選択カテゴリー:Improve プロボノ

ー 2019年2月25日

大人のリンキング講座第2クール③

こんにちは♪
ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーにする
アパレル界のニット姫・インプルーヴです。

当社が一般の方向けに主催する

「インプルーヴ・ニット倶楽部」で
先週末に開催した『大人のリンキング講座』。
2018年度にトライした新講座で、

早くも第2クールの3回目となりました。

今回の参加者は3名。うちおひとりは初体験の方。
嬉し^^ 初体験の方大歓迎です!

初めての方には、先ずは「リンキングとは?」という
30分程度の簡単なレクチャーをテキストと共に

お話させていただき、
先ずはニットの『編み目』について理解してもらったら、
後はひたすら楽しいリンキングタイムです(#^^#)

ニットどころか、縫製にも全くの初心者さんが、
2時間でこんなステキなニットの巾着を完成されました!
流石にスゴイ☆彡

少人数の時のラッキーは、
いつも以上にインストのアドバイスもらえること^^
そのせいか、リピーターさんもぐんぐん腕を上げておられます~。

こちらの方は、ご自分で家庭編機で編んだ編地を持って来られ、
リンキング縫製にチャレンジされています。
手で縫い合わせるより本格的に仕上がるし、何より早いですからね^^

こちらも、編地の地のしアイロンから始めて2時間で半身完成。
仕上げアイロンまで時間内で完了されてました~。

中には、ただ単純に編地をリンキングで接ぎ合せるだけではなく、
ニットの一目一目を櫛に刺して縫製する
本格的なテクニックにトライする方も!

なんと1目も目落ちさせることなく、
『天竺袋パッキング』という縫製手法を
クリアされました!!!
凄すぎです。
これができれば、実際のセーターの衿ぐりなんかも
ご自分で作れるレベルですから☆

※リンキングは、お家で好きな時間を利用して
お仕事にもできるスキルです。
事情があって外にお勤めに出れない方には
実はうってつけなんですよ(´-`*)

感動的な完成の瞬間の動画も撮りましたが、
こちらでは2MBしか動画添付できなくて
動画の紹介ができないので
のちほどYouTubeにアップしますのでお楽しみに~\(~o~)/

ー 2019年1月15日

インターンシップ募集します☆

こんにちは♪

ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーとする
アパレル界のニット姫・インプルーヴです。

さて、今年2つ目の投稿は約10年ぶりに復活させる
「インターンシップ研修」受講者募集のお知らせです。

【募集要件】
・ニットデザイナー、ニットパタンナーとして
業界で働きたい専門学校生及び卒業学歴をお持ちの方
(ニット業界での経験不問)
・Improveの経営理念・Vision及び事業活動に
共感し、関心を寄せる方
・Improveが提供するインターンシップ期間を通して、
積極的に自らのスキル向上に取組み、
業界での貢献の延長線上に自分の幸せを
見出だしたいと考えている方

【研修内容】
・ニット編地資料の整理、その他資料整理
・仕様設計書の清書やパターンのトレース作業
・島精機パターンPGM-CADオペレーション作業、
ニットシミュレーションSDS-ONE/APEX3での
CGデータ作成作業
・一般PC(Excel・Word)での書類作成作業
・電話応対、来客応対
・Improveが主催するイベントの運営補助
・その他Improve内の日常業務全般のサポート

【特典】
⒈ Improve主催「おとなのリンキング講座」
¥5,400.-への無償参加を許可します
(準備・片付けはお手伝い下さい)
⒉ 編地スワッチ等、端材を無償提供します。
自分用の編地資料を作成できます
⒊ Improveがニット製品の企画に必要な
最低限の知識を習得したと認める方にだけ、
その修了過程に沿った「修了証書」を発行します
⒋ 通算受講修了者の中から年間1名の方に、
自分のデザインしたニット(プルオーバーに限る)
を仕様設計書に起し、実際に工場との折衝を踏まえて
1着の実物を作る体験のチャンスをプレゼントします
(10カ月以上取り組んだ方で、この過程を実践できると
当社が評価した方のみ):原料費実費

【研修条件・待遇】
報酬  :無給
交通費 :1日¥1,000.-までで、実費にて支給します
研修場所:(株)インプルーヴ 社内
研修期間:週1回程度 / 6ヵ月以上
曜日/時間:当社都合と個人の条件に合わせて応相談
(午前11:00以降)

【応募方法】
顔写真付きの履歴書に、以下項目についての
PR資料を添えて、先ずはMLでエントリーして
ください。追ってこちらよりご連絡差し上げます。

※ なぜ、当社のインターンシップを希望するのか
※ このインターンシップを通して何を身に付けたいのか
※ 自分の将来の夢、実現したい未来像は?
※ 人生で大切にしている価値観は?

PR資料の表現方法は自由です。作文形式でもコラージュや
MAPの様な形でも構いません。
画像データを添付する場合はPDFかJPGでお願いします。

 :送信先:
office@improve-knit.com

詳細質問など、お電話でのお問合せを希望の方は
078-321-6808 担当:鈴木 までご連絡ください。

「ニット業界の未来を共に愉しくしていける方との
出逢いを楽しみにしています☆」

株式会社インプルーヴ

ー 2018年10月10日

大人のリンキング講座③開催のご案内

今月も開催します♪「大人のリンキング講座」。第3回目です!
男女問わず、参加頂いているこのイベント。
今月10/26(金)もまだまだ参加可能ですので
ご興味おありの方はメッセージ下さるか、
以下FBページのイベントよりお申込みください。
大人のリンキング講座Vol3 ←ご案内

https://www.facebook.com/events/167447804191491/

-----------------------
日時:10月26日 金曜日 
 ・リンキング機使いほーだい!WS /19:00~21:00
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースD
 ・懇親交流会(ご希望の方)  /21:00~22:30位   
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースE        
【参加費】ワークショップ:¥5400.-(税込)
      懇親交流会 :¥2000.-~2500.-程度
-----------------------  

先ずはちょっとだけ。リンキングって何?という人のために・・・

ーリンキング機ー
『ニット製品を縫製するために開発され、
今も尚、高級な成型ニット製品の製造に使われる、
昔ながらの特殊な縫製機械があります。
それが【リンキング機】。
しかも私たちが所有・提供するリンキング機の機種は、
ヤスミ式という日本発祥のフラットタイプのリンキング機械です。
余りに専門的な機械のため、普段の生活にはまず出逢う事も耳慣れも
しないこの機械ですが、実は皆さんが普段着ているニット製品の
製造に欠かせない特殊で貴重ー且つ、超!アナログな機械なんです。
何と、動力は「人の手」です。
電力を全く使わない、超エコなマシンです』

【リンキング機の動かし方動画】↓

https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=ohPXdZUfyZQ

リンキング機の動かし方・初級

それを敢えて一般の方に身直かに触れてもらい、知ってもらおう!
という破天荒な企画。
本格的なレベルでいうと恐らく日本初?!のワークショップ。

工業用のリンキング機に触れ、体験を通して、
日本のこまやかな技術力や、それ(機械)自体を生み出す力、
ニット製品がちょいと割高な価格のワケ・・・
「本物のニット服」と「なんちゃってニット服」の違い・・・
などに、少しでも思いを馳せてもらえたらいいなーと思っています。

おとなのリンキング講座【Vol3】

-----------------------
日時:10月26日 金曜日 

・リンキング機使いほーだい!WS /19:00~21:00
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースD

・懇親交流会(ご希望の方)  /21:00~22:30位   
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースE
        
参加費:ワークショップ:¥5400.-(税込)
      懇親交流会 :¥2000.-~2500.-程度
-----------------------  

第3回は、講義なしで思う存分にヤスミ式リンキング機を
動かしていただきます。
具体的にはいかに真っ直ぐに針に編地を刺せるか…にトライ。

簡単なニット巾着袋つくりに挑戦してもらいたいと思います。
(編地や必要な材料は全てこちらで用意しますので手ぶらでOK!
 出来上がり作品はお持ち帰りいただけます♪)

前回同様、「私、これを刺してみたい!」というものがある方は、
どうぞお持ち下さいませ。一緒にトライしてみましょう~

そもそも、リンキングという言葉には
英語の「単語と単語を繋げる」という意味があるみたいですが、
高度成長期、女性が外で働く習慣が薄かった日本において、
お家にいながらにしてダンナ様以上に稼げる貴重な収入源、
【内職】として日本中に普及しましたが、
やがてアジアへとその役目が移っていき、
今や、当社同様(苦笑)国内で「絶滅危惧種」級の存在。。。

linking

リンキング機

ここから先は、私の裏テーマでもあるのですが…
リンキング機によるニットの縫製のお仕事は、
特性こそ選びはしますが、身体だけでなく知的・精神などに
障がいをお持ちの方でも可能性があるお仕事でもありますので、
関心がおありの方・又は施設の方がありましたら、
私まで個別メッセを頂ければ折返しご連絡させていただきます。

私は、色んな方がこの日本発祥の機械・技術と、
今の国内で暮らしづらく思っている人と
何らかのマッチングの可能性もあるのではないかなーと思っています。
そういう意味でもこのイベントは就労継続支援B型事業所 Bridge+さんを
リンキング機活用のインストラクターにお招きして行っているのです^^

逆に、リンキング機を使ってものづくりしたい一般の人が、
一時使用でブリッジ+さんで機械を時間レンタルすることも可能です。
そういう視点でもご興味がおありの方があれば、是非ご参加をお待ちしています♪

