選択カテゴリー:ニットデザイナー養成研修
インターンシップ募集します☆
こんにちは♪
ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーとする
アパレル界のニット姫・インプルーヴです。
さて、今年2つ目の投稿は約10年ぶりに復活させる
「インターンシップ研修」受講者募集のお知らせです。
【募集要件】
・ニットデザイナー、ニットパタンナーとして
業界で働きたい専門学校生及び卒業学歴をお持ちの方
(ニット業界での経験不問)
・Improveの経営理念・Vision及び事業活動に
共感し、関心を寄せる方
・Improveが提供するインターンシップ期間を通して、
積極的に自らのスキル向上に取組み、
業界での貢献の延長線上に自分の幸せを
見出だしたいと考えている方
【研修内容】
・ニット編地資料の整理、その他資料整理
・仕様設計書の清書やパターンのトレース作業
・島精機パターンPGM-CADオペレーション作業、
ニットシミュレーションSDS-ONE/APEX3での
CGデータ作成作業
・一般PC(Excel・Word)での書類作成作業
・電話応対、来客応対
・Improveが主催するイベントの運営補助
・その他Improve内の日常業務全般のサポート
【特典】
⒈ Improve主催「おとなのリンキング講座」
¥5,400.-への無償参加を許可します
(準備・片付けはお手伝い下さい)
⒉ 編地スワッチ等、端材を無償提供します。
自分用の編地資料を作成できます
⒊ Improveがニット製品の企画に必要な
最低限の知識を習得したと認める方にだけ、
その修了過程に沿った「修了証書」を発行します
⒋ 通算受講修了者の中から年間1名の方に、
自分のデザインしたニット(プルオーバーに限る)
を仕様設計書に起し、実際に工場との折衝を踏まえて
1着の実物を作る体験のチャンスをプレゼントします
(10カ月以上取り組んだ方で、この過程を実践できると
当社が評価した方のみ):原料費実費
【研修条件・待遇】
報酬 :無給
交通費 :1日¥1,000.-までで、実費にて支給します
研修場所:(株)インプルーヴ 社内
研修期間:週1回程度 / 6ヵ月以上
曜日/時間:当社都合と個人の条件に合わせて応相談
(午前11:00以降)
【応募方法】
顔写真付きの履歴書に、以下項目についての
PR資料を添えて、先ずはMLでエントリーして
ください。追ってこちらよりご連絡差し上げます。
※ なぜ、当社のインターンシップを希望するのか
※ このインターンシップを通して何を身に付けたいのか
※ 自分の将来の夢、実現したい未来像は?
※ 人生で大切にしている価値観は?
PR資料の表現方法は自由です。作文形式でもコラージュや
MAPの様な形でも構いません。
画像データを添付する場合はPDFかJPGでお願いします。
:送信先:
office@improve-knit.com
詳細質問など、お電話でのお問合せを希望の方は
078-321-6808 担当:鈴木 までご連絡ください。
「ニット業界の未来を共に愉しくしていける方との
出逢いを楽しみにしています☆」
ニットって何?編地って 何のこと?
こんにちは。
毎度おなじみ、自称「ニット姫」こと、インプルーヴのHiromiです。
突然ですが、質問です!
みなさん誰かから
「ねぇ、 ニットって 何?ニットとカットってどう違うの?
織物とは何が違うの?」って聞かれたら、何て答えますか?
実は、これ、5年前にとある勉強会で私が実際に
受けた質問なんです。
その時は、約100人位の方前にして、
図らずも自社の事業内容について又、今後の計画について
お話をしなきゃいけないという、場面が設けられた時のこと。
それまで業界以外の方達との交流がほとんどなかった私は、
自分が普段喋っている言葉が如何に業界にしか伝わらない
専門用語の羅列だったのか、全然気付いてなくて、
いきなりこの質問を投げかけられた時に全く答えられませんでした。
…というか、
「ニットと織物の違いが分からない人がこの世におるか?!」
位の気持ちでした。
口で説明するより、物で説明した方が早いと思った私は、
前列に座っておられる男性方のお洋服を指差し、
「この方のシャツは織物です、この方のTシャツはカットです。
その隣方が着ているのはニットです」などと…
当然ですが、「益々わかりませーん」 と言われる始末~_~;
見るに見かねたその時の講師が地団駄踏みながら、
「だーかーらー!伸び縮みするかしないかじゃねーのかよ⁉️」
と。
「え、、、そこ?」(笑)
100人のオーディエンスからも呆れ笑。。。
その時に(世の中に当たり前はないなー)と、改めて身に沁みた
と共に、日々でこの様に相手に何も伝わってないことが
実は沢山あるんじゃないか、
自社の強み、自分達が出来ること、
もっともっと相手の(に伝わる)言葉で、
丁寧に伝えなきゃいけないんじゃないか、
何事に於いても、その本質を知り、伝えないと意味がないー
ということを学んだ、貴重な苦い体験です^^;
ーという事で、私のこの失敗を活かして、
今、色んな形で当社が持つニットの専門スキルの
伝承を試みている中でも最初にお話しするのが、これ。
「そもそも…ニットって 何ですか?編地って、 何のことですか?」
先日訪問したアパレル企業さんでの若手企画担当者向けの研修でも
投げてみました。この質問。
この質問の答えが知りたい方は、こちらの動画をどうぞ。
あ、但しこれはあくまでも私流の考えなので悪しからずw
※ ↓ こちらをクリック下さい
「現役直伝!ニットデザイナー養成講座」
にて公開中です〜(*^^*)
ニット用語の「ゲージ」ってなに?
