ー 2019年1月25日

ニットの極小ロット生産

数年前より模索しつづけてきた、
【ニット製品の極小ロット生産】への棘の道・・・
漸く皆様にご紹介できる段階までになりました☆

この度新たに【ニット姫ラボ】を
別事業として立ち上げまして、
そこの新事業としたいと思っております。

この【ニット姫ラボ】には、現在、
島精機製作所製造の年代物の年季が入った成型機
7Gと12GのSES-S 各1名(1台)が控えており、
極小ロット生産で悩める日本中・世界中の
みなさまとの出逢いに
心躍らせております(´艸`*)

一口に極小ロット生産といっても
具体的に何枚から作れるのか・・・が
一番知りたいところですよね。

この【ニット姫ラボ】では
何枚から・・・ではなく、
何枚まで・・・という
相談の請け方になります。

具体的には 10枚まで のご依頼をお請けする
スタイルでいきたいと思います。

料金は20万円を下限とさせていただき、
デザインの難易度によって上昇する形式になります。
1枚作っても10枚作っても下限は20万円~。

金額に含まれるのは、
・素材選定、監修
・具体的なデザインに対する専門アドバイス
(編地テキスタイルづくりからサポート)
・試作編地による度目風合い確認
・仕様設計書作成代行
・ニット姫研究所・担当所員(技術者)との生産交渉
・担当所員による編成プログラム製作
・1点サンプル(1着)の製作及び修正料
・10枚までの量産品(1サイズのみ、2色まで)

※上記内容は当社が請負いますので、
品質レベルはご安心ください。
これ、全部含みで20万円~は破格かと自負しております(笑)

私たちが2姫(2台)と共にお役に立ちたいのは、
「ほんとうのオリジナルニットを
自社のコレクションにどうしても取り入れたい!」
と思っている、小規模・新進のブランドデザイナーさんとか、
「自分のお店のお客様に合った商品をオリジナルで作りたい!」
と思っている、ニットファッションが大好きな
セレクトショップオーナーさんとか、
「年代もののセーターを現代サイズで蘇らせたい!」と
思っているヴィンテージアパレルショップさんとか・・・

金額に含まれないのは、
・原材料購入費用
・二次加工費用(加工取引先は応相談)
・修正サンプル
(2ndSPL確認を希望される場合はオプション対応となります)
※追加生産の対応については別途応相談となります。

実は、既に1件極小ロットの相談でHP検索で
昨年末当社にお問合せ下さった方があり、
早速このシステムを活用されたいとのことで
ニット姫研究所・第一号案件がスタートしております♪

その方は、東京コレクションウィークに合せて
展示会形式で自ブランドの世界感を発信したい
という個人事業形態の若者です。
正直【ニット姫ラボ】はまだ準備前段階でしたが
その若者の未来に賭けて
お引き受けすることにしました^^

ニット業界には、ファブリック業界の
〝サンプル屋さん〟機能が存在しません。
かと言って、専門学校で作り方を学べるところは
ごく僅かだし、
(-なので、昨年から当社が大阪〇〇学園と上〇安〇服飾さんで
講義を持つに至っています・・・)
自前でミシンは調達できても、
自動編機を調達するのは不可能…
例え持ててもミシンの様に簡単には
使いこなせない、超専門分野です。

だから、ファッション産業で新たな挑戦を
しようとする人達にとって、
ニット業界は門戸が開かれにくく、敷居が高すぎる・・・

そこを打破できたら、
ニット業界も何かが変わるんじゃないか、と。
これが、当社が極小ロット生産のスキームづくりに
取組み続けてきた真意です。

余談ですが、
12GはTAKITSU姫(タキツ姫)、
7GはICHIKI姫(いちき姫)と
命名したいと思っております♪

名前の由来は、神戸にある一宮神社~八宮神社から。

創業以来丸18年、
オフィスを構えてきた神戸の地にちなんで、
三ノ宮神社と四ノ宮神社に祀られる
姫神さまのお名前にあやかりたいなーと。

なんせ、うちの姫たちはご高齢w
しかも老体にムチ打って淡路の海を渡ってきた
2姫(2台)なので、
これから体調を壊す(故障)ことなく健やかに、
ニットファッションのクリエイションに挑戦
したい人たちのお役に立てるよう
お見守りいただきたい、との願いを込めて~(´-`*)/

どうか、みなさまからも、
この【ニット姫ラボ】と
12G-TAKITSU姫・7G-ICHIKI姫を
暖かい目でお見守り頂けたなら幸いです(#^^#)

>>   『10ピースニットファクトリー』WEBページへ

#ニット姫
#ニット姫研究所
#ニット姫ラボ
#12GはTAKITSU姫(タキツ姫)
#7GはICHIKI姫(いちき姫)

ー 2019年1月15日

インターンシップ募集します☆

こんにちは♪

ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーとする
アパレル界のニット姫・インプルーヴです。

さて、今年2つ目の投稿は約10年ぶりに復活させる
「インターンシップ研修」受講者募集のお知らせです。

【募集要件】
・ニットデザイナー、ニットパタンナーとして
業界で働きたい専門学校生及び卒業学歴をお持ちの方
(ニット業界での経験不問)
・Improveの経営理念・Vision及び事業活動に
共感し、関心を寄せる方
・Improveが提供するインターンシップ期間を通して、
積極的に自らのスキル向上に取組み、
業界での貢献の延長線上に自分の幸せを
見出だしたいと考えている方

