ー 2018年5月22日

ストック資料にない編地は紙上で編む(笑)

こんにちは♪
ニットデザインの付加価値UPとファンの数UPの方法を伝授する、
アパレル界のニット姫・インプルーヴのHIROMIです。

ー今日は当社にあるSDS-ONE/APEX3の実践活用の事例ご紹介^^

今回企画しているデザインで、片畦に寄せ目片畦をボディや袖山に
アシメトリーに配置したりして編地組織にオリジナリティを求める
デザインにトライするのですが、実際に見本になる編地はありません^^;

脳内でシミュレーション編成した編地の組織を、言葉の通じない国の
編立技術者になるべく正確に伝えるにはどうしたらいいか・・・

↓ そういう時に、このSDS-ONEは便利です!

SDS-ONE APEX3片畦寄せ柄1

↑写真上段がタック目表の片畦、下が畦目表の片畦。
業界人なら「目の立ち具合でどっちにしようかなー」とか、
これで結構イメージできますよね。

実は、これ、紙の印刷物なんですよ。
こうしてアップで見たら、まるで編地でしょ?

SDS-ONE APEX3 片畦+寄せ目2

SDS-ONE APEX3 片畦+寄せ目1

でも、引きで撮った写真で見て頂いたら一目瞭然w

SDS-ONE APEX3

紙の白い余白が確認出来ると思います。
これもITですね。

実際には、こんな風にしてDATAを作成し、ループ変換をすると上部の画像の
様なDATAが編み上がります。
※リアルな世界では「編み下がり」ですが、シミュレーションの世界は編み上がり?^^;

 SDS-ONE APEX3 組織描く過程1

右の原色の1目の■が組織「ニット」か「タック」か「ミス」か、目移し(前?後ろ?)
かなどを、色分けによりデータにしていきます。
描いてる際から即座に左半分が編地画像としてイメージ画になっていきます。

それで、納得の組織DATAが出来たら、ループ変換機能を使って糸の番手・ゲージ・糸の色などの
設定をして変換したら完成です。

正確なデータが描けていたら、そのデータを工場に送ればプログラミングの参考にも
していただけるので、工場さんの時間短縮にもつながりお互いに生産性がUPします。
それくらい使いこなせるようにニット姫もまだまだ勉強します~^^;

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