こんにちは♪
ニットデザインの付加価値UPと販売枚数UPの方法を伝授する、
アパレル界のニット姫・インプルーヴのHIROMIです。
先日HPからのお問合せで、とあるニットOEMアパレルメーカーさんから
若手社員さん向けのニット基礎知識セミナー講師依頼の
お問合せを頂き、伺ってきました。
その企業さんから頂いたテーマは「ゲージと適合番手」と「編組織」。
この二つのキーワードで2本立てのセミナーコンテンツを組立て、
約2時間お話をしに行ってきました。
昨年から、某M学園の学生向けにはニットデザインの基礎講座を
受け持っているのですが、企業さんからの依頼は初めて^^;
折角なので自分のブラッシュアップの為にも
記録動画を撮らせて頂きましたので、
少しづつでも皆さんにもシェアしたいと思うのですが、
自分がしゃべっているところを観るってホント恥ずかしいですね(/ω\)
特に、声が入ってるのって・・・(>_ えらい関西弁で、えらい比喩でしゃべってて・・・(猛省)
あ、先に言い訳させていただいておきますが
私自身は座学で学んだ事は無く、
企業デザイナーで働いた13年と独立してからの17年で培った、
全くもって実践のみの知識です。
もちろん、オファーを頂いた際にそのこともお伝えした上で
ご依頼頂いています。
専門学校も同じくです。
なので、言い回しや表現は完全な我流ですので、
変な比喩だったりするのはご容赦を!
その時の勢いと伝わるか重視でしゃべってます
(伝わったかどうかは課題の分離(w)
ーなのでその筋の専門家の方のツッコミは受け付けませんよー(苦)
それにしても、たった一本動画をアップするのにひとしきりの時間が…
皆さんスマホでスイスイやってることがなんでこんなに時間掛かるのか…
歳か?!
(2年前のインド出張で撮ったリンキング機の動画がアップされてたんですが、
当時わたしは一体どうやってアップしたんだか…(>_
―てことで取敢えず今日アップできたのは2本^^;。
ひとつは【ニット用語の「ゲージ」には2種類の意味があるって知ってた?】
手編みの世界で用いられる「ゲージ」と、
工業編みの世界で用いられている「ゲージ」。
工業編みでの「ゲージ」という言葉の使い方、
例えば7G(ゲージ)とか、12G(ゲージ)とか、3G(ゲージ)とか。
これは編機の種類の事じゃなく、
編機に搭載されている針が1インチ中に何本並んでいるか…なんです。
工業ニットの世界で、編みたい工場のゲージに合せた糸の選び方って、
以外とみんな今までの勘みたいなところに頼っていませんか?
そこをロジックで理解する為の基礎として必要なのが番手の意味。
番手の種類には、恒重式と恒長式の2種類があります。
この2種類の違いと ウール・綿・麻・化繊其々の表記方法の違いと換算方法、
双糸単糸の構造、単糸の糸をニットで使う危険性ーなどについてのお話です。
オリジナルテキストも作り配布させて頂いて、ニット初心者さんだということを
意識してお話しさせていただきました。
…今回のご依頼で経験してみてふと思ったことなんですが、
今のアパレル業界には、こういった肌感覚で学んできたことを
教えてくれる先輩の存在があまりにも少ないのではないか・・・と。
私たちの時代は、取引工場の社長さん方が直の師匠であり、
少し前に鍛えられた先輩がいて、上から順に自然と習う社風がありました。
それが、数年前のアパレルショックによる大量リストラの結果、
業界内でノウハウや専門スキルまですっかり失ってしまった…
或は、新しい会社の場合そもそもノウハウを持つスタッフが存在しない。
ファブリックのデザインや企画の仕方については
どこの専門学校でも教えますが、
実はニットデザイン・企画に必要な基礎知識を教える専門学校は
国内でも片手に余るほどしかなく、
しかも東京に集中しています。
ーだから、今改めて関西の専門学校から当社に講師依頼が
来ているのだと思っていますが、それは学校だけじゃないのかも。
歳の離れた先輩が毎日隣にいるのはウザいかもしれませんが、
こうしてたま~に来て教えてくれる広義での【業界の先輩】って、存在。
意外と今必要?!
如何なることもインプットなきアウトプットは無しと言いますからね。
そういう意味では、ニットの専門知識ってほんとうに学ぶ機会・
場の提供が圧倒的に足りてないんですよね。。。
しかも実践的となると・・・ほぼ無いのでは?!
このYOUTUBEチャンネルが、
少しでもそんな若手デザイナーさん達の駆け込み寺的お役に立てれば
いいなーと想ったりしています。
…というところで、一先ず今日はここまでで一旦おしまい^^;
ではまた!