョコッと映ってました^^;

……? 服じゃない…? はい。そうなんですよ。
今回商品開発をお手伝いしていたのは高齢者向け膝サポーター、
「はーとdeまも~る」です♪ 
そして、今回挑戦されているクラウドファウンディングは、種類で言うと
「購入型」って括りだと思います。

商品の製作過程は普段関わるお洋服とは若干違いますが、一本の糸からつくり上げる
上で発想は同じだし、編機もいつもお世話になっている日本の島精機製作所さんの
ホールガーメント編機なので概念はセーター編機と共通だし大体は理解できるので、
そのスペーサーファブリック編みにチャレンジしつつ、膝クッションとして活きる
柄・柄の大きさ・バランスなどを何度もシミュレーションし試作を繰り返して、
漸く製品化に漕ぎ着けた!って感じです☆
ある意味、アパレルより色々な所に繊細に気を遣わなければなりません。
又、機種の性格上糸道(給糸口)の数が6本しかなかったので、捨て糸やクッション
部に編込む伸縮糸の事など考えると色は2色しか使えなかったり…
工場の社長さんと共に表に見えないところでの工夫を、智慧を出し合って積み重ねて
完成しました。

ご使用頂きたいターゲットは高齢のアクティブシニアという事で、例えばおうちで
正座される際の立ち座り時の痛みとか、日常生活を快適に暮らして頂きたい、
又、日々の暮らしに色を取り入れて欲しいという、社長さんの想いが込められ
身に付けてたらテンションが上がりそうなビビットカラー採用となっています☆

これから後約2か月間で、どれくらいの方の関心・応援をを頂けるか、
当方も陰ながら応援させて頂きたいと思います。
当社のクライアント様の応援拡散に皆様のお力添えも何卒宜しくお願い致します~^^/

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※ 以下、参考まで「クラウドファウンディング」の種類についてウィキ引用- ※
ークラウドファンディングは資金提供者に対するリターン(見返り)の形態によって大別される。金銭的リターンのない「寄付型」、金銭リターンが伴う「投資型」、プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」がある。日本においては資金決済に関する法律等によって個人間の送金や投資が制限されていることから、購入型のクラウドファンディングの企業数が最も多く認知度が高い。その一方で個人から少額の資金を募り融資を行う投資型(ソーシャルレンディングとも言われる)は企業数は少ないが金銭のリターンを求める投資家の需要を取り込み国内では既に300億円以上の融資実績がある。ー

ー 2015年7月4日

インドから届いたオーガニックなコットンボール

去る4月に初めてインド出張に行った体験を少し投稿しましたが、
一昨日そのクライアントさんとの来AWのデザイン打合せで伺った
際に、ちょうどインドからオーガニックコットンの綿花が届いてる
との事で、ひと塊頂いてきたので、ちょっとお見せしますね^^⇓
(この写真では、ちょっとフワフワ感が伝わらないかな~(^-^;)

これが手で摘み取られた状態の綿花で、中にポツポツとブドウの種位の
大きさの種が5-6粒、綿花に守られるように包まれて入っています。
聞くところによると、春先5月頃に種を蒔けば秋頃にカワイイコットンボール
ができて、ぽこっと弾けると収穫の合図となるそうです。
今年はもう遅いので、トライするなら来年でしょうか♪

これらの綿の繊維の方向をキレイに整えながら重ねては延ばし、撚りをを掛けて、
又細長く延ばし、段々と私達が知っている「糸」に加工されていくんですね~。

因みにこの綿は、そのインドのフェアトレードの認証を得ている綿花農場で
収穫されたオーガニックコットンのコットンボールで、HPを拝見すると
この農場について以下の様に説明がされていたので、そちらも少し引用・
ご紹介しますね。  ⇓
-----------------------------

…コットン原料の生産者「チェトナ・オーガニック」と、衣料生産工場「ラージュ・ラクシュミ」は、
それぞれがフェアトレード認証専門機関「FLOCERT」によって認証されています。
さらに、「ラージュ・ラクシュミ」では、原料から紡績、縫製、出荷まで
すべての段階でオーガニック・コットンの純粋性を証明するオーガニック
テキスタイルの世界基準「GOTS認証」を取得しています。

・フェアトレードの認証が付くこと
・オーガニックコットンであること

このどちらも満たすお洋服って、実はとっても数少ないんです!

■ 綿を育てる人 Chetna Organic(チェトナ・オーガニック)
「チェトナ・オーガニック」は、インド・オディッシャ州にて2004年から活動を始めた農民組合。
「持続可能な農業」をビジョンとし、綿農家が遺伝子組み換えの種を使わず
オーガニック農法にこだわった農園で綿の栽培ができるようサポートするため、
オーガニックコットンの種や、換金作物の種を配布しています。
また、在来種の綿を集めて保存や増産、農場での栽培実験などにも取り組んでいます。
インド内での作付が 2% と言われているオーガニックコットン。大規模な灌漑施設を必要とし、
農薬とパッケージ化された多国籍企業の種を使うことが貧困、農家の自殺へ
つながっていることに危機感を持ち、設立されたフェアトレードNGOです…
シサム工房様HPより引用-------------------

先日の人生初のインド出張で訪ねた工場が作っていた製品は、この農場が
育てた綿花をフェアトレードプレミアム付きの価格で買い取り、生産を
しているニットとカットソーでした。

この日本も、ただ消耗品の様に単に身につける衣服を買う時代から、
身につけた心地良さや安心・安全感を購入することで異国の友人の安心・
安全も護る一助になれる、そんな「買う」という行為自体を再考することが
選択肢として身近な時代になりました。

そんな時代で私達が出来る事は、フェアトレードの製品と言えど世界一キビシイ
と言われている日本の消費者のお眼鏡に叶う商品を、そのお客様に提供できる様、
デザインと製品クオリティの両面からクライアントさんをバックアップすること
です。
当社にとってはフェアトレードの世界とのお仕事は初体験なコトばかりで、
期待されてる責任も重大~^^; 
でも楽しいのでがんばります!(^^ゞ 一歩一歩前進あるのみです☆

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