ー 2015年6月23日

いつでもどこでもユニクロ?

先日、あるコンサルの方とお話する機会があったときの話。
「昨日のワールドビジネスサテライト観られましたか?
ユニクロの柳井さんが又新しい戦略を発表されてましたねー」と。。

「すいません、観てましぇん。知りません。。。(..)」

ーその記事の内容とは、ファーストリテイリング社がアクセンチュア
という外資系コンサルとタッグを組んで「いつでもどこでもユニクロ」
を合言葉に、朝起きた時から通勤中でも歩きながらバーチャル試着と
ネット購入ができる……システムみたいです。

以下、テレビ東京のWBSの記事を引用しますー
ユニクロの新世界戦略
———————————————-
ユニクロなどを運営するファーストリテイリングはコンサルティング
大手アクセンチュアと提携し、ITを駆使したこれまでにない新サービス
を始めると発表しました。
その内容はいつでもどこでも誰でも買い物ができるという未来像。
それを実現するために行うのが来店客のデータ集め、会員化です。
全世界3,000店舗で集めた客のデータを生産現場や世界9万人のスタッフで
瞬時に共有をすることで全く新しいものづくりと販売システムを生み出す-
———————————————-

確かに、私達の服の買い方が大きく変わるかもしれないインパクトは
スゴイかも。。。
ここ数年、大手アパレルの不振が取沙汰され冷え込んでいる業界において、
又もやファーストリテイリングさんが、アパレル界のパイオニアイメージを
独走態勢です☆彡

ーそしてまた、私達つくる側の人間も、ただ「つくるのが得意」だけでは
生き残れない時代の到来であることをしっかり受け止めなくっちゃ…と
思い知らされます。

私が所属する神戸デザイン協会の会員さんの中に、いつもウエアラブルカメラを
眼鏡に装着しておられる方がいて、ウインクでシャッターを押せるのを
見るにつけ「凄いな~☆」と単純にびっくりさせられますし、話題の
アップルウォッチを真っ先に入手して身に付けている人もにチラホラと。。。

そう言えば22年位前、今の原型となる携帯電話が出始めた時にも、
イノベーター達が真っ先に持ち始めていましたが、私は震災で必要性を
感じるまで手にしていなかったマジョリティー組でした( ;∀;)

今や、携帯-スマホなしでは生活が困難な人の方が大半?!
たった20年程で…
そういう意味では私達アパレルのものづくり系も、ただそこに留まらず
最終的に購入して下さるお客様にどれだけ接近できるかという視点が
重要なのだと思わされる記事でした。

…ただ、このニュースの中でちょっとギモンに思ったことは、
ユニクロの様なタイプの服をバーチャルで確認してまで
どれくらいの人が購入するのかなぁ~と。。。
私はユニクロを買った事も着たこともないので分りませんが、
(注/決してユニクロさんや商品にどうこう思っていませんよ。
真反対の側の商品企画提供している立場として職業上痩せ我慢して
着ていないだけです<(_ _)>)
その人気は手軽さと値段に対する価値観、そして分り易い商品構成?

確かに、実際に袖を通さなくてもある程度サイズ感が分っていれば
自分のボディにバーチャルで重ねてみれば似合うかどうかの判断が
付く商品かもとは思いますが、多分ものすごい開発費が掛かっているの
でしょうしそれだけの費用対効果はあるのか。。。
その「戦略」と言っている部分については数字がニガテな凡人デザイナーの
私には計り知れません。。

そうそう、それと、もう一つびっくりした事は、これだけ世界中に
店舗拡大しているユニクロさんが顧客管理してなかったんだ~(@_@)って
こと。。。
まさか誰も気付かなかったはずはないので、多分敢えてやってこなかった…
って考えるのが正しいのかな?
でも、そんな大声でそれを「戦略」って言っちゃうのはチョット……
と思ったのは私だけ^^?

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