何事も「百聞は一見に如かず」ですよ(*^^)v

株式会社インプルーヴ

ー 2017年12月24日

中学1年生【職業講話】のフィードバック

こんにちは♪
ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)」
をモットーに、一般の方からのオーダーメイド~
大手アパレル・OEMメーカーでは対応できないような
極小ロットの生産サポートを含めた、日本国内・海外生産
の企画など、単なるデザインだけではないニット企画で、
あなたにとってのジャストスペックをサポートする
ニットデザイン・企画専門分野のスペシャリスト
『インプルーヴ』のニット姫です

去る11/17、昨年に引き続きお引き受けして2年目の登板となった
大阪市・大淀中学校の中学1年生向けの「職業講話」。
こちらの中学校は、毎回大阪市近隣の会社や店舗などに依頼して
1年生に社会人の話を聞く機会を作っておられます。

今年も約20人の中学生が私の講話に興味を持って選んで聞きに来てくれました。

あ、因みに上↑のイラストは、昨年の1年生が感想アンケートに書いてくれたもの。
気に入ってニット姫マークにさせてもらってます(´艸`*)

昨年は20人中2人が男子で後は女の子だったのですが、
今年は半数近くが男の子でびっくり(゚д゚)!
どうやら、学年全体に男子の入学が多かったらしいです。

・・・そもそも、神戸在住の私がなぜ大阪市内の学校に??
実は、専門学校時代のクラスメイトがここの中学校の卒業生で、
自分の子供たちも4人ともここを卒業。
その後も、地域ボランティアで学校行事のサポートをしているらしく、
学生時代の苦行を乗り越えた?私に「子供たちに話をしてほしい」と熱烈なラブコールが・・・^^;

私は逆に子供もいませんので、こんなカタチででも子供たちの未来に
何か役に立つのなら・・・と思ってお引き受けしていますw

教室に入ると、今年もカワイイ1年生が出迎えてくれて
元気に「起立! 鈴木先生、宜しくお願いいたします」って(´艸`*)

話の内容は学校から依頼されている概要に沿って、
⒈中学校時代
⒉高校に進学した理由
⒊職業を選んだ理由
⒋社会人になって
⒌中学生に伝えたいことー

大まかにはこんな内容で話しました。

今年は、途中欠伸をしている子供も目立ったので、
ちょっと途中間延びしたたかな^^;
時間無く、昨年のままのテキストで話しましたが
やっぱり事前に練習しとかないと、話もうまくできないものですね(~_~)
チョット反省・・・

そして先日。
昨年もそうでしたが、今年も一昨日受講生のアンケート結果が
学校から送られてきました。

学生達の感想を読むと、
質問で「大人になると、なぜ、何の為に働くのですか?」と
男子中学生からのシンプルな質問に対する回答が印象に残った子どもが
多かった様子。。。

「人のために仕事をするのではなく、自分の為に仕事をするということが印象に残っている」
「自分のこれからの人生にとってとても大切な事を学べた気がしました」
とか、
「自分の楽しい事を仕事にする。お金を稼ぐためじゃなく、やりたい・やってみたい・
やってて楽しい事を仕事にする。という言葉に共感できた」という感想が目立ちます。

後、
「人生に無駄は一切ない。という言葉です。私はソフトをしている時、こんな練習つらいだけで
無駄と思う事がありましたが、これからは心を入れ替えてやりたいと思えるようになりました」
「自分を支えてくれているのは、血縁のある大人だけじゃなく、友達や先生がたも
支えて頂けていると思いました」
という感想。
まわりへの感謝が伝わったのはチョット嬉しかったデス(^。^)

そして、私へのお礼のコメント欄には
「最初の方にインプルーヴは大企業ではない」と仰っていましたが私はそうは思いません。
なぜなら、依頼した人によりよい物を渡す為にたくさんのことを考えている鈴木さんを
すごいと思うからです」ですって~。泣かすこと書いてくれちゃって(/ω\)

「仕事はお金の為に働く、またしんどいものだと思っていましたが、
実際は自分の為であること、自分の楽しいを広げるためであることです。
また、給料はただのお金ではなくその人が頑張った証だと。そう考えたら親はすごいなと感じました。
仕事のことや親のすごさを学べた」
↑いや~、親御さんへのリスペクトまで学んだ貴女がステキですよ☆

「…今までずっと後悔してきた過去をもっと色鮮やかに、後悔しない人生を
送りたいと思ったし、勉強をしなければいけない理由が良く分りました。」

「今回の受講を聞けて、また新しい考え方ができるようになりました。
小説やテレビでは努力して生興している人を見たことがありますが、
実際に見たことはあまり無く、夢に努力し続けている人には語れるだけの
事があることがわかりました。
私ももっと努力したいと元気づけられました。」
なんて、感想も・・・

中学生でも十分に後悔や悩みはあるよね。自分の中学時代もそんな気持ちでしたw
でもこれからの人生の方がう~んと長いから、心配しなくても大丈夫^^
(しかし、私ごときで成功者だとは大きな勘違いですよーーー)

最後に。
私が一番伝えたかったことのひとつがコレ。この子には響いてたw

「勉強がとくいではなくても、なりたい職業をめざしてがんばれば、なんでもできるということ。
自分はとても勉強がきらいです。でも鈴木さんのお話をきいて自分もなりたいなと
思う職業へむけてがんばっていこうということを学習しました。」

はい。そうです^^
勉強超苦手な私でもこの程度までにはなれましたから~☆彡
・・・でも、もうちょっとだけ漢字も書けるようになったらもっと素敵だね!

中学生のみんなには無限の可能性があります。
だから、人と比べてクヨクヨしたりしなくても、人に何か言われて傷ついたり
しても大丈夫!
自分を裏切らずに前を向いて進んでいれば、例え遠回りしても人生に無駄は無し。
必ず道は拓かれるのだから♪

こんなに一生懸命に感想文レポートを書いてくれた、大淀中の1年生の
私の講話にきてくれたみんな、有難うね☆

ー 2017年12月8日

流行りにしてほしくない【サスティナブル】

こんにちは。 
ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーに、一般の方からのオーダーメイド~
大手アパレル・OEMメーカーでは対応できないような
極小ロットの生産サポートを含めた、日本国内・海外生産
の企画など、単なるデザインだけではないニット企画で、
あなたにとってのジャストスペックをサポートする
ニットデザイン・企画専門分野のスペシャリスト
『インプルーヴ』のニット姫です

本日お題にさせていただいたのは「サスティナブル」という言葉。

もう10年以上前から社会の課題として言われていましたが、
ここ数年アパレル・ファッション業界でも特に聞かれる
keywordとなっていて、
先日の繊維関係業界新聞の一面の見出しでも
「サスティナブルに踏み出したハイファッション」として
取り上げられていました。

そこに書かれているのは、
「ナショナルブランドがこぞってファー(動物の毛皮)を使わない
と宣言した」
とか、
「僕の服は半年経ったら捨ててくれ」と言っていたトムフォード時代の
グッチから、「毎シーズン少しずつ買い足せる」提案をする
アレッサンドロ・ミケーレの発信は隔世の感を感じるー
などといった世界の2018年春夏コレクションの傾向を背景に、
「ラグジュアリーブランドの企業姿勢も問われる時代になった」ーと
いった内容でした。

でも、業界のこの言葉への捉え方には
前からなんかチョット違和感を感じてるんです、、、私。

そもそも「サスティナブル」って、どういう意味なんでしょうね。
直訳すると「持続可能」ですよね。
ググってみると、「将来の社会や環境などを損なわないような」という
風にも訳すようです。

じゃあ、「持続可能」ってどういう事?

動物愛護の観点や、エコももちろん含まれるとは思いますが
もっと広義に捉え浸透させないとないと、
ことアパレル業界においては、単なる流行り言葉でファッションの流行の
ような扱いになってしまいそうな危険な気配を感じます。。。

わたしなりの勝手解釈は、
誰かに何某かのしわ寄せがいって誰かが困難を被ったり、
供給過多になって、必要とされないモノを大量に生みだして
捨ててしまわないといけなくなったり。。。
そういうことをなるべく少なくして、
「私たちの子孫の未来をも守りましょう(=地球の持続性)」
ってことなのかなーと、捉えています。

ーかといって、そんな大層な事はできません。
でも、先ずは身近な自分の周りの社会環境からなら、
見直せることはあるんじゃないか、と思います。

例えば・・・
当社も推進メンバーとして活動している
【「作り手の想いを着る人に届ける」プロジェクト】。
ここで今、中期の方針として掲げているのは
【10着をつくる】
(10着の生産量でだれもがHAPPYになる仕組みをつくる)
というものです。

エンドユーザーの安心・安全と、期待値を越える歓びを
届けられる【10着をつくって届ける】こと。
そして10着を作り続けられる【持続可能なモデルづくり】という、
身直かな超難関を越えられるように、越えた向うの豊かな景色を
めざしてそのプロセスを愉しみつつ活動しています。
日本の「大量生産・大量販売、いいものをより安く」への反逆活動です(笑)

そして、「学びから生まれる高齢者の生きがいをつくる」がコンセプトの
【cocoloito(ココロイト・心糸人)】活動。
こちらは、任意団体としてやってきた約3年の活動で漸く一つの形が
見え始めたところで、今月、今までずっと活動の拠点としていた白鷺団地
がある堺市にて、NPO法人ココロイトとしての認定を頂けました。
又、今年は大阪NPOセンター主催のソーシャルビジネスコンペでも
準グランプリをいただく等、少しずつ周囲からも評価いただけるように
なってきました。
これも、社会にHAPPYをもたらす【持続可能なモデルづくり】が一番の課題。

実業でも、インドのオーガニックコットンをフェアトレードの仕組みを用いて
オリジナル製品を製作・輸入している企業さんのニット・カットソー製品の
企画をお任せ頂いて、インドの人達と切磋琢磨しあったり。

