選択カテゴリー:仕事

ー 2016年10月10日

現在・過去・未来~からデザインを考える

こんにちは。
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」が合言葉の 『インプルーヴ』 です。

今日は秋の3連休最終日。みなさん、いかがお過ごしですか?
私も連休中は午後からののんびり出勤にさせてもらっていて、
今日は夕方から、バレエ教室の発表会を見に行こうと思っているので、
がんばって仕事ひと段落つけなきゃです~^^;

そんな、こんなでお休み返上で今取り掛かっている仕事は、【デザイン出し】です。

【デザイン出し】とは、文字通りデザインを描き起す作業です。
私はファッションのデザイナーなので、具体的には洋服のスタイル画を描く作業の事を言います。

描き出すーと言っても、ペンを持てば湧き水の如く出てくるものではありませんよ。
(そんな天才の方もおられるとは思いますが… 私は凡人ですので~^^;)
今、何時のシーズンのものを企画しているかというと…

な、なんと、2018年の春夏のcottonに限定したニットとカットソーです。

… 今、2016年の夏が終わり、漸く秋の空気が漂い始めたところ。。。
なんですが、次の、その次の春物のデザインを、「今」考えているんです。

この、クイックリーでインスタント・時短の時代に考えられませんよね^^;
でも、もちろんそれには理由があるんです。

お客様の会社の事情(カタログ撮影のタイミングなど…)もありますが、
何よりも大きいのは、コットンの綿を買い付けるところからスタートするからなんです。
そして、コットンを「何色に染めるか」から、オリジナルを企画して商品づくりを
しているんです。
その色のご提案からお手伝いさせていただいているので、とても良く分るのですが、
コットンの糸をオリジナルで染めるなどというリスク、今どき希少価値的取組ではないで
しょうか~。 
しかも、価格は1万円前後の商品ですよ。ベーシックなカットソーならその半額程度ですから、
その価値は充分にあると思います。
(この会社の回し者ではありませんが、現場にいる張本人なので、如何に手抜きが無いか
良くしっています。)

自分達が着たい色・お客様におすすめしたい色を、すでに染めてある中から選ぶのではなく、
先ず決めて、その色にピッタリの色がサンプル帳になかったら一から染めてもらうのです。
しかもトップ染で~。
トップ染は本当に風合いが優しいので、何とも言えない優しい肌ざわりの服になります。

工場もまだ自動機の編機を導入したばかりの技術が途上の海外なので、実際に編み立てる
技術指導も必要です。

既に糸屋さんが染めて、在庫としてストックしてる糸を買ってきて、
翌日に工場に届くようなつくり方だったら、ギリギリまでライバル店の売れ筋の色や
デザインを観察して、写真や簡単なハンガーイラストを送って、手慣れた工場さんに
「まるっとお願い♪」で類似品を企画するアパレルが大半かもしれない昨今の中では、
スタンスや取組み方が全然違うので、大変ですがやりがいも感じられるお仕事をさせて
頂いています。

いつもの如く、話が逸れましたが、本題の、先に描いた【デザイン出し】についてですが、
一般の方、若しくはアパレルでも企画に詳しくない方、管理職の方は、
「デザインを絵に表す」のがデザイナーの仕事だと思っているかもしれませんが
それは間違いです。 
絵に起すのは、最後のアウトプットの一工程に過ぎません。
それまでの過程に、其々のレベルが伴うのです。

私の場合は、絵に表すまでにその時期で一番近いトップトレンド(今なら2017年春夏の
コレクションが世界中で発表されています)をリサーチし、ハイエンドの流れを
大まかに把握します。
そして、その会社での昨年の売れ方実績などを可能な限り情報開示してもらって
照らし合わせ、店頭のスタッフが日頃お客様と接していて感じる生のお声(要望)を
教えてもらい、お客さまが日頃どんな事に期待しながら服選びをしているのか、などに想いを馳せ。。。

直近の流行のスタイル傾向と、そこから予測できるちょっとだけ先の未来、
そしてその商品が並ぶお店の立地・環境など…
クライアント様のブランドの個性・不変の部分の踏襲と、ちょっとだけのうらぎりを
エッセンスに。。。

そんな事を、現在から未来へ行ったり過去に遡ったりしながら、そして製造して頂く
工場が工業製品として量産できるデザインに落とし込むべく、頭の中で足し算・引き算を繰り返し~ので、
最終的にアウトプットに至って初めて【デザイン出し】となります。

ーと、いうところで休憩タイムはおわりで、【デザイン出し】作業に戻ります~。
詳しくは、又気が向いたら描きます~☆彡

ー 2016年9月17日

オフィス移転のご報告

こんにちは。「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」が
合言葉の『インプルーヴ』 です。

さて、皆様へ事前にご報告できず、大変失礼いたしましたが、
当社・㈱インプルーヴは、2016年9月16日を以て、約5年おりました栄町のオフィスから
この度三ノ宮のデザイン・クリエイティブセンター神戸通称KIITOへ移転の運びとなりました。

KIITO

FBなどで一部事情をご存知の方もあるかと思いますが、新オフィスの電話の移設に
災難があり、ギリギリまで電話番号が決まらなかったために、皆様へのご報告が
遅れたまま、引っ越しが先になってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。

移転案内ハガキなどの手配が今しばらく掛かりますので、ひとまずこのブログにて
新しい住所のお知らせをさせていただきますので、今後のお問合せなどありましたら
恐れ入りますが、下記の方へお願いいたします。

\\\\\\\\\\\\\ ㈱インプルーヴ 新オフィス ///////////////

〒651-0082
神戸市小野浜町1-4
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 420号室
TEL: 078-321-6808
FAX: 078-321-6807
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ /////////////////////////////

尚、この度移転した建物は、神戸市の重要文化財の旧生糸検査場という建物を
リノベーションし、数年前に通称・KIITOとして、デザイン関係やクリエーター関連の
職種にオフィススペースを誘致されている場所となります。
1本のいたから未来を見つめる当社としては、これ以上のロケーションはない!と
思い、この度行われた空室募集情報に飛びついた次第ですw
個室としての空間は前より狭くなりますが、建物内には随所にオープンスペースが
用意されていますし、2回には生糸検査場としてこのビルが活躍していた時代の
アーカイヴが2階に展示されています。

丁度先日の祝日に、偶然北九州に住む親友が訪ねてくれたので、その展示室を
案内しました。

その当時を偲ばれる機械や設備などがたくさん残されていますので、
もしご興味おありの方は、是非お立ち寄りくださいませ(*^_^*)