【研修内容】
・ニット編地資料の整理、その他資料整理
・仕様設計書の清書やパターンのトレース作業
・島精機パターンPGM-CADオペレーション作業、
ニットシミュレーションSDS-ONE/APEX3での
CGデータ作成作業
・一般PC(Excel・Word)での書類作成作業
・電話応対、来客応対
・Improveが主催するイベントの運営補助
・その他Improve内の日常業務全般のサポート

【特典】
⒈ Improve主催「おとなのリンキング講座」
¥5,400.-への無償参加を許可します
(準備・片付けはお手伝い下さい)
⒉ 編地スワッチ等、端材を無償提供します。
自分用の編地資料を作成できます
⒊ Improveがニット製品の企画に必要な
最低限の知識を習得したと認める方にだけ、
その修了過程に沿った「修了証書」を発行します
⒋ 通算受講修了者の中から年間1名の方に、
自分のデザインしたニット(プルオーバーに限る)
を仕様設計書に起し、実際に工場との折衝を踏まえて
1着の実物を作る体験のチャンスをプレゼントします
(10カ月以上取り組んだ方で、この過程を実践できると
当社が評価した方のみ):原料費実費

【研修条件・待遇】
報酬  :無給
交通費 :1日¥1,000.-までで、実費にて支給します
研修場所:(株)インプルーヴ 社内
研修期間:週1回程度 / 6ヵ月以上
曜日/時間:当社都合と個人の条件に合わせて応相談
(午前11:00以降)

【応募方法】
顔写真付きの履歴書に、以下項目についての
PR資料を添えて、先ずはMLでエントリーして
ください。追ってこちらよりご連絡差し上げます。

※ なぜ、当社のインターンシップを希望するのか
※ このインターンシップを通して何を身に付けたいのか
※ 自分の将来の夢、実現したい未来像は?
※ 人生で大切にしている価値観は?

PR資料の表現方法は自由です。作文形式でもコラージュや
MAPの様な形でも構いません。
画像データを添付する場合はPDFかJPGでお願いします。

 :送信先:
office@improve-knit.com

詳細質問など、お電話でのお問合せを希望の方は
078-321-6808 担当:鈴木 までご連絡ください。

「ニット業界の未来を共に愉しくしていける方との
出逢いを楽しみにしています☆」

株式会社インプルーヴ

ー 2019年1月7日

【ニット姫の今日の学び】Vol1

皆様
新年あけましておめでとうございます。

アパレル界のニット姫です。今年も宜しくお願い致します。

 

当社は明日1/7~仕事始めとなりますが、
私は1日早めて今日から出勤して、
31日にやり残した机の掃除・お年賀状の確認など、
明日から速やかに働けるよう準備に出てきました。

お年始はコ・ト・ハ・ジ・メとして、
今年1年取組んでみようと思う事を書いてみたいと思います。

会社として取り組む事は
ニット製品を「デザインから製造まで〝一気通貫で学べる″ スキームを築く」
です。

ニット姫個人としては、
今年はブログを更新する回数を週1回遵守したいと思います。

私は、つい文章が長くなるので時間を要してしまい、
その為その時間を用意できなくて間が空いてしまいます。

今年は、それを改善しようと思います。
その克服方法として、
日々の中で「なるほどなー」「勉強になったなー」と
感じたことを、雑記的に記録していこうと思います。

どこが学びになったかとか、なるほどな~と思ったか、
などを説明すると又時間が掛るので
そこはとっぱらって、ひとりごととして書き流すことにします(苦笑)

…ということで、【今日の学び】。

繊研新聞2019/1/4の1面のファストリの柳井社長のインタビューより↓

『売り手の都合ではなく、着る人のニーズで作る』
ー売り手の都合ではなく、着る人のニーズに即した商品、サービスを提供する、
情報製造小売業になる必要がある。
お客様の声を元に企画も生産も販売も全部できる企業にならないといけないー

これは、当社は常々考えていることです。が、柳井さんも考えてたみたい(w)

勿論ファストリさんと比較にもならない零細企業ですので、
当社1社がそれを唱えたとて、周囲すら変わらない。非力なものです(苦笑)

でも、無力ではないと思っています。
今の外部環境の急激な変化を考えても
チームプレイでこれを貫く『アライアンス』を作りたい
というのが当社の考えです。

ーそして、もうひとつ。
自社の成長基準を明確に数値化されているところ。
『売上収益を常に現状の3倍を目指し、そのために何をやったら良いかを考える』

これは、自社に限らず色んな場面で
指標を立てる時の基準に使えるなーと思ったので記録。

数値化するという事は、現象・事象・未来を科学することだ、と
ある人達から学んで以降、私も一応日々心掛けていますが、
未来目標を数値化しうる時の基準にはいつも迷いがありました。
でも、これは使えそうです(w)

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