あ、いえ誤解されては困るのですが、
私たちは「サスティナビリティ」ありきで意識的に活動している訳ではないし、
偉そうに謳うつもりも全然ないのですが、
誰でも日々の暮らし、自分の仕事の中で感じる「このままで誰か任せにしてて
いいのだろうか・・・」
なんて思う事ってありますよね。
そんなことを、気付いちゃったのなら気付いた人が、
解決の方向性に少しでいいから
自分の行動に繋げてみる、1歩踏み出してみる。
共感してくれそうな仲間を作ってみる、語り合ってみる。。。

決して無理せずに。持続可能な範囲で。

【サスティナブル】って、そういう身近なことからでも始まることなんじゃないかなーと。。。

自分の周りの人達みなんなで一緒に健康に笑顔で未来に夢を描けるように。

自分一人だけじゃない健全な環境を想像して暮らせば、気付かぬうちに行動につながり、
同じ感性の仲間がまわりに集う。集う仲間が増える。
それがすなわち「将来の社会や環境などを損なわないような」=サスティナビリティなんじゃないかな・・・

つまり、誰でも出来る【自分の生き方を決めること】から始まる。
ーな~んて、思ったりする今日この頃です。

ー 2017年8月24日

Workshop PARTY 2017 Summerに参加します

こんにちは♪

お盆休みが明けても一向に涼しくならない、まるで香港のような
湿度高い神戸ですが、
皆さんのところは如何ですか?
今年は関東はとても涼しいらしいですね。
雨が多いのは困りものですが、涼しいというのは羨ましいです^^;

ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーに、一般の方からのオーダーメイド~大手アパレル・OEMメーカーでは
対応できない極小ロットのニット商品の生産アドバイスを含めた日本製、海外生産の企画など、
ニット商品企画・単なるデザインだけではない、あなたにとってのジャストスペック・サポートを提供する、
ニットのデザイン・企画という専門分野のスペシャリスト・
『インプルーヴ』 のニット姫です

『長いと思った夏休み。
なのに、あっという間に8月は終わってしまいます。
思い出作りできたかな。
さて、今からどうしよう。。。』

皆さんのお子さんの夏休みももうすぐ終わり。
夏休みの宿題は完ぺきですか?
私の子供の頃は、図画工作だけは好きで最初に終わってましたが
他の読書感想文とか、算数ドリルとかが最後の最後まで億劫で~^^;

でも、同級生の中には真逆のお友達も当時クラスにはいっぱいいましたw

そんな子供たちの(親御さんの?!w)お悩み解決するイベントが
ニット姫のお城があるKIITO内で行われます。

Workshop PARTY 2017 Summer

Workshop PARTY (ワークショップパーティー)は、神戸を中心に活躍するアーティスト・クリエイターが
一同に集まり、手軽にいろいろな体験ができる、夏休み最後の週末に親子で楽しめるお助けイベントです。

こちらの主催者でもあるOniceさんと、KIITOがきっかけで先日知り合い、意気投合♬
【インプルーヴニット倶楽部】の拠点があるKIITOでのイベントなので、私たちもワークショップで
協力させていただくことになりました♪

ワークショップの内容は、先日出展協力させていただ『ファミザニア2017』
でも小さな子供たちに好評だった【変わり毛糸を組合せてつくる
ニットポンポンのヘアゴムつくり】をワンコイン¥500で提供させて頂きます。

普段皆さんがイメージする一般的な「毛糸」とはひと味違った、海外製のキレイな色のものや
変わった形状の糸など沢山ある中から、子供たちの感性で自由に組合せてつくる、
まさに世界に一つしかないニットポンポン!

まるで、絵の具の色を組み合わせるかのように選ぶのがとても楽しいワークショップです(#^^#)

あ、このポンポンつくりのワークショップは、子供たちだけじゃなく、大人の参加もOKですよ^^
おとなの方なら、お手持ちのバッグに付けるチャームにしたり、
ラッピングのリボン代わりにポンポンごとプレゼントにしたりも喜ばれます(#^^#)

ギフトラッピング例

夏休み最後の日曜日、「どこに遊びに行こうかな~」なんて思っている方、
宜しければと一緒にニットポンポンつくりましょ(^_^)/

Workshop PARTY 2017 Summer

ー 2017年8月7日

ファミザニア2017参加してきました!

こんにちは。
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーに、一般の方からのオーダーメイド~大手アパレル・OEMメーカーでは
対応できない極小ロットのニット商品の生産アドバイスを含めた日本製、海外生産の企画など、
ニット商品企画・単なるデザインだけではない、あなたにとってのジャストスペック・サポートを提供する、
ニットのデザイン・企画という専門分野のスペシャリスト・
『インプルーヴ』 のニット姫です

先週末の8/4、前回のBLOGでご紹介した「第12回 ファミリーホーム全国研究大会inOsaka」
のイベント、ファミザニア(なんちゃってKザニアw)にデザイナーの
職業体験ブースとして参加してきました。

全国のファミリーホーム事業者さんがシンポジウムを行っている間、
子供たちはこの「ファミザニア」イベントを通して、世の中に色々ある
職業について体感してもらおうというもので、横断幕には「みんなで描こう未来予想図」と掲げられていました^^

当社ブースは、当に【ファッションデザイナー】の王道、
デザイン画を実際に描いてみよう!という、ちょっと大きな子ども向けと、
小さな子ども向けに、変わり糸を選んでつくる【ニットのポンポンヘアゴム】
コーナーの二つのコンテンツを用意しました。

デザイナー体験コーナーには、私たちが普段使っている専用の画材などを
そのまま持っていき使ってもらいました。

デザイン画体験は、予め用意した下絵2種類の中からパンツスタイル用か
スカートスタイル用かを選んでもらい、その下絵の上に鉛筆描きで
好きに服をデザインしてもらいます。

それにペン入れをして、消しゴム掛けたら、その上に肌の部分や髪の毛
部分にマーカーで影入れ。
次に、洋服部分に好きな画材を使って着色。
最後はスタイル画の脇に自分の名前をサインをして完成です(^_-)-☆

なんと、今回のイベントのスタッフTシャツの製作を請負われたのが、バンブーの土井社長で、
私もとても仲良しの方なので急遽直前にブースシェアをして一緒に出ましょ!
ということになり~^^

お陰様でとっても賑やかなブースになりました

バンブーさんは、無地のキャンパス地バッグに、
予め用意されたステンシルを使ってペンで直に好きなイラストを描いて
持帰れるというワークショップを用意されていました^^
これが子どもたちに大人気!

みんな楽しそうに思い思いの絵を描いていました~。
ステンシルを上手に使って配置まで当にデザインしている子どももいれば、
自由奔放にフリーハンドで描く子も!

オリジナルのポンポン作りも、比較的小さい子供たちにもハードル低く
できることもあり、隙間なく参加希望者が~(#^^#)

目立つTシャツを着て写真に映っている方は、今回私一人で対応できるか
心配だったのを察してお手伝いを買って出て下さった「ナカハタサービス
センター」の中畑社長で、このイベントへの参加を薦めて下さった方ですw
ポンポンメーカーの扱いもすぐに覚えて、子供たちへの教え方もうまくて
びっくりでした。
お聞きしたら、自身もお子さん3人おられるそうで!なるほど~な対応w

さて、デザイン画を描くワークショップの方の体験希望者は全部で4人だった
のですが、4人とも目指して来てくれていたのが嬉しかったです^^

又、4人ともとっても上手でびっくり!
描画もうまいし、スタイリングのバランスも良い。
色の塗り方も、ライン取りも丁寧です。

何より、デザインを愉しそうに考えている姿が◎(#^^#)

ポンポンの方も、選ぶ糸の種類や色で、出来上がりは千差万別。
みんな世界でひとつだけの自分オリジナルのポンポンを手や髪に。

ブースの方は子供たちが途切れる間なく。
待ちかねる子どもたちを察して予定の2:00より少し早くオープンした
こともあって、終了の5:00を待たずして先ずはバンブーさんのバッグ
が材料出尽くしで終了。
その次に、当社も用意してきたヘアゴムが出尽くし、ポンポンだけでも
作りたいという子どものみの対応に^^;
(もっと用意してきてあげればよかったです~)

他のブースを見学する時間がなかなかなかったのですが、
警備会社さんの【警備員体験】とか、

貸衣裳屋さんの【ドレス着用体験】とかも人気だったみたいです。

又、今回当社と同じく「兵庫県中小企業家同友会」という団体経由の依頼で
参加されていた、神戸で有名なパティストリー、レ―ブドゥシェフさんのブースでは、
佐野オーナー自らが腕を振るって子どもたちにマジパン作りの体験を
提供されていました(´▽`*)

ーということで、子供たちが大喜びのままイベントは無事に幕を閉じる
ことができました^^

最後は、この兵庫県中小企業家同友会から参加させてもらった4社で
記念写真をパチリ(^_-)-☆

初参加の感想としては、正直もっと職業を意識するような話しかけを
してあげたらよかったなーとか、色々思う所ありましたので、次回機会
があったらブラッシュアップしたいと思います。

このイベントを通して改めて感じたことは、子供たちに自分の未来像を描く
「場」の大切さです。
これは何もファミリーホームの子供たちだけでなく、等しく子供たちに
必要な機会なのではないかと思いました。

そうすることで、色んな職業・職人の世界に就きたいという子供たちも
出てくるのではないか・・・
取敢えず大学に行ってから考えるーばかりでなく、最初から目指して
飛び込める職業も沢山あります。
そんなことをもっともっと伝えてあげられたら、ファッションデザイナーを
目指す子供たちも増えてくれたら嬉しいものです。

・・・と共に、目指してもらえて、食べていける環境をつくるのも
私たちの仕事のひとつだとも感じました。
目指させるだけというのは、あまりに無責任ですもんね^^;

ささ、大人たちも、まだまだがんばろーーー!