ー 2016年8月19日

ファッションほど毎日の気持ちに影響するものはない

こんにちは。
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を目指す 『インプルーヴ』 です。

今日は他愛無いお話ですが、夕べの飲み屋さんで隣り合わせた人との会話を。。

どんな話かというと、ファッションほど、毎日の気分を左右するものってないよね~!
ーというオチに至る熱い意見♪ 愉しい会話でした^^

その方はインテリア関係のお仕事をされている個人事業主の方。私たちと同じように技術職の方です。
なじみのお店が共通しているので何度かあったことがあり、私の職業のこともご存知で、
「確か、アパレル系の方でニットの人ですよね?」って^^;
『ニットの人』ーって呼ばれるん、なんかうれしいなーと思いつつ、「ニットってどんな仕事ですか?」
から始まり、「ニット」についてしばし説明~。

私「ニットとカットソーの違いって何かわかります?」
彼「ニットはモコモコして暖かいやつで、カットソーは袖なしで夏着るやつ」
私「いわゆる〈毛糸〉的な?  あれ、カットソーって、袖なしのこと?」
彼「あ、いや、ちょっとは袖があるやつも・・・あれ、カットソーって何や?!」
私「じゃあ、今着てはる服は何ていう?」
彼「??えっと~・・・」  なんて会話ですw 春鹿を飲みながら~。

ー私は個人的に一般の方が『ニット』という単語から連想するイメージについて聞けたのが
とても興味深かくて笑っていたら、「違いを教えてくださいよ~」と。

・・・今度は、この一般の方にこの違いを説明するのが難しい?!

私「カットソーっていうのは、カット&ソーイングの略語で、カット=裁断 して、ソーイング=縫うねん。
なので、そもそも、反物…例えば1mとか150mとかって一定の幅が数十メートルの長さにつくられた布状
になったものの上に、型紙を置いて、はさみで切って、ミシンで縫う。ちなみに、今着てはる服(布帛シャツ)
は、伸びないでしょ?それは、縦糸と横糸が90度に交差させながら反物状の布地をつくってるので伸びない
んだけど、カットソーの布地は、1本の糸が横に編まれながらつくられるから伸びるねん。」
彼「確かに、俺の服は伸びひん~ そういうことか!」
私「…んで、一般にニットっていうのは、見頃の裾や袖先がミシン縫製とかされてなくって、そこから編まれ
てるもののこと。例えばリブ編みとかって、はさみで切って縫い上げた形跡のない服、わかります?」
彼「おぉ~!あるある。メッチャわかります!!」
私「因みに、その中にもニット&ソーってのもあってね、編機が型紙通りに編みあげたパーツを特殊ミシンで
縫製するものと、編み始まりはあるんだけど、型紙が入る大きさの四角い面積を編み上げて、その編地の
裾と型紙の裾を合わせてそれ以外の周りははさみで切って縫製するものの違いがあるの。後者のことがニットソー
で、前者は横編み成型って言うの。なので、モコモコした毛糸以外でもこの手法で作れば「ニット」になって、
私らは、その糸を選ぶところからデザインのアイディアをめぐらすことができるところが面白いねん(*^_^*)」
彼「なるほど~!そしたら、カットソーとか、布地のものだとそこに専門家別にいてつくられたテキスタイル
から選んで服になるけど、ニットはそこから自由度があるってことなんですね! おもしろい~☆」

―なんて、呑み込みの早い人なんでしょ☆彡
流石インテリア関係の方だから、テキスタイルとか反物状のものとかイメージもすぐ浮かぶんでしょうね^^

そんな話から、
「俺は服ってすごいなーと思う。毎日、朝服着るときにその日の気分やテンションって変わるじゃないですか~。
その日の組み合わせがメッチャいい感じに決まったな~とか思えたら、朝からテンションめっちゃ上がるし!
それに、服は店とかに買いに行って〈試着〉という方法で実際に試してみることもできる。俺らの〈インテリア〉も
もちろんその人の生活とか気持ちに大きく左右するけど、服のように毎日変えることはできないし、実際に
試してみてもらってから買ってもらうことはできない。絵や図ではお伝えできても、試着はしてもらえへん。
だから、ファッションってええね~ おれファッションほんま好きですわ!」

違う職種の人が感じる「ファッションの値打ち」、教えてもらった感じです。

人々にとってのファッションとは、「自分の毎日の気分を表現するもの、気分を変えるもの」
シンプルにそういうことですよね。 改めて納得です(*´▽`*)

ー 2016年8月15日

GNT(グローバルニッチトップ)企業の定義

「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を目指す 『インプルーヴ』 です。

本日の代表者ブログは、代表者の趣味的な…
先日観たTV番組の単なる備忘録です^^;
しかも、その某TV番組を見ていて急いで携帯で撮った覚書き代わりの動画なので、
手振れで酔いそうになるとても酷い画像で…
こんなんアップしてええのか?!本当に恐縮ですがご了承を…(/ω\)
乗り物酔いをする人はどうかスルーしてください(^-^;

ここで残しておきたかったのは『GNT(グローバルニッチトップ)企業』という言葉についてです。
これからの時代のキーワードの一つになりそうな気がしたので。。。
※このブログの動画投稿ではアップできなかったのでyoutubeにあげてリンク貼ってます。

ここに記録しておきたかったことは、以下の2点です。
(あんなヒドイ動画観なくてもこれで分ります^^;)

➀ 日本の紡績業に勤める就業員数の推移
   1965年:11万1657人⇒2014年:1657人
今や、全国で何と2000人もいないのだそうです!
この数字には、流石にビックリしました。
奇しくもここで比較されていた1965年は私が生まれた年であり、
東京五輪の翌年です。
あれから半世紀… 繊維業界のシュリンクぶりを改めて直視させられる数値です… 

それでも、流れに諦めることなく自社のポジショニングを明確に捉え、
強みを研ぎ澄ませば、社会から求められる会社になることが可能なことを
信じ、学びつづけたいと思います。 
その頂点が、次に備忘録にしたかった「グローバルニッチトップ」という単語です。

➁ GNT企業という言葉と、その定義
  グローバル ニッチ トップの頭文字を取ってGNT。

ハーマンサイモンという方によって定義されているのは以下3項目
 ・世界シェアが3位以内であること
 ・売上高が40億ドル以下であること
 ・社会からの注目度が低いこと

このような、世界に通用する強い小企業のことをGNT企業と呼ぶのだそうです。
この番組では、日本におけるGNT企業について紹介されていて、その冒頭企業が
ニット紡績から製品まで手掛ける山形県の企業でニット業界では超有名な会社
でした。。。

本当は、そこが見たかったのですが…
残念ながらその肝心なシーンに帰宅が間に合わず見逃しました…

ちゃんちゃん(◞‸◟)

ー 2016年8月2日

劇的に売り上げを改善する方法

ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」に邁進する
『インプルーヴ』 です。

昨日の某業界新聞の、民事再生手続き開始を申し立てていたイエリデザイン
プロダクツ(ニットメーカー)さんに撚糸メーカーの堀田丸正さんがスポンサー
契約の名乗りを上げたーとの記事にも驚きましたが、
丁度その裏に載っていた、とある、若き社長兼CEOという肩書の方のインタビュー
記事にふと目が止まりました・・・

見出しはこう。
ー提案力と 『 店長が一番売る 』 が基本ー
そして、
「 … プロダクトアウト型店舗、そして店長が一番売る事が伸びている理由」

と文章が続く、最近の急伸が注目されている某セレクト(小売)系アパレルの社長さんの弁。

中でも、「机上で6時間考えるより、デザイナーを招いて店で飲み会を催した方が
売上に直結する」
が印象的。

「… 店長が運営管理を強めすぎたり、[これを売る]という提案力が欠けている店は、
売り上げ計画に届いていない。売れ筋をデータから分析するのではなく、ブランド
のデザイナーとの交流時間を設けた方が劇的に売り上げが改善する場合が多い」

書かれていました。

丁度今、当社が顧問契約を請負っているセレクト系アパレル様のオリジナル
ニット商品企画の今期の売上でも全く同じ現象が起きていたので、この文章が
目に飛び込んできたのだと思います。

当社の顧問先事例で言うと、当社が企画したデザインのひとつ一つについて、どんな
意図をこめてこのデザインに至ったのか、お客様にどんな事を感じてほしいのか、
伝えて欲しいのか、途中にどんな紆余曲折・苦労があってその商品が出来上がったのか、
なんてエピソードを店頭の販売担当者全員の前でお話させて頂く機会を頂きました。

この会社の方々からしたら、本来は[外部の人間]という立場ですが、
私は目の前にいる販売員さん達に対して、脳で考えるまでもなく、熱く企画意図を
お伝えしていました。
勝手を承知で申し上げると、私たちImproveにとって大切な仲間だと思うからです。

商品のこと、お客様への想い、それらを代弁して伝えてくれる大切な仲間です。
そう思うと自然に伝えたいことが溢れるように出てきます。

そんな機会を頂いた商品の期中での売上は…

やっぱり上々~♪
何品番か売切れ(欠品)が出る程の過去にないスピードでお客様に認知して頂けたー
との嬉しいご報告を頂きました。
勿論プロパーで、です^^V

この現象が起きた理由は、当に、この記事の社長さんが語っている事と同じだと思います。
つまり、
デザイナー(企画の前線にいる人)と、販売の前線にいる人が同じ空間で
想いを一にする濃密な時間を意図的に作ること。

これこそ、「劇的に売れる」一番の要素なのです。
「売れる」というのは、お客様が共感してくれる結果の数です。
だから、この時に最も重要なのが、
<両立場が共にお客様の方向を真っ直ぐに向いて語り合うー>ことです。

私たちが提供しているものは、端にニット商品のデザインやニット企画の代行ではなく、
それらを通してこの【売れる自信】をデザインしているのだと思っています。
そして、それを素直に共感してくれて、当社に伝える仕組みをつくるチャンスをくれる企業様が
成長
していかれます。

特に、ニット商品の企画は布帛デザインのそれとは一線を画すほどに専門性が高く、
その製造法にも一般の方に知られていない事がとても多いので、販売のスタッフさんに
より沢山のプレゼント(商品情報)を差し上げ共有する事。そしてそれを「是非自分の
エンドユーザー(お客様)に伝えたい!」「この話をお客様と共有したい!」
ーそんな太い連鎖を創るのがカギです。

それから蛇足まで。
この記事の冒頭にあった『プロダクトアウト型店舗』というのは、良く言われる
「マーケットイン」の対義語としての「プロダクトアウト」ではなく、お客様の『潜在ニーズ
を呼び起こす品揃え』という意味ではないか、と私は解釈しました。

私達企画に携わる人間は、この、エンドユーザーがまだ気づいていない心の奥の「潜在ニーズ」
に語りかけるものを常に生み出す努力が欠かせないと思います。
それこそを【提案力】というのではないか、と。。。

Improveは、そんな想いで今日も明日も【提案力】磨きに余念なく、
ニットの伸びるチカラの無限の可能性にチャレンジします♪

ー 2016年6月29日

上っ面を真似るのはもうやめよう。

こんにちはー
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」が合言葉。 『インプルーヴ』 です。

「上っ面を真似るのはもうやめよう」

何でこんなタイトル?? 
それは、今の若い(?)デザイナーさんやMDの方たちに一番伝えたいフレーズだから。

「今、売れてるデザイン(企画)は何ですか?うちはそれが欲しいんです」
良く聞かれます。
「最近のデザイナーさんはさ、直ぐに他所の写真よこしてきて、<これをつくって下さい>
って言うんだよねー。簡単でいいね。」工場さんなどとの世間話で良く聞かされます。
そのたびにいつも思うんです…
それって、他社さんの苦労や努力を「丸パクリしたいのです」と言ってるってこと、
分ってる?!って・・・彼らが自覚してるかどうかはわかりませんが。

それよりも、売れている=お客様が喜んで下さっている「本質を読み解く力を磨け」
言いたいのです。

最近良く思う、自問自答があります。
【スタンダード】って、何ぞや。。。
スタンダード=定番?ベーシック?=ニットだったら丸首のセーターとか?カーディガンとか?
いやいや、それって、人によって違うと思う。

【スタンダード】という単語を改めてでググってみたら、
「標準。規準。また、標準的であるさま。」 とありました。

アパレル業界に置換えて考えてみると、
人が手に入れたがっている【スタンダード】とは、自分らしさを一番表現できるもの。
頻繁に身に付けていても型崩れたり劣化することなく安心して着れて、
それを身に付けている自分自身に自信が持てるもの。
=「あの人のイメージって○○○だよね☆」「あの人にとっては定番なんだろうねー」
「あの人の○○○なところが着る服にも現れててあの人らしいいよねー」
ーなんて具合に、自然に人からの人物評価に繋がっていく・・・
みたいなのが「スタンダード」の本質ではないかな、と。

つまりは、
・ゆるぎなく長く愛用できるもの。
・愛着を抱けるもの。

だから、それは、先に挙げた丸首のセーターやカーディガンとは全く違う
デザイン物かもしれない。
でも、ひとつ言えるのは、今シーズンだけで消えてしまうような流行物ではないんだろうなー

・ブレないデザイン。
・ブレないスタイル。

それは、それをチョイスする人の生き様にも通ずるのかもしれない。

トレンドの上っ面を真似ずに、何故そのトレンドが今発信されているのか、とか、
自社の顧客に提案したら、お客様に何を提供できるだろうか、どんな良さがあるのか、とか。

だから、今の企業デザイナーさんや企画に携わる人、マーチャンダイザーにこそ、
毎シーズン発信されるトレンドの上っ面を真似るのではなく、
その奥底に隠れるウォンツを探して、自社にとっての「スタンダード」を
追い求め、掘り下げて、是非つくって欲しいと思います。
そしたらきっと、お洒落が好きなお客様が帰って来てくださる・・・

そう思って、今日も私はお仕事をしています(´艸`*)

ー 2016年6月19日

売れる『自信』をつくりだすのも私たちの仕事

「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」が合言葉。 『インプルーヴ』 です。

「今日は暑いですね~。」
「ですね~、今日なんて特に「蒸す」って感じ?」
「何時からやってはるんっすか?」
「30分前からかな~」

ジムで一緒になった初対面のお客さんとの会話。
初めてあった方ですが、こうやって気軽に話しかけてくれると
親近感も湧きますよね^^
「お! 今日は腹筋鍛えてるんすか?一緒にサーキットやります?」と
言って下さるので
「へー、やってみようかな~」
ということでこの20歳代と思われる若者と腹筋サーキット30分……(苦)

…クタクタな気分で只今PCに向かっとりますw
若者について行くのは無謀でした~^^;

最近はFBなどSNSでクラウドコミュニケーションの量が増えましたが
日常のなんてことないこうしたリアルなコミュニケーション。
やっぱ好きだな~☆彡

そう…コミュニケーションと言えば、
昨日の勉強会でもキーワードになっていました。
今のAI到来時代には返って一番大切なことのように思います。
人工知能にこんな何気ないひと時まで奪われてなるものかw

話は変わりますが…
先日顧問先のアパレル様と話をさせて頂いたところ、
当社が企画一切を担当させてもらっている商品群が、
今シーズン(2016年春夏)売上昨年対比で160%を超える数字を
叩き出してます!
との嬉しいお話が聞けました♪♪

ヤッホ~!!!

この、洋服が売れない売れないといわれる時代、
大手のアパレルさんが軒並み苦戦されている時代に…
前年比160%超だなんて!! 嬉しーーーー♪

私たちもそのクライアント様も、
嬉しいのは「売れた」ということより
それだけ沢山の方から「欲しいと思って頂けた」っていう
ところなんですよね☆彡
そりゃ、売る為に仕入れたり作ったりしてるんですから
売れて当り前。売らなきゃいかん! ーかもしれません。
でも、今は、その「当り前」が通用しない時代ですからね。。。

私たちがクライアント様に提供している価値はこうした「見えない価値」です。
こちらのクライアント様の場合は小売店を出発点にしたアパレル様です。
強みはお店を持っていらっしゃること。
つまり、お客様が何を求めていらっしゃるのか、手に取る様にリアルに感じていらっしゃいます。
弱みはものづくりの専門ノウハウ。。。

特にニット製品のものづくりは、生地を切って縫う以前の、
生地に相当する「編地」をつくる所から始まります。
つまり、選ぶ糸の太さと作ってもらう工場の編機の編針の太さを揃える(番手と糸取本数を合せる)
ところから始まります。
このノウハウは、一石二鳥で手に出来るものではなく、
これまで企画してきた様々な経験から、
目の前のお客様にとってのベストスペックをデザインできないと、ニットの
商品企画はできない
のです。

私たちが提供しているのは、
もちろん「デザイン」と「編地度目つくりの指導と管理」や、
それを製品化するまでの「仕様設計書」だったり「パターン」だったり
「サンプル修正」…つまり、製品化するまでの企画・生産ノウハウなんですが、
そこにしっかりと意味を持たせて商品企画しているので、
その部分をきちんと販売スタッフさんにお伝えしたら
みんなが商品に自信をもってお客様にお伝えできるようになるようです。
今回は研修会参加後のアンケートからそのようなお言葉を頂きました。
一部、抜粋してご紹介させていただきますと、

「…メモが追い付かないほどたくさんの工夫がつめこまれていて、
セールストークにすごく活かしたい」
 ↓ じゃんじゃん活かしてくださったのかな~☆彡
メモが追いつかないほどたくさんの工夫が詰め込まれていて、セールストークにすごく活かしたい

「…リブや衿ぐり、切替の絶妙な位置など、目から鱗な話ばかりで、ファッションの勉強にも
なりました。お客様の反応が楽しみ」
 ↓ 細かな部分の話も漏らさず聞いてて下さったんですね♪ 嬉しいです。
リブや衿ぐり、切替えの絶妙な位置など、目からウロコな話ばかりでファッションの勉強にもなりました。お客様の反応が楽しみです!

「…今回の話を聞いて、製品についても自信を持ってお伝えすることができます」
今回の話を聞いて、製品についても自信を持ってお伝えすることができます
 ↑ この一言も嬉しかったです。
私たちは、ニット商品の企画を通してそのブランドの商品への『自信』までつくる
ことができたんだ~と!

それが数字にも表れてくれたら、エンドユーザーにまでその自信が伝わって
『欲しいと思ってくださった』という何よりの証明です。
販売スタッフさんにのも一層自信に繋がってくれていれば何よりです!

そして、何より嬉しかったのがこのひとこと。
「商品に対しての知識が増えると、より愛着が増す」と…  名言出た!
商品に対しての知識が増えると、より愛着増して、とてもいい機会になりました
↑この言葉を聞かせてもらって改めて思ったのは、作り手がもっともっと丁寧に伝えていかなきゃ
いけないってこと。

それが伝えられない商品は想いがこもってないということなんじゃないかな。
ここで言う想いとは、「お買上げ下さるエンドユーザーへの想い」です。
だから、私が常日頃気を付けているのは、お客様目線の姿勢です。

ニット工場さんからご依頼頂く企画の時も、「作り手目線、技術者目線」
ならないように気を付けています。。。が、

この度のクライアント様はたまたまアンケートを取っておられたので
この様にフィードバックを頂くことができたのですが、
伝えたいコトが伝わったか… いつもとっても心配です^^;
なにせ、せっかちで話を完結にまとめるのが下手な私は
大勢の人前で話するのはなるべく遠慮させて頂きたいタイプなので…

それでもやっぱり、伝えないと伝わらない ですもんね。♪
要はやっぱりコミュニケーション

色々考えに考えあぐね、
沢山の人の手を通して何カ月も掛けてようやっとお店に並べられる商品たちが、
お客様にキチンと評価(お買上)してもらって
着て喜んでもらってこそ、
関わった全ての人の喜びになるのだから!

ー 2016年4月14日

感謝☆「しらさぎ編みものサロン」イベント‐Ⅱ

はい!お待たせしました☆彡 続きをアップします!

… タペストリー完成の瞬間がこちら ↓

(大切な瞬間がピンボケですみません~)
心配していた、時間内の完成もなんと30分を残しての完成で、タペストリーが
持ち上げられた瞬間の歓声と拍手は本当にトリハダものでした~
白鷺団地のお母さんたちが娘さんの様なはしゃぎ声で「わ~~っ☆彡」って!

白鷺団地・集会所にちゃんと掲げられるか、重さは問題ないか?などの
最終確認の度に又歓声♬♬
本当に、皆の力・時間の共有と集結がカタチになった瞬間です(#^^#)

そして、そして・・・ もうひとつの仕掛だった「桜の木」

これまた、準備の時に芸大生チームで描いてもらった黒板アートの桜の木。
事前準備で茶色のチョークも調達してのことです^^
それに、社会人チームの中の革鞄製作・教室運営の会社さんの機材を使って
桜の形に型抜きしてもらった特殊な紙を使って、当日参加下さった皆様に
感想やメッセージを書いて貰ってこの黒板に貼っていこうというもの。。

その桜の木も、イベントが終わるころには舞い散るほどの桜の花びらが
メッセージを乗せて黒板に満開に咲き乱れ~☆彡

超美しい桜の木になりました\(~o~)/

これらは後で集め、これまた別に府大生チームが作ってくれた、これまでの
活動記録アルバムと共に白鷺団地編み物サークルにプレゼントされました。

このアルバムもまた力作で、府大チームのHさんが丁寧に作ってくれたこの1年の編み物サークルの
活動を綴ったもの♪

最後には、ラストまで残って下さっていたワークショップの参加者さんも
ご一緒頂いての記念写真の撮影です☆

撮影後は一気に皆で撤収作業w
そして、白鷺編みものサークルメンバーと運営メンバー全員での「お疲れ様会」では
皆でお茶を飲みながら1人1人が今日一日を振り返ってひと言ずつ綴っていきました。
涙あり、笑いありのみんなのコメントは、心が熱くなりました。

兎にも角にも、何のトラブルもアクシデントもなく無事に全員笑顔で終えられました。
応援して下さったみなさま、本当に有難うございました。
心から感謝致します
今回のイベントで、来月から始まる今期の編物サークルに参加希望者が増え、
ひいては白鷺団地自治会への参加者が1人でも増える切欠になってくれれば何よりです。

今や、高齢化社会の縮図の様になっている「昭和の団地文化」。
そこを、もう一度安心して楽しく、笑顔で暮らせる「場」に進化させる為のこの活動。
まだまだ試験レベルの段階ですが、関わる皆が無償の心で繋がっているからこれだけ
多くの人の心に響き、沢山の方が来て下さったのだと、実感し他と共に、貴重な良い経験を
させて頂きました。

私達は、事業だけではなくこの様なプロボノ活動も通じて「ニットの伸びるチカラ」で、
1本の糸から未来を改善できることにあくなき挑戦をしていきたいと思います( *´艸`)

ー 2016年3月10日

インド出張での8日間の食生活~一気公開!

こんにちは。

「ニットの伸びるチカラで 1本の糸から未来をインプルーヴ!」を目指す

『株式会社インプルーヴ』です。

さて、インド出張ネタ第2話は……「食生活」(^^)/

インド出張中、どんなご飯を食べたのか、ホントに右手だけで手掴みで食べるのか…

色々皆さんから聞かれますので、ここで私の8日間の旅程での食事記録を公開したいと思いますw

…結論からいいますと、成田空港を飛び立ってから成田空港に戻ってくるまでの8日間×3食全て、カレースパイス味の食べ物でしたw

でも、お腹一つ壊すことも胃を痛める事もなく、健康に8日間働き帰ってきましたw

郷に入れば郷に従えーで、現地のモノが基本的には一番美味しいですもんね^^(ゲテモノ除外)

 

2016/1/31
成田発→インド・デリー着
◆ エア・インディア 機内食 / ノンベジしか選択肢なし。チキンカリーだったかと…。
2016/1/31 成田発 エアインディア機内食


デリー空港のイミグレ。 壁のデザインが迫力満点w 人数の多さも迫力満点ww

◆ 夕食 / ホテル到着。
その名もHotel OrangePie。はい。オレンジパイという名前ですw

この警備員さんが手元に持っているリモコンを押すと、自動ドアの様にドアが開きます。

ホテル前の道です。
右も左も何にもありません。。。 道端にポツリと建つホテル。
まばらな人影と数匹の野良犬がお出迎え、、、


唯一の商店がこちら。 …と言っても、露店に毛が生えた程度。
怖くて入れません、流石にこのお店では絶対に食べれません、、、
ヤバイ予感がハンパないです、、、

日本を出て約16時間後の初日夜、はチェックインの時に出くわした、
ホテル内ロビー横のバイキングディナーを頂きました。。。
基本的に夜のレストランは無いと聞いていたのですが~ 日曜日だから??

因みにこちらでは白ご飯も結構出ますが、全てインディカ米です。

因みに7日間お泊りする部屋はこんな感じです。

部屋のポットがひどくて… 次回は食器洗剤とスポンジ持参します(◞‸◟)

そして、部屋のオートロックキーが壊れてて…
夜勤担当の人用の全室空くマスターキーを使っておけ、と…

え~、え~、、良いんですか?! そりゃ私は悪いコトしませんけど…

2016/02/01
◆ 朝食 / ホテルのバイキング
2016/02/01 朝食バイキング1

2016/02/01 朝食バイキング

◆ 昼食 / 工場でのランチ ケータリング・インド料理

◆ 夕食 / ホテルでのルームサービス(レストランなし)
チキンティッカとベジタブル系のカレーと何かチキンのメイン料理…
名前分りませんが辛かったです^^;


料理名を書いたメニューを写メってくればよかった^^;

2016/02/02
◆ 朝食 / ホテルのバイキング … が、写真見当たらず(´ρ`)

◆ 昼食 / 工場でのランチ ケータリング

◆ 夕食 / ホテルでのルームサービス

2016/02/03
◆ 夕食 / ホテルでのルームサービス

2016/02/04
◆ ホテルの朝食 バイキング

◆ 夕食 / ホテルでのルームサービス

2016/02/05
◆ 工場でのランチ ケータリング

◆ 夕食 / 工場長さんの心遣いでご家族と一緒にノイダ市街地にある古典的北インド料理のレストランにて
・レストランのエントランス

・ピクルスの様なものを好きな種類選んでお皿にならべる

・タンドリーチキン

・最高に甘いスィーツ

・工場長のサンジェさんご一家との記念ショット☆
お嬢さんは日本の漫画が切欠で日本語をレッスン中♪ コナンのファンだとか!

・レストランへの車窓ーインドの地下鉄乗り場

2016/2/6 - ノイダ最終日
◆ ホテルの朝食 バイキング

・ 今回の8日間の出張ずっとお世話になったクライアント会社さんのMD「豊〇さん」と。
最後の朝食バイキング。 なんだかんだと言っても、ここの朝ごはんは最高です♪

◆ 昼食 / 工場でのランチ ケータリング・カレー味な中華料理

◆ 夕食 / 飛行機の機内食の写真見当たらず… でもやっぱりカレーでしたw
ノンベジでラム肉食べました。

2016/2/7
朝食&昼食兼用で羽田空港で回転寿司を頂きました~☆
茶碗蒸しとお味噌汁がめちゃくちゃ美味しかったです♪

ちゃんちゃん。

ー 2016年3月9日

インド ニット&カットソー工場出張記録2016

こんにちはー。 『インプルーヴ』 です。

先ずは、ホテルの窓から見た今朝のノイダから。。。

多分発電所です。 ここは電力がとても不安定で工場も1日に何度も停電します。。。

さて。インドーノイダ出張1日目ー

初日はカットソーの16AW企画ラインナップの本生産前最終チェックと、
17SSのファーストサンプル依頼にむけたパターンの説明に終始しました。

パターン説明の方は、1型ずつパターンパーツを確認。縫代巾と現地ミシンのガイド巾の
確認や、どことどこが縫い合わさるのか、など…その組み合わせの注意点と併せて丁寧に
説明しつつ相手が理解してくれているかどうか確認していきます。

…写真で臨場感が伝わるかどうかわかりませんが、細部に渡り良い意味での喧々諤々!
素人の日本人が聞いたら、ただただ大声で喧嘩してるかのように見えるかもしれませんが、
それこそプロだから改善・解決に向けてポジティブな意見交換しあう貴重な現場なのです☆

同時に、パターンの書き方、縫い代の倒し方向などの図式や表示方法、実際に縫う現場の
ミシン配置やサンプル室と本生産現場ラインの流しかたの違い…などなど、日本では常識と
思っている事でも乖離があったりして。。。

当に、「百聞は一見にしかず~」!

そういう見えない誤解・齟齬によってうまれる価値観・常識の違いを互いに認識し、相互理解
を深めあい商品力向上に向けて反映させることが、出張に来る大きなメリットのひとつです。

ですから、当社が顧問契約させていただくクライアント様には可能な限り現場・メーカーさんと
の直接的なコミュニケーションを大切にしていただくことを推奨しています。
そして、サンプル修正ではなくサンプル依頼の時にメーカーさんと話し込む時間を取る事も
推奨しています。

通常、出来上ったサンプルを元に修正依頼を説明する為の出張スケジュールを組む
企業さんが多いのですが、これはMD商談が主軸だからなんですよね。
つまり、コスト交渉(どこを削れば易くなるか?)や納期設定を主たる商談内容に
据えている出張だからで、モノづくりに軸を置いた出張ではないのです。

既にコミュニケーションが十分取れていて、修正も殆ど出ない様な工場さんならこのやり方は
有効ですが、まだそこまで行ってなくて「先ずは自社の商品力を上げたいんだ…」なんて
場合には絶対に依頼の時にコミュニケーションをしっかりとる事がその後を左右することになります。
後で手直しする「絆創膏貼付式商品開発」→「本質理解式商品開発」へ意識・意志の統一です。
その方が、絶対的に現場のモチベーションも上がりますし☆

関わる皆で商品力向上について真剣に議論しあう現場のこの臨場感、最高に面白いです♪

本日のブレイク・ショット☆彡
カット&ソーの「マスターG」(チーフパタンナー)さんと(#^^#)

ー 2016年2月11日

「失敗しないニットデザイナー選び」

こんにちはー。 『インプルーヴ』 です。

ここ最近富に思うのですが、ニット製品のデザインや企画に関して、
あまりにも知識が少ないのに、ニット製品の企画や生産をされる
企業(特に小売り系)さんが多いように思います。。。

…が、これはとっても危険なことです。
ヘタをしたら不良品で会社どえらい損失を被る事になりかねません…

当社はニットデザイン・企画会社として16年目に突入しましたが、
ただデザイン画を描いたり、工場への平絵、寸法指図をするだけのデザイン会社とは
違います。 
かといって、一般的なOEM・ODM会社とも違います。

ひと言でいうと、「ニット製品の企画コンサルタント」というのが一番正確な感じ。

ーそんな仕事をする中で、この時代においてもなお、ニット製品のデザイニングや
製作については情報不足を感じるので思い立ち…
こんなYouTubeチャンネルを開設してみました。

「失敗しないニットデザイナー選び」
そして、第一号の投稿は、先週行ってきた北インドのニット工場で記録撮影
させてもらったリンキングによる衿付け縫製の様子です。
https://www.youtube.com/channel/UCDSZ3FlZNDG2fgyC7x1dirw

日本や中国のリンキング工程紹介の動画も少ないですが、インドのそれは
もっとないと思うので、ここにアップしてみたいと思います。
日本・中国で多用されるそれとの違いもテキストにて簡単に説明してみましたので
ご興味がある方ご覧くださいませ^^

ー 2016年1月20日

最近の痛ましい事故と「ハインリッヒの法則」

こんばんはー。 『インプルーヴ』 です

突然時事ネタみたいになりますが…気になるんです。
最近一番の残念はニュースのスキーバス転落事故・・・
そして呆れてしまうのはココイチの廃棄冷凍チキンカツ流通販売事件・・・

これらは絶対に突然起きた事故ではないはずだと、皆さんも思われていると思います。
絶対にそれまでに何かに気付いていた人、(おかしい…)と感じていた人、
それまでの日常業務の中で「ひやっ」としたことが起きていたはず、
「はっ!」としたことが繰り返しあったはず…

私が身を置くアパレル業界も決して他人事ではないと思います。
似た様な構造はあちこちに溢れています。。

この「ヒヤリ・ハット」な一瞬を300以上感じる様な状態が
日常で見過ごされていると、
その次は29件の「軽微な災害・事故」が発生し、
これをも本質を解決せずに放置、一時対処でしのいでいる所には
必ず1件の重大な事故・災害が発生する

という、統計の法則があります。
「ハインリッヒの法則」といいます。

この様な事件・事故の話を聞くたびにいつも私はこの法則を思い出します。

そして、自分の身の回りに見逃している、又は見落としている「ヒヤリ・ハット」がないか
考えます。
皆さんも、皆さんの周りをこんな目線で少し見回してみませんか?
何もない日常というのは、こういう日々の手抜きのない注意・目線の積み重ねなのだと、
改めて自らも戒めたいと思います。

↓昔、ハインリッヒの法則について書いたブログです。
良かったらご覧ください。
ハインリッヒの法則について

ー 2016年1月13日

フェアトレードのオーガニックコットンニット

こんにちは。 『インプルーヴ』 です

昨日はクライアント様の「シサム工房」様の展示会にて当社が企画・プロデュースを担当させて頂いているオーガニックコットンの商品説明を頼まれ、京都は木屋町に行ってきました。

立誠小学校

この度展示会場にされていたのは「元・立誠小学校」の校舎の一画。2階の教室3室分。。。

昭和の世代には何とも懐かしさ感じるロケーションでの、これまた「フェアトレード」 「オーガニック」などのキーワードで仕入れたりオリジナル商品開発したりして集められたこの春からの新作展示会&来秋冬の商品予約販売会。

兎に角、雰囲気と商品のイメージがとってもマッチしてて絵になっていたので一先ず写真だけでも先にアップ☆彡

其々の写真にコメント付けていきたいのですが、そしたら今日中にUPできないので、
一先ず写真だけアルバムの様にアップします^^;

展示会は明日まで!
アパれる業界の仕入・バイヤー様だけではなく、今回は一般の方にも入場いただけるそうなので、フェアトレードに興味のある方・シサム工房様のファンの方・手作りの暖かさ、クラフトワークに興味のある方・アンティークな質感の家具やインテリア小物などに興味のある方。。。などございましたら、是非お立ち寄りください^^
運が良ければ美味しいオーガニックなフェアトレード珈琲を頂けるかもですよ~♪

場所:元・立誠小学校 2階 中教室/西教室
京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
最寄り駅:阪急瓦町駅1番出口 徒歩3分
地下鉄祇園市場駅4番出口 徒歩5分
バス/四条河原町 各停留所より 5分

オーガニックコットン16Spring商品コーナー

オーガニックコットン16Springの商品コーナー

オーガニックコットンのカットソーコーナー

黒板が背景なのが面白いロケーション
黒板が背景なのが面白いロケーション

16秋冬オーガニックコットンのニットサンプルたちのコーナー

16秋冬オーガニックコットンのニットサンプルたちのコーナー


シサム工房さんのオーガニックコットンは、原綿の栽培地から生産しているニット工場・カットソー工場まで全て世界レベルのGOTS(Global Organic Textile Standard:ゴッツ)取得の正真正銘の純オーガニックコットンです。

16aw Organic cotton

16秋冬用 オーガニックコットンのメンズカットソーについて説明しています^^;

16秋冬オーガニックコットンV首成型プルオーバー

16秋冬オーガニックコットンV首成型プルオーバー

16aw organic-cotton fair trade knit

16秋冬フェアトレード オーガニックコットン。トップ染のニュアンスが綺麗な茜色が登場☆

ー 2016年1月5日

2016年もよろしくお願いいたします。

みなさま。
新年あけましておめでとうございます。
今年のお正月は異常なポカポカ陽気で、今一つお正月気分に乗り切れなかった感がありますが、
皆様はごゆっくりされましたでしょうか。

株式会社インプルーヴも1/5より通常営業開始させていただきます。
本年も「1本の糸から未来をImproveする」業界の一助になれるよう
一同邁進してまいりますので、引き続きご指導・ご鞭撻のほど 宜しくお願い致します。

- 代表取締役 鈴木 弘美 -

ー 2015年12月26日

今年もお世話になりました!

ご挨拶

皆様、今年一年もImproveを応援下さり、誠に有難うございました。

当社は本日12/26を仕事納めとさせて頂き、
新年は1/5(火)より営業とさせて頂きます。

尚、当社は本日を以て無事に15年目の節目を終える事ができました。
これも一重に日ごろの皆様からの支えの一語に尽きます。
心より心より感謝しております。

16年目に突入する2016年からも、インプルーヴ一同日々のご縁を大切に、
自社のスキルが皆様の発展のお役に立つよう研鑽・精進して参りますので
引き続きご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

本日より神戸も急に寒くなって参りましたが
皆様も体調など崩されませんよう、
どうぞ健やかな新年をお迎えください。
-心からの感謝を込めて-

株式会社 インプルーヴ
代表取締役 鈴木弘美

ー 2015年11月8日

小さな可愛いインターン学生さん♪

神戸市では「KU トライやる」という名前の中学生のインターンシップ=職場体験活動というのがあり、
『インプルーヴ』にも今年は2名の女子中学生が来ています。

全部で4日程のおしごと体験。。。
前半の2日が終わったところなのですが、うちでは朝のお掃除の後、ニットのカラーチップの
午前中は、カラーチップの色分け整理。実際の糸見本に触れてもらいながらの作業実習を組んでみました。

一日目は流石に緊張している様子でしたが、二日目は二人で相談したり話をしながら
少しリラックスして作業できていたかな^^

仕事の仕上がりも丁寧で美しい♪ 満点の合格点です☆

この色分けされたカラーチップはこの様に社内でストックし、オリジナルカラーの
染依頼を糸屋さんにお願いする時などのビーカー見本色として使ったりします。

染工場さんに色の染依頼をする時には、なるべく混率が似ている素材を色見本に使わないと
染上がりがイメージ通りに上がる確率が低くなります。
パントーンなどのカラーチップを使っているのはノンノンです。
それは、発注している側の方が糸に乗っかった時の色をイメージしきれていないから。
紙の色通りに染めるのは難しく、例え染まっててもジャッジするデザイナー側が糸に乗ったら
反射などで変わる色の変化を織り込んで依頼してないと、イメージと違う… なんてことに。

…今どきはオリジナルで色染めるアパレルも極小かもしれませんので、その作業自体知らない
デザイナーさんも少なくないかもしれませんが…(~_~;) あ、話が逸れました、、、

そして、午後からはなんちゃってスタイリストに挑戦。
1日目に当社のブランド 【 ポアントコウベ 】のショウルームから
自分達が気に入った商品をピックアップして実際にスタイリングを組んでもらい、
二日目にはwordを使って、そのスタイリングをPRするブログ原稿作成をしてもらいました。

先ずはピックアップした商品をテーブルの上に並べ、其々が選んだ理由や組み合わせの
ポイントを教えてもらいます。

次に、実際にテーブルにキレイにスタイリングして並べ、その発表してくれたPRポイントを
翌日記事にすることを踏まえながら其々に写真撮影をしてもらいます。

二人共しっかりと考えて商品の組合せを考えていて、真剣そのもの!
(お預かりしている中学生さんなので、顔出しは控えます故、その真剣なまなざしを
お見せできないのが残念ですが^^;)

2日目は、其々が撮った写真をPC落してあげて、それを使ってのブログ原稿作り~
約1.5時間、一言も言葉を発せずPCに向かって黙々と文章と画像を加工・構成していて
その集中力は素晴らしかったですよ~\(~o~)/

…そして、しっかりと予定時間内に二人とも記事作成していました。
今の中学生ってすごいですね~! (◎_◎;)私がWord教えてもらいたいくらいのクオリティです☆彡
あ、その記事は近々 【 ポアントコウベ 】のブログにアップされますのでお楽しみに♪♪

ーそんなこんなな先週末。
週明けのインプルーヴも、にぎやかに子供たちの笑い声と共に始まるのが楽しみです♪
そして、今回の実習で感じて欲しい大事なことのひとつ、「与えられた仕事を与えられた時間内に
やりきる」ことを、ちょっとでも体感して学んでくれていたら嬉しいです♪

ー 2015年11月6日

「ニット小物作成ワークショップ」開催のお知らせ♪


突然ですが☆ 本日は告知させて下さい!
このたび、(株)インプルーヴ社内にて初めて一般の方向けの
ワークショップをさせてもらう事になりました~。

当社にはたくさんのニットの編地が集まります。シーズンが終わると
それらは処分せざるをえないのですが、どれもステキな糸の見本編地
なのでどうにも捨てる気にならず…^^;
そんな、貯めに貯めこんだ編地達を思い切って放出し、簡単に作れて、
たくさんの人の毎日の中で身近に感じて取入れてもらえる「ニット小物
製作」をご提供できればな~。。。と思って…のイベントです~(#^^#)

第一弾は、『世界中で一点物の自分だけ♪バネポーチ&ガマ口ポーチ』を
キットでご用意しようと思っています。
編地は、ご用意する数十枚の編地の中から好きなのをお選び頂こうと
思っています☆ 色も柄も全て一つしかないものばかりなので一緒に
作られた人同士でも誰も被りませんw

普段は主に専業の企業様と接して仕事をしていて一般の方へのワークショップを
するのは初めてなので教え方も拙いかとは思いますが、その分、糸の話や
ファッションのお話、ニット商品を買う時の目利きのポイントなど、ニット専門の
企画会社ならではの話など交えつつの楽しいワークショップができたらいいな~
と思っております♪

お時間あれば是非ポチッと↓
【be カレッジ】イタリア製のニットで作るオリジナルポーチ作成

「参加」。お待ちしております~(*^-^*)/

ー 2015年10月29日

ニットリンキングがお仕事の就労支援事業所が神戸に登場!

こんばんはー。 『インプルーヴ』 です

今日届いた手紙類の中に、一際嬉しい報告があったのでご報告~(#^^#)

リンキング工程の仕事を主に考える就労継続支援B型事業所が、
なんと神戸市内にできま~す!! パチパチパチ~\(~o~)/

…遡る事、丁度1年前の10月、共通の方の紹介で当社を訪ねてこられたMさん。
「ファッション好きな障がい者達が楽しく働ける仕事をつくりたいんです!」と
強い、熱い、深い想いをお聞きしました。

初めてお会いした彼自身車いす利用者さんで、とても情熱的でファンキーな印象の
方でした^^

それから色々話込みをしていく中で、先ずは縫製の作業所を入り口に立ち上げたいと
なったときに、ミシンは下手をすると指を縫ってしまったりもする危険性も
ある(私自身、学生時代動力ミシンで指を縫った経験が何度かあり…^^;)ので
初心者さんだけで始めるには心配だな… と。。
逆にニット縫製の《リンキング》ならその様な心配はいらないし、車いすの
利用者さんでも問題なく出来る作業だし、知的障がいの方でも訓練次第では
可能かも?  管理・運営もし易いのでは?? ーと思い、お勧めしてみました。

又、リンキングを刺した後の「捨て糸」をほどく作業なども地味な仕事だけど
人の手じゃないと出来ない大事な作業で、これらの仕事をしてくれる日本人が
激減している為に、ニットアパレル製品は大幅に中国などへ海外依存せざるをえない、
若しくは国内工場でも海外研修生を登用してその部分をお願いしている実情が有り。
その人手不足に困っているという現場の話も良くお聞きするのです。。。
もしも、そのパートを担ってくれる場がこの様な形でできて彼等が支えてくれるなら、
仕事のニーズはきっとあると思われお互いHAPPYになれるのでは…?! と、
勝手にイメージを膨らませ。。。

そしたら彼等も「その《リンキング》とやらに興味あります~」との事でしたので、
日頃お世話になっているニット工場さんに経緯をお話してみたら、
二つ返事で彼等への技術指導を買って出てくださると快いお言葉を頂き~♪

早速、先ずは縫製技術を持つ車いす利用者のWさんが技術指導を受ける為に
その工場さんに通い技術研修が始まり。。
正直、慣れるまでにもう少し時間が掛かるのでは…と思っていたのですが、
予想に反して技術の習得も飲み込みもとても早く、早々にリンキング機を借りて
オフィスに持ち帰りの単独作業を任されるようになられ……( ゚Д゚)☆
               ↓

そんなこんなで、最初のMさんと私との妄想の様なビジョンが俄かに現実めいてきて。。

ーと同時に、Mさんの方は事業所開所へハード面の数々の関門・ハードルを
恐るべき行動力で次々と乗り越えられ☆彡
(ここは、私達は全くサポートできないので後方から旗振ってひたすら声援のみw)

そして。。。
先日オフィスに伺ったら「漸く決まりました!ここが事業所になります☆彡
開所日を11月1日にしようと思っています。もうすぐパンフレットができあがります!」
とのこと~☆

。。。それが!今日!届きました~\(~o~)/

すごい、すごいです!!! 
と同時に、途中大きな手術なども経験された中でよくここまで漕ぎ着けられた…と思うと
心から尊敬しかないです。

勿論、まだやっとスタートの段階で、これから沢山乗り越えないといけない
山、学ばないといけないことがある事と思います。
でも、Mさんなら、Wさんなら、きっと、しれっと乗り越えてくれることでしょうw
周りも応援してくれるはずですし♪

そんなファンキーなこのBridge+という事業所で仕事をしてみたいと思わたれた方、
「リンキングって何?興味ある~」と思われたアナタ☆
そして、「車いすだから… コンプレックスがあるから… 」と、
社会と関わる事を心のどこかで諦