ー 2017年8月3日

「ファミザニア」って知ってます?

こんにちは♪ 

ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーに、一般の方からのオーダーメイド~大手アパレル・OEMメーカーでは
対応できない極小ロットのニット商品の生産アドバイスを含めた日本製、海外生産の企画など、
ニット商品企画・デザインだけではないフルスペックでのサポートができる、
ニットのデザイン・企画という専門分野のスペシャリスト・
『インプルーヴ』 のニット姫です

さて、皆さんは【ファミザニア】って、聞いた事ありますか?

これは、ファミリーホームの子供たちに職業体験ワークショップを通して、
ホーム卒業後の自分の未来予想図を描くきっかけになってほしいと始められて
いる、
一般社団法人 日本ファミリーホーム協議会が主催する「ファミリーホーム全国研究大会
inOSAKA」のコンテンツです。

今回ひょんなご縁を頂き、(株)インプルーヴは『デザイナー』の職業体験ブース
として協力させていただくことになりました。

大会主旨には、
【子供たちが、夢や目標を描いて、未来を見て生きて行ってほしい。という願いを込めて
今大会のテーマを『DREAM COME TRUE~みんなで描こう未来予想図』としました。
子供たちの持つ「生きる力」を信じて、出来ない事や弱い所は誰かに助けてもらいながら
自分自身の人生を自分で切り開いていく。という希望を持つことに繋げていきたいと考えています。
子どもたちが自分で思い描く、未来予想図の主人公として生きて行けるようなサポート
をしたいと思い、そのためのプログラムとして、近畿ブロックで大注目の「Famizania」(お仕事体験)
を全国大会で開催し、子供たちの夢や目標を持つきっかけ作りをしたいと思います(ー略)】
とあります。

famizania2017

具体的には、比較的大きな子ども向けには、予め用意した下書きのスタイル画に
好きな服を上描きしてもらい、色鉛筆やマーカーを使って好きな色にぬりえまで
してもらって、持帰ってもらうというものです。
これは、以前神戸の中学3年生の「Kuトライやる」でやってもらったことがあるのですが
とても好評でしたので、それの簡易版を考えました^^

小学低学年以下の小さな子供たちには、ニットの変わり糸を好きに選んでポンポン
メーカーでつくるポンポンのヘアゴムつくりを体験してもらおうと思っています♪

わたしがお声を掛けて頂いた団体からは、レーブ ドゥ シェフさんが一緒に出ます。
社長自らがスタッフさん2人を連れて、「パティシエ」体験を提供。
マジパンつくりをするそうです^^

他にも、自動車整備士や看板屋・美容師・農家・ゲームプログラマー・税理士などなど・・・
実際に働いている企業が提供する職業体験はきっとリアルでしょう☆彡
出展する側としても、とっても楽しみデス。

私も、若い頃に分けあって親に頼れず、10代で独立し自力で専門学校を卒業して
今の職業に就きました。
その間には、本当に感謝してもしきれない沢山の他人の大人の人に助けてもらって
今の自分がありますので他人事に思えないところもあります^^;
ーので、その恩返しを次の世代にパスできたら・・・という想いで引き受けしました。

少ない時間ではありますが、その中から自分に向いてそうなこと、愉しい未来を描ける
様な心を育んでくれたらいいなーと思います(#^^#)

…ちょっと訳ありで只今右肩を負傷していますが、痛みをふっ飛ばして行ってきます♪

ー 2017年7月29日

【働く】ってどういうこと?

こんにちは♪
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」をモットーに、
一般の方からのオーダーメイドから、大手アパレル・OEMメーカーでは
対応してもらえないような極小ロットのニット商品の生産アドバイスを含めた
日本製、海外生産のニット商品企画・デザインまでのフルスペックサポートもOK。
とにかくニットに特化したデザイン・企画という専門分野のスペシャリスト・
『インプルーヴ』 のニット姫です

突然ですが質問です。
皆さんにとって〝働く〟とは、どういうことですか?

私の場合の〝働く〟=仕事・役割とは、作り手と着る人の
相互の心の声を翻訳することだと思っているんですが、
そもそも〝働く〟を一言でいうなら・・・どう表せばいいんだろう?

一言で表せず言葉が、バシッとはまらずもやもやしていた私に、
-昨日何気なく観ていた「メンタルヘルスと経済学」をテーマにした
TV番組の中で、大槻ケンジさんが、納得の答えをくれました。

『働くことは、自分と社会・世界がつながっている証。
それが心地良ければ人は健康でいられるのでは』-at大槻ケンジさん

人は、誰しも誰かとつながっていることを実感するために働いている。
確かに、どんな仕事も実はバラバラの働きではなく、
大きな意味で共働作業をしていると言えますね。

そんな共働の気持ちは、買って下さるお客様に喜んで頂けて
初めて「心のご褒美」となり、健やかな気持ちで日々暮らしていける。

その「心のご褒美」が、なかなかフィードバックされないのが
もどかしい・・・
(本当にお客様に喜んで頂けているのかな?)実感できない不安。
逆に、お客様も不安・・・
(その商品が、自分にとってどんなステキを齎してくれるのか?)
納得できないと不安・・・

そういう不安を感じることなく、作り手から買う人まで
相手の存在を実感しあえる環境。
まるで【サラサラの血流がぐるぐる体の中を健やかにめぐる】かの様な。

そんな循環系が当り前の世の中になったら、、、
何かステキだと思いませんか(#^^#)
そしたら、メンタルヘルスで悩む人の数もうんと減って
沢山の人が自然と楽しく働けるようになるんだろうなー。

大きなことはできませんが、自分の身の回りの小さなことからでも、
そうういう気持ちで日々改善(Improve)を心掛けたいです^^

ー 2017年7月23日

creema HMJ2017 にココロイトで出展中です!

おはようございます~。

アパレル業界のニット姫
です(笑)

今日はクリーマーさん主催のHMJ2017で東京ビッグサイトに居ます♪

HMJ2017ココロイトのブース

TSUNAGARITTOのiPadタブレットケース

creema社長のDJ

↑夕べの出展社懇親会の時のクリーマー社長からのおもてなし?!w
自らMCでレコードまわしてます☆彡 多彩な方ですね♪
写真ばっかでスミマセン^^;
詳しい報告は帰神後に!

ー 2017年7月11日

度目についてー学生への講義資料作成にて

こんにちは♪
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」をモットーに、
一般の方からのオーダーメイドから、大手アパレル・OEMメーカーでは対応してもらえないような
極小ロットのニット商品の生産サポートを含めた日本製、中国製ニット商品企画・デザインまで。
ニットのデザイン・企画という専門分野のスペシャリスト、『インプルーヴ』 の
ニット姫です(笑)

※先日、とても親しくお付き合いしていただいている
社長さんにFaceBook上で「ニット姫」と呼ばれたのが
実物とのギャップ含めて何か面白かったので
しばらくキャッチーにしてみますw

(イラストは職業講話に行った時に中学生が
感想文に落書きしくれた似顔絵です♪)

さて、この春から半年タームの約束で担当させてもらっている、大阪モード学園の
夜間「ニットスペシャリストコース・基礎」も折返し地点まで来ました。
先週漸く編機の構造説明に入り、今週はその続きで、針の動きとそれによる編地の
種類・特徴の違いなどを講義しようと思います。

ただ、実際に機械をみたことも無ければ、手編みすら初めての学生達1年生~4年生まで
20人総合クラスなので、如何にリアルにイメージさせるかに悩みます~(~_~;)

先週は講義のみだったので、約50枚用意したPPT資料で2時間丁度だったので、
今週もまあまあ同量の資料作成が・・・
(大阪MODEさま、お願いだから、今年一回で終わりにしないでね~(´・ω・`)

作成中の資料の中をちょっとご紹介^^

これは、機械編機の構造で基本となる、編み針の作動の種類、ニット・タック・ミスの
違いを説明する図です。

これらの図は、昔サラリーマン時代に習った時の資料を引っ張り出して来て、DATAベース
にし、それに加工を加えたりして作っています。
(見覚えのある人もいるでしょうね^^;)
これを、実物の編機の針を触らせたりしながら説明していきます。

それでも、その結果どんなふうに編地の組織に違いがでるのかまで理解できないと思うので、
社内資料の中から同じ糸で編んだリブ編地や片畦、両畦などの組織違いの編地を持参して
目で見て、触って、確認してもらおうと思っています。

触れさせる資料も、なるべくイイ物を手にして触感を大事にしてほしいので、今回は
カリアッジ社(CARIAGGI社)のカシミヤ(Cashmere)100%紡毛の編地をチョイス。
貴重でしょ♪

ゲージの違いと編地の違いのパートでも理解を深めるために、1種類の糸で12GG(自動機)
➡7GG(自動機)➡5GG(自動機)➡3.5GG(手横機)まで本数取りを変えて編んだ編地を
持参して、1本の糸からどのようにしてデザインの幅を広げて考えることができるかー
について説明したいと思っています。

 

そして、編機の基本知識で絶対に外せない「度目」と「巻き下げ」についての説明したいと
思っています。
度目は勿論最重要項目ですが、編地には必ず「捨て編み」を付けて編み「抜き糸」を入れて
編む意味を説明する流れでも「巻き下げ」機能の重要性を理解してもらう必要があると思うからです。

普段、何気なく当たり前に使っている「度目」。という用語も、学生達にとっては???度詰め?度甘? 
ーそんな専門用語を伝わる様に工夫する為に社内にある専門書を引っ張り出したりググってみたり・・・
(業界お仲間さまのHPなどからも情報収集させて頂いてますw有難うございます☆)

改めて、伝える難しさと、ニットの奥深さを感じ入る作業となっております~(#^^#)

先日学生から、「なんで先生はそんなに多岐に豊富な知識を持ってはるんですか!」って
聞かれたんですが・・・

やっぱ、ニットが好きだからですわ。どうやらワタシ(´艸`*)。

ー 2017年5月18日

お客様から「本当にいいね」といわれるには

こんにちは♪ 
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」がモットーの 
『インプルーヴ』 です。

今朝の業界新聞の一面にとても共感する記事がありました。
大見出しは「作り手が流通を作る時代」
記事は合繊の素材メーカーさんが、アパレルブランドの企画・開発を行う会社に出資して、
24カ月連続でクラウドファウンディングを活用して新機能商品を発信し、コンセプトの輪を
広げるという活動を紹介する内容です。

その中で、織物メーカーさんがこんな発言をされています。
『当社は新卒を積極的に採用して、生産現場は元気。開発した合繊には「機能と技術力」が
詰まっています。
しかし、客にとっての価値」を問われると、実は良く分っていない。
正直、作る側は要望されれば何でもできる。
しかし、実際に生産したものは、客先のあいまいな要望を形にしているのであって、
消費者の声を直接聞き取って作ったわけではない。

極論すると「要望に似たもの」に過ぎないのです。
我々は作り手も理論を取り払い、「本当にいいね」と言われる素材を開発したい。』 -と。

当社はニット主軸の商品企画・デザイン~生産工場との中継役などを一貫して請け負う
仕事をしているのですが、その現場も全く同じ状態で同じ課題を抱えています。
それで、私たちもこの現状に危機感を感じ、ちょっとユニークな活動をしています。
「作り手」に「着る人」の望みをしっかりと
吸い上げて正確に伝え、その望み以上の歓びを着る人に届ける商品づくりの仕組みを
作れないだろうかーという思いで、丁度1年ほど前に立ち上げた「作り手」の想いを「着る人」に届ける
というプロジェクトです。

現在の参加者は、
● ニット工場 1社
● 小売店 1店舗
● アパレル副資材メーカー 1社
● ニット企画・デザイン会社 1社
● 仕組みコーディネーター 1社
ーの構成です。

昨年冬に、このプロジェクトで初めてのチュニックプルオーバーを
お客様に届けました。
この時は、まずはお客様ニーズを仮説で立ててデザインしたものをサンプリングし、
サンプルを通してお客様にお声を頂きました。
そんな中で頂いたのは、「Vネックは好まれない方が多い」という結果でした。

なぜ「Vネックが好きじゃない」のか?
なぜ「丸首」の方が好きなの??
・・・原因は果たして本当に「V」の形なのだろうか??? 
ー作り手みんなで話し合う中で思ったのは、
「胸元が開くのが好きじゃない」からなのでは?
➡胸が開かないVの形だったらどうなのかー。

そして、私たちはこの写真の様に胸元を「胸元が開いていないVネック」にアレンジして
お客様の元に商品をお見せしてみました。

結果は、「ああ、これなら気にならないわ~」「衿から前中心にかけてのデザインラインも
スッキリ見えていいわね^^」というご意見と共に、お客様のお手元に届けられました。

私たちは今、2作目の商品として夏の一番暑い時に「涼しい秋物プルオーバー」を届ける企画を進めています。
今回もお客様からのお声の裏に隠れている潜在ニーズに耳を傾けながら、何度か試作を繰り返し、
やっと納得いくところまで突き詰められたので極小ロットの生産に取り掛かるところです。

ここで、新聞記事に戻ってエンドユーザーのお客様から「本当にいいね」と言っていただくこととは
どうゆう事なのか・・・について、少し考えてみたいと思います。

お客様が「本当にいいね」と言って下さるときとは、その価値が伝わった時。
期待以上の満足を感じて頂けたとき。
じゃあその「価値」「満足」って、何なのでしょうか。

公式にするとしたら、
「お客様が感じた価値」-「事前期待値」
という感じと考えます。

そして、そのお客様が事前に思っている期待値を超える価値をお届けするために大切なのは、
お客様自身も気付いていないことにどれだけ応えることができるかーに尽きるのではないか、と。

我々「作り手」の想いを「着る人」に届けるPJTも、ここを最もキモにおさえて引き続き想いを
お届けしてまいりたいと思っています。

そして、私たちは、一緒にお客様の想いに応える活動に賛同・参加いただける小売店さんや
メーカーさんを常に募集しています。

ご興味がある方はいつでもお問合せフォームからご連絡くださいませ(#^^#)
活動メンバーや日頃の様子はFBページからご覧いただけます(~o~)
「作り手」の想いを「着る人」に届けるFaceBookページ

#「作り手」の想いを「着る人」に届ける
#1本の糸から未来を改善(Improve)
#ファッションを通して様々なコンプレックスで区分けなく輝ける社会・文化をデザインする

ー 2017年1月23日

「ちちんぷいぷい」に当社が参画しているcocoloitoが登場!

告知が遅くなってしまいましたが、先週末にcocoloitoに入ったTV取材の「ちちんぷいぷい」。
放映が本日1/23の15:50頃からだそうです~☆
1本の糸からのものづくりを通して、高齢者の皆さんと若者たちとがいきいきと交流している様子を
ご覧頂けると思います。
この高齢者の方々の笑顔に、ひとつの未来を描く「つながりからうまれる生きがいの創出・cocoloito(こころいと・心糸人)

日本が絶対に避けられないこれからの高齢化社会に向け、新たなソーシャルビジネスの形の模索に
向けて、当社もプロボノ活動として参画している「cocoloito」。
具体的にどんな活動なのかをご理解頂ける絶好の機会?!
可能な方是非ご覧くださーい♪

ー 2017年1月10日

中学1年生への「職業講和」初体験

こんにちは♪
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」がスローガンの 『インプルーヴ』 です。

昨年の12月はイベント目白押しで何かと慌ただしかったのですが、中でもちょっとプレッシャーがかかるお役を
仰せつかっておりまして・・・
それが、中学1年生への「職業講話」のスピーカーというお役目です。
今日は、その初体験に付いて記録を残したいと思います。

昨年の夏が終わろうとする頃、とあるご縁を介して大阪市の梅田にある大淀中学校というところから依頼を賜り。。。
「何でデザイナーになったのか、とか中学生に話をしてあげえくれへんかなー」「いいよー」位のノリで最初軽く請けたのですが、
日が近づき色々詳細をお聞きすると、大体20人前後の学生を前に教室で話をするらしく、他の
スピーカーさんの顔ぶれをお聞きすると「○売新聞社」さん「○島屋百貨店」さん、超老舗和菓子本舗の創家の方などなど… いやいや、結構本格的やーん(~_~;)
(そんなところになんで私がラインナップに、、、)と言っても、今更お断りはできず、、

改めて中途半端なことはできないなーと、中学生に理解できるように「伝える」ことに真剣に取り組みました。 資料作成に半徹夜で休日まるまる2日間^^;

その職業講話を聴いてくれた生徒さんたちからの感想文を、年末に学校が送って来てくだいまして。
それが、みんな用紙にぎっしりと感想をしたためてくれていて、とても嬉しくなりました。
こんなプレゼントが返ってくるとは思ってませんでしたし。

PPTに色々工夫した甲斐あってか、学生たちが賢いのか、感想文には思いの外自分が伝えたかったコトが
響いていたようで一先ずほっと胸を撫で下ろした次第です。

ohyodo jr high scl

感想文の中には「高校選びの時、職業などの専門的な高校へ行かず、一般的な普通校への進学を
決められた先生の理由がとてもよくわかり、参考になりました。 私もダンサーという夢を持っているので、
専門的なことばかりをもとめず、まず基本を一から見直してみようかなと思いました。」
などという声や、ほかにもバレリーナを目指したい人、「ファッションデザイナーという仕事がやりたい!と
憧れを抱いたことがあった…」人、「…マンガ家になりたいという夢があるのですが、今までは絵を描く
練習や物語を考えたりしていたけど、それだけではだめなんだということがわかりました…」
というコメントなど、夢を秘めて話を聴きに来てくれてたんだなーと思うと、改めて自分の子供時代を思い出しました^^

そして、同じく学校の先生から頂いた授業中の写真がこちら^^;↓
私は子育ての経験がありませんので、最近の中学生ってどんなんかな~と思っていましたが、
案外私たちの頃と変わってませんでした♪
スピーカーの職業がファッションデザイナーだったので、大半は女の子でしたが、中に2名男の子も参加してくれていました。
彼等には、私の専門学校も約30人のクラスメートの中に2人だけ男の子がいた話もしてあげました^^

さて、折角がんばって作ったので、以下は持ち時間90分の講話のPPTを備忘録までご紹介^^;
私の中学時代の秘蔵写真までクラウド初公開ですよwww


学校から事前に与えられていた課題は、「現在の中学生に伝えたいこと」として
① 中学校時代の様子

②高校に進学した動機・目的

③現在の職業を選んだ動機・目的

④現在の職業についてー

⑤現在の中学生に望むこと

この5つのテーマが必須でしたので、そのまんまそのテーマに沿ってお話しました。

先ずは軽くプロフィールから^^

この間お正月に実家に帰省した時にたまたま私の子供時代の話になり発覚したのですが、
どうやら家が東京から大阪に引越してきたのは私が3歳になる直前だったことが分り・・・
私、ずっと勘違い|д゚) 図らずも経歴詐称してました(苦笑) 
~なるほど、東京育ちの空気はほんの欠片ほどもないはずですわ^^;

① 中学校時代の様子

中学時代、成績は中の中~下? 勉強は正直キライでした^^;
特にひどいのは数学・社会・英語・理科etc・・・
得意だったのは国語・美術・体育・・・

そして、何より部活に明け暮れる3年間でした。
部活は器械体操部で、3年間学年リーダーで3年目は主将でした。
器械体操は、チームスポーツと違って自分自身の恐怖や不安と向きあって打ち勝った結果の個人得点の
合計点がチームの得点となるスポーツで、今思うと専門職社会の仕組みに似ています。
それを踏まえて、他人と自分を比較せず、自分自身のベストパフォーマンスを追求し続けたら、
自然と周りが認めてくれるようになるよーってことを話していたら、あの頃の自分に語り掛けている様な
不思議な気持ちになりました。

↑ ーそして、何とはなくですが子供たちにも言いたかったことは伝わったのかな^^
こんな感想を寄せてくれた生徒がいました

次に…
②高校に進学した動機・目的

これは、自分が希望するファッション系の専門学校へ進学するには高校卒業の資格が必要だった事、ファッションを学ぶ前に一般基礎は何事においても必要と考え、普通科の高校を選択した事、などを話ました。

③現在の職業を選んだ動機・目的
ここでは、私がファッションデザイナーという職業を最初に目指した小学生時代の作文を紹介しました。
誤字脱字満載の作文は、敢えてそのまま活字に起こしました^^;
「絵を書く」➡「絵を描く」やろーが! って、当時のアホな自分にツッコミながら~。・。・。

そして、そうはいうものの、目指すのが【ファッションデザイナー】に収まるまでに色んな職業に
憧れたことを、当時を思い出しながら話しました。


④現在の職業についてー

社会人になって・・・
あの頃、ひとつ年上の先輩から10歳以上も年上の先輩方までが一緒になって働く大所帯で学んだことは、
今の私の仕事上の全ての基礎になっています。
入社研修一つをとっても貴重な学びの機会を頂いた、と採用して頂いた創業社長に対して
今でも心からの感謝の気持ちでおります。

そして、私の職業を具体的に理解してもらうために、業界地図的なものをつくって説明しました。
正直、ここからのスライドが一番時間掛かりました~(>_<)

ここで私が工夫したのは、子供たちに一番身近と思われるお店=普段洋服を買いに行く場所で接する、お店で働いている人から話を進めたことです。

ーというのも、その昔社会の歴史を学ぶ際に、縄文時代から離されてもちっとも興味がわかなかったけど、
近代=おじいちゃん世代の子供の年代から話を遡ってくれたら、もう少し歴史も好きになっていたと思う経験を踏まえてw


販売する店員さん以外にお店のディスプレイをする専門職があること、お店に並べる商品を探して
買い付けてくるバイヤー、その商品管理をする仕入管理など・・・と話を始め、買付に行く場所が
アパレルメーカーと言われるところ、そこにも沢山の職種があって、其のメーカーから依頼を受けて商品をつくる
工場が国内外にあり、海外生産には商社さんと言われる業者が介在し、貿易実務などを代行する職業などもあり・・・と言った流れで。


そして、ファッション業界の其々の職業についてー
具体的にどんなことをするのかーなど。

次に、その中でも「ファッションデザイナー」って、どんな事をする仕事なのか。
関与する領域について、子供たちが飽きないように、なるべく写真や絵を多用してまとめました。


仕事の各工程の具体的な説明ー

などなどを踏まえ、「デザイナー」という肩書でも実際に絵を描く仕事は全体の3割程度だよーと話すと
とても驚いてました。
予想通り、思いつくままにスラスラと絵ばっか描いている職業だと思っていたようで~^^;

ーでも、これって、案外中学生だけの話ではなく、業界同士の中にでもそんな風に思っている人も少なくないんじゃないか、、、って思う時があります。
故に、「ねぇ、ちょっとササッとデザイン画描いてくれへんかなー サービスで♪」
なんて仰る方にちょくちょく出遭います。
もちろん、丁重にお断りしますがw(人の職業をなめんじゃねー!と心の中で叫びながら)

なんだかんだと書きましたが、この資料をまとめながら私が最後に子供たちに伝えたかったのは、
「人のため(人に褒められるため・評価されるため)ではなく、自分自身の為に努力していれば、
例え望む未来に辿り着けなくてもその過程に必ず未来は拓けている」

というメッセージです。

大人になって思うのですが、誰かと比較することで自分に優劣をつける癖は、私は止めた方がいいと思っています。
中学高校時代、器械体操や新体操の競技の部活で学んだことは、自分自身を克服しないと未来は拓かないということで、
大人になって周りを見渡すと、社会の中で誰かに褒められることや評価されることに優先順位を置く人ほど
自分を見失う人が多い様に感じます。
それって、癖のようななものじゃないか、と。。。
なので、子供時代から違う癖をつけたら大人になった時、心が強くいられるひとになってくれたらいいなーと。。

そう、「人生に無駄はひとつもない」と、私は本気で思っています。
これは私が50年間で体感で学んだことであり、もしできるなら中学時代の当時の悩める自分にタイムスリップして伝えてあげたい一番の言葉。
それを彼等へのエールにー。。。

がんばれ!現代の中学生諸君!

ー 2016年5月28日

御礼【トゥルーコスト映画鑑賞会in神戸】開催を終えて-

こんばんはー。 『インプルーヴ』 です

先日4/13のブログで 「 ザ・トゥルーコスト  ~ファストファッションの真の代償~  」という映画を

神戸で自主上映する記事を投稿致しました。

『ザ・トゥルーコスト~ファストファッション 真の代償~』鑑賞会

↑この自主映画上映会の準備は、かれこれ2月頃から有志4人で会場探しから準備を始め、

目標100人、最低80人で広報したイベント。

先日5/26に無事に、ここ神戸・三ノ宮で上映する事ができました。

まずは、心より御礼申し上げます。
 


会場は、三ノ宮勤労会の多目的ホール。
映画鑑賞用のスペースではないので、見辛くないかと心配しながら、下見では椅子を並べて
シミュレーション。 ちゃんと皆さんお座り頂けるか、通路確保は大丈夫か… 音は広報まで聞こえる?
映像は??…

FaceBook を中心にした広報だったので、どれくらいの人が本当に来て下さるのか心配しながらの準備。

それが6:30の受付前からチラホラとお越し下さり。。。

早めに駆けつけて下さった、関西のフェアトレード業界を牽引するシサム工房の多根さんは受付を申出て下さり。

有難い助っ人☆彡

上映開始のPM7:00には会議椅子を並べた座席もほぼ埋まり、無事に時間通り始めることができました。

上映時間約85分。
其々が色んな考えを思いめぐらす映画なので、主観的になってしまいそうなので中身の説明は控えますが、
出来れば皆さん其々に観て感じてもらいたい、決して他人事で見過ごしてはいけない、
社会にとっても誰にとっても身近な衣類に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
単にこの題名だけで想像するのを絶する、世界の裏側で起きている悲惨な事実が描かれています。
又、これはアパレルに限った問題ではなく置換えればどの業界にも当て嵌まりどの国にも起きている
根深い負の力学の話だと思います。
だからこそ、是非予告編だけでも覗いてみて下さい。

当日は雨も酷く振っていたにも関わらず、最終的に約100名の方が実際に足を運んでくださり、
終わった時には皆さん其々色々な想いを感じて頂いた様で、様々な、深い表情をされていました。。。

本当は、観た後にワークショップなり感想アンケートなり、感想を話し合う時間をつくれればよかった
のですが、この会場はPM9:00に全て現状復旧して完全撤収するのがルールなので、最後のエンドロール
を僅かに残したところでPM8:40に終了させて頂き、参加者の皆さんにもご協力頂きながら約120席の
椅子を10分ほどで撤収~。 有難うございました!
最後まで感慨にふける余韻を残せなくて、本当に申し訳なかったです。


…なので、場所を移して懇親会場へー。

この映画を共有した人たちで何か話したいという方々もいらっしゃるかということで、事前希望頂いた
参加者で速やかに移動。 会場近くの三ノ宮高架下の居酒屋で懇親会を行いました。
懇親会にも約40人の方が参加してくださり、其々のテーブルで映画の感想について熱い意見交換が
あった様です。

ここに参加下さったのでお話しできて分かったのですが、中には鳥取県から宿泊込みで4万円も
掛けて来て下さっていた方がおられました。たった¥1000.-で開催した会議椅子で観る自主上映
映画にですよ~
申し訳なく思いました。 …とともに、とても嬉しかったです。
「観に来て良かった」と言って下さったので、ほっとしました。有難うございました。

他のテーブルからも「もっと若い人たちに観てもらいたいね。」「高校生にはちょっとキツイ?
大学生ならいいんじゃない?!」などというお声や、「感想を書き残したかったよー」というお声など
も頂きました。
もちろん若い人にも観てもらいたいですが、そのためにも先ず大人の私達がきちんと向き合って事実を
知ることから始めたいですね。

後、やっぱり字幕がなかなか見辛かった様ですね。

特に後ろの方は、下段に出てたスーパーは見えない時も多かった様で申し訳なかったです<(_ _)>

又、早速SNS上でこの日観て下さった方々が続々と感想を投稿して下さっています。
おひとりおひとりのFBのリンクは追えないので、少しですが私達のイベントページに寄せて
下さっている感想が寄せられているページをご紹介します

● FBのイベントページ 【満員御礼】「ザ・トゥルー・コスト 〜 ファッション 真の代償 〜 」鑑賞会

こちら↓は、自社のブログに取り上げて下さっています。有難うございます。
● 株式会社ライトハウス様の視聴感想ブログ
《ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~》を観て|従来の資本主義の終焉ユナイテッドピープル

 

今回、実際に行動に移して手弁当で実行したメンバー4人の共通の想いは、
『ここファッションの街・KOBEで上映されてないなんて、あっていいはずないんじゃないの?
ファッション・アパレルに関わる者、暮らす者として、この現実に目を反らすなんて
絶対にダメだよねー』でした。
実際、アパレル関係者を多く含む約100名の方が実際に来て下さいました。
チケットをお買上頂いていたのに当日急用でどうしても来られなかった方も含め、
全ての皆様に心より御礼申し上げます。 有難うございました。

ただ… この映画は、一度観て終わりではありません。

できればもっともっと、1人でも多くの人に観てみて欲しい。。。
それからどう考えられるかは其々のお考えで良いと思います。
先ずは観て欲しいのです。

ここに描かれていた人々にとっては今この時間も変わることなく絶望的な思いで
毎日を暮らしているのです。それもまた事実。

何か、一方的な理論や考え方を押し付けるつもりも誘導するつもりも全くありません。
高級志向・イシキタカイケイ論者でもありません。

でも「知らないー」で済ませてはいけない事実だと思ったので、今回のこの活動に至りました。
ここ神戸でそう考え、行動してくれる人が一人でも増えればいいなーと思っています。

私たちの様な、何のノウハウも経験もないメンバーでもこうして何とか開催する事ができました。

(お客様には色々不具合あったかもしれませんが^^;お許し頂いている様に思います^^;)
ユナイテッドピープルさんでは、いつでもレンタルで自主上映用のDVDの貸出を受付けておられますので、
気になった方は、一度ユナイテッドピープルさんのHPをご覧ください。

市民上映会申込ページ↓
https://www.cinemo.info/jisyu.html?ck=38

市民上映会開催の手順 ↓
https://www.cinemo.info/kaisai.html

※今回【ザ・トゥルーコスト~ファストファッション真の代償~】を
神戸にて自主上映した実行委員は以下の4社です。
末筆ながら、当日雨の中ご来場・鑑賞下さった全ての皆様に心より御礼申し上げます。
・A.P.office
WISH
(株)シー・システム
(株)インプルーヴ

ー 2016年4月14日

感謝☆「しらさぎ編みものサロン」イベント‐Ⅱ

はい!お待たせしました☆彡 続きをアップします!

… タペストリー完成の瞬間がこちら ↓

(大切な瞬間がピンボケですみません~)
心配していた、時間内の完成もなんと30分を残しての完成で、タペストリーが
持ち上げられた瞬間の歓声と拍手は本当にトリハダものでした~
白鷺団地のお母さんたちが娘さんの様なはしゃぎ声で「わ~~っ☆彡」って!

白鷺団地・集会所にちゃんと掲げられるか、重さは問題ないか?などの
最終確認の度に又歓声♬♬
本当に、皆の力・時間の共有と集結がカタチになった瞬間です(#^^#)

そして、そして・・・ もうひとつの仕掛だった「桜の木」

これまた、準備の時に芸大生チームで描いてもらった黒板アートの桜の木。
事前準備で茶色のチョークも調達してのことです^^
それに、社会人チームの中の革鞄製作・教室運営の会社さんの機材を使って
桜の形に型抜きしてもらった特殊な紙を使って、当日参加下さった皆様に
感想やメッセージを書いて貰ってこの黒板に貼っていこうというもの。。

その桜の木も、イベントが終わるころには舞い散るほどの桜の花びらが
メッセージを乗せて黒板に満開に咲き乱れ~☆彡

超美しい桜の木になりました\(~o~)/

これらは後で集め、これまた別に府大生チームが作ってくれた、これまでの
活動記録アルバムと共に白鷺団地編み物サークルにプレゼントされました。

このアルバムもまた力作で、府大チームのHさんが丁寧に作ってくれたこの1年の編み物サークルの
活動を綴ったもの♪

最後には、ラストまで残って下さっていたワークショップの参加者さんも
ご一緒頂いての記念写真の撮影です☆

撮影後は一気に皆で撤収作業w
そして、白鷺編みものサークルメンバーと運営メンバー全員での「お疲れ様会」では
皆でお茶を飲みながら1人1人が今日一日を振り返ってひと言ずつ綴っていきました。
涙あり、笑いありのみんなのコメントは、心が熱くなりました。

兎にも角にも、何のトラブルもアクシデントもなく無事に全員笑顔で終えられました。
応援して下さったみなさま、本当に有難うございました。
心から感謝致します
今回のイベントで、来月から始まる今期の編物サークルに参加希望者が増え、
ひいては白鷺団地自治会への参加者が1人でも増える切欠になってくれれば何よりです。

今や、高齢化社会の縮図の様になっている「昭和の団地文化」。
そこを、もう一度安心して楽しく、笑顔で暮らせる「場」に進化させる為のこの活動。
まだまだ試験レベルの段階ですが、関わる皆が無償の心で繋がっているからこれだけ
多くの人の心に響き、沢山の方が来て下さったのだと、実感し他と共に、貴重な良い経験を
させて頂きました。

私達は、事業だけではなくこの様なプロボノ活動も通じて「ニットの伸びるチカラ」で、
1本の糸から未来を改善できることにあくなき挑戦をしていきたいと思います( *´艸`)

ー 2016年4月13日

感謝☆「しらさぎ編みものサロン」イベント-Ⅰ

こんにちは。「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」を目指す 『株式会社インプルーヴ』 です。

さて、少し遅くなりましたが、今日は去る4/3に無事開催できた「しらさぎ編みものサロン」イベントの
全貌を御礼の気持ちを込めて、皆様にも参加したような気になってもらうべく、準備段階から
順を追って写真で報告いたします~(#^^#)

① 午前10:00 実行委員全員集合~。
大阪府立大学生、大阪芸術大学生、社会人。全員で円陣を組み、元気な掛け声と共に準備スタート!
(円陣景は撮れませんでした^^;)

府大チームと芸大チームで手分けして、プリントアウトしたサークル活動風景の沢山の写真から
選んで掲示ボードにスクラップしていきます☆彡

同時に、こちらではメインイベントのタペストリー製作完成ライブの準備が着々と…

もう、お昼休憩タイムだというのに、その手は止まることなく…w

 

そして、午後1時。。。
恐らく、皆が心の中で思っていたと思います… 「本当にお客様は来て下さるだろうか…」

 

それが、案ずるより産むが易し?!
開始と共にご来場者様が次々と~!\(~o~)/

堺市の市長さんもイベントの事を知り、大阪府立大学訪問の後に会場を訪ねて下さいました! 区長さんも来て下さいましたよ☆彡

会場センターに配置した、タペストリー接合テーブルも白鷺団地メンバーさんを中心に、疲れたら交代しながら
労わり合い、声掛け合って接ぎ併せていきます♬

編み物体験ワークショップには以外にも男性の参加が多々あり、嬉しい限り~\(~o~)/

又、黒板には芸大チームが「桜の樹」をイメージした描いてくれた黒板アートと…

社会人チームが用意したサクラの花びらに模して加工した専用用紙を使って、来場者の方にメッセージを頂き、
サクラの花を咲かせていくというもう一つのワークショップも着々と。。。

イベント開始から約2時間…

タペストリーが全貌を見せてきましたよ。。。

わ~…あれ、、
これ以上は幾ら書いてもアップできないので、続きは第二弾にて~to be こんてぃにゅー(´;ω;`)

『ザ・トゥルーコスト~ファストファッション 真の代償~』鑑賞会

突然ですが、このたび神戸在住の有志4名で、この映画の自主上映委員会を立ち上げました。
映画の題名は
映画『ザ・トゥルーコスト~ファストファッション 真の代償~』
という映画で、海外では一般公開されているみたいですが、日本では自主上映のみでの公開です。
初の上映は5/26(木)の夜7:00~で、約90分の映画です。
(映画の内容説明は、長くなるので本文の最後に少し書いておきますので、この映画をご存知ない方は
恐れ入りますが、最後の方まで降りてご一読頂ければ幸いです。)

本来、映画上映どころかこの様な規模の人数を募集してのイベントを運営する側に回るなど
人生で全く初めての経験なのですが、ひょんなきっかけでこの映画の存在を知り、
FaceBookで紹介投稿したところ「これ、東京は元より既に大阪でも上映されているのに、
ここファッション都市宣言の街.神戸で上映されてないのはあかやろ~」との想いを感ずる
有志が集うことになり、始まった活動です。

この映画を作った方々の真意はともかくとして、少なくとも私達はファストファッションをバッシング
する集団でもなければ、高価格品推進論者でもありません。
その様な、どちらか一方という考え方は逆にバランスが悪いとさえ思います。
そして、誰でも自分が良いと思うものを少しでも安く手に入れたいと思うのは当然の心理。
何も悪い事ではないと思います。

ただ… どんなことにも「匙加減」というものがあるとも思っています。
それを考えず追い求めすぎると、どこかで誰かに無理が行ってしまう…という事も又事実だったり
します。
それを知らないから、私達は無邪気に安易に低価格を欲し続けてしまうのではないでしょうか。
買う側も。供給する側も。まるで「餓鬼」のように…

少し冷静に考えてみたら、「made in 〇〇△△」と表記されている日本以外の国で作られたものが、
例え大量生産とはいえ海を渡って日本まで届けられて売られている、勿論その生産国から幾つか(幾つも?)
の流通業者を通過して…  原料代だってあるはずなのに。加工し縫製している人は幾らで?
これは最早日本以外の国の話ではなく、日本国内でも起き得ている事かと思います。

特に衣料品は、工業部品などの様に機械が型抜などして無尽蔵に作れるものではなく、今でも
必ず人間がその足でミシンを踏んで縫っています。
こんな時代ですから、敢えてその人たちの工賃=お給料について、想いを巡らせてみる機会があっても
良いのではないでしょうか。

自分達が毎日身に付けているものが「どこで、誰が、どの様に」作っているのだろうか、と。。。

そんなことについて、かつて『ファッションの街』と言われた神戸でちょっと考えてみませんか?
何となく観たくない一部の事実から目を反らさずー
観た方が、どう思うかも、どうも思わないかもこれまた全く自由です。
ただ私達は「目を反らさないで学ぶ機会をつくろう」と思ったのです。

この事に限らず、私は日ごろから無知は恥ずかしい事だと自分への戒めに思っています。
「学ぶ」行為は自分の自由意思でどこまでも可能です。だから学びたい。
「学ばない」行為も又自由意志ですが、その選択は自らを貶める行為にしか繋がらない様な気が
するからです。
だから、どのようなことも、先ずは「学んでみる」ことから始めてみて「選択する」行為へと
連動させていきたいと考えています。

ちょと話が逸れましたが、この映画鑑賞会に関心がある方は、ぜひ5/26 PM6:30受付~
神戸勤労会館・2F・多目的ホールへお越しください。
当日参加も可能ですが、お席は先着100名様となりますので、それを越えますと折角お越し頂いても
ご覧頂けない可能性も出てきますので、出来れば事前にご予約頂けますよう宜しくお願い致します。
※現時点で既に参加予約者約60名頂いており、大反響を頂いています。

『ザ・トゥルーコスト~ファストファッション 真の代償~』映画鑑賞会への
詳細、ご予約は、リンク先のFBイベントページに申込フォームご案内等がありますので
こちらからお申込みいただければ幸いです。
当方に個人的にお問合せ頂いても結構ですので、何かありましたらお気軽にお問合せください。

1人でも多くの方と一緒に学び合える、貴重な機会になりますように~。

-・-・- 以下、転載『ザ・トゥルーコスト~ファストファッション 真の代償~』-・-・-・

http://unitedpeople.jp/truecost/

華やかなファッション業界の裏側 知られざる真実とは?
2013年4月に、バングラデシュ・ダッカのラナ・プラザという
縫製工場が倒壊(ダッカ近郊ビル崩落事故)し、1,100人以上の
死者、負傷者2,500人以上の大惨事となった。
この事故をきっかけに、アンドリュー・モーガン監督が
ファッション業界の裏側に迫った映画が完成させました。
私たちは服を買いすぎで
生産者への支払いが少なすぎる…

これは衣服に関する物語で、私たちが着る服や衣服をつくる人々、そしてアパレル産業が
世界に与える影響の物語だ。これは貪欲さと恐怖、そして権力と貧困の物語でもある。
全世界へと広がっている複雑な問題だが、私たちが普段身に着けている服についての
シンプルな物語でもある。

この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。
本作は、服を巡る知られざるストーリーに光を当て、「服に対して本当のコストを支払って
いるのは誰か?」という問題を提起する、ファッション業界の闇に焦点を当てたこれまでに
なかったドキュメンタリー映画だ。

この映画は、きらびやかなランウェイから鬱々としたスラムまで、世界中で撮影されたもので、
ステラ・マッカートニー、リヴィア・ファースなどファッション界でもっとも影響のある人々や、
環境活動家として世界的に著名なヴァンダナ・シヴァへのインタビューが含まれている。
またフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」代表サフィア・ミニーの活動にも光を当てている。
私たちは行き過ぎた物質主義の引き起こした問題に対して、まず身近な衣服から変革を起こせるの
かもしれない。

ー 2016年3月28日

「しらさぎ編物サロン」イベントやります!

こんにちは。『株式会社インプルーヴ』 です。

本日は、当社が関わっているプロボノ活動でのイベント告知させてください☆彡

その名も「しらさぎ編みものサロン」です。
FBでもいイベントページ「しらさぎ編みものサロン」で詳しく案内させて頂いていますが、
大阪・堺市にある白鷺団地にお住まいの方達で月一開催している編物サークルの活動1周年を
記念しての発表会&ワークショップイベントです。

この活動設立時に縁あってお声掛け頂き、教室の準備段階から運営のお手伝いさせていただいているだけに、
今回のイベントはなるべくたくさんの方に来て、見て貰いたいな~ と思っています♬

…何を見てもらいたいか?!というと、何を隠そう「おかあさん達のイキイキとした笑顔♬」です(´▽`*)/

この白鷺団地の皆さんとの日ごろの活動の様子に最近ポツポツと色んなメディアから問合せあったりするみたい
なんですが、そんな中、先日「月間介護保険」という雑誌に取り上げて頂き、なんと巻頭4ページに渡って
取扱ってくださったとのことで~☆彡 スゴイ♬

以下、その本の表紙と記事を紹介させて頂きますね。

一緒に写っている若者たちは、私達社会人チームとと一緒に活動してくれている大阪府大生と大阪芸大生のみんなです♪

この、最後のページに書かれている「し・ら・さ・ぎ」の文字を鈎針で編んだ9㎝角のモチーフを皆で編んで
繋げてひとつの大きなタペストリーを創ろう!というのが今回のイベントの目玉ワークショップです♪

当日会場に来てワークショップに参加してくださった方が編んでくれたモチーフもどんどん繋げてどれくらい大きな
タペストリーになるか?!の挑戦ですw

一文字でこれ位の大きさ!

今月は皆で作ったモチーフを繋ぎ合わせました♪ みんなでワイワイ言いながら~(#^^#)

FBでのイベントページ「しらさぎ編みものサロン」4/3(日)はこちら↓

https://www.facebook.com/events/1705038463098694/

みなさま、是非お時間作って遊びに来てくださ~い♪
当日のワークショップ参加の事前予約もまだまだ絶賛募集中です!
ご希望の方あればこのブログに投稿でも、私に直メッセージでもFBページへの参加表明でも
何でもOKなので奮ってご参加くださいね~\(~o~)/

ー 2015年11月8日

小さな可愛いインターン学生さん♪

神戸市では「KU トライやる」という名前の中学生のインターンシップ=職場体験活動というのがあり、
『インプルーヴ』にも今年は2名の女子中学生が来ています。

全部で4日程のおしごと体験。。。
前半の2日が終わったところなのですが、うちでは朝のお掃除の後、ニットのカラーチップの
午前中は、カラーチップの色分け整理。実際の糸見本に触れてもらいながらの作業実習を組んでみました。

一日目は流石に緊張している様子でしたが、二日目は二人で相談したり話をしながら
少しリラックスして作業できていたかな^^

仕事の仕上がりも丁寧で美しい♪ 満点の合格点です☆

この色分けされたカラーチップはこの様に社内でストックし、オリジナルカラーの
染依頼を糸屋さんにお願いする時などのビーカー見本色として使ったりします。

染工場さんに色の染依頼をする時には、なるべく混率が似ている素材を色見本に使わないと
染上がりがイメージ通りに上がる確率が低くなります。
パントーンなどのカラーチップを使っているのはノンノンです。
それは、発注している側の方が糸に乗っかった時の色をイメージしきれていないから。
紙の色通りに染めるのは難しく、例え染まっててもジャッジするデザイナー側が糸に乗ったら
反射などで変わる色の変化を織り込んで依頼してないと、イメージと違う… なんてことに。

…今どきはオリジナルで色染めるアパレルも極小かもしれませんので、その作業自体知らない
デザイナーさんも少なくないかもしれませんが…(~_~;) あ、話が逸れました、、、

そして、午後からはなんちゃってスタイリストに挑戦。
1日目に当社のブランド 【 ポアントコウベ 】のショウルームから
自分達が気に入った商品をピックアップして実際にスタイリングを組んでもらい、
二日目にはwordを使って、そのスタイリングをPRするブログ原稿作成をしてもらいました。

先ずはピックアップした商品をテーブルの上に並べ、其々が選んだ理由や組み合わせの
ポイントを教えてもらいます。

次に、実際にテーブルにキレイにスタイリングして並べ、その発表してくれたPRポイントを
翌日記事にすることを踏まえながら其々に写真撮影をしてもらいます。

二人共しっかりと考えて商品の組合せを考えていて、真剣そのもの!
(お預かりしている中学生さんなので、顔出しは控えます故、その真剣なまなざしを
お見せできないのが残念ですが^^;)

2日目は、其々が撮った写真をPC落してあげて、それを使ってのブログ原稿作り~
約1.5時間、一言も言葉を発せずPCに向かって黙々と文章と画像を加工・構成していて
その集中力は素晴らしかったですよ~\(~o~)/

…そして、しっかりと予定時間内に二人とも記事作成していました。
今の中学生ってすごいですね~! (◎_◎;)私がWord教えてもらいたいくらいのクオリティです☆彡
あ、その記事は近々 【 ポアントコウベ 】のブログにアップされますのでお楽しみに♪♪

ーそんなこんなな先週末。
週明けのインプルーヴも、にぎやかに子供たちの笑い声と共に始まるのが楽しみです♪
そして、今回の実習で感じて欲しい大事なことのひとつ、「与えられた仕事を与えられた時間内に
やりきる」ことを、ちょっとでも体感して学んでくれていたら嬉しいです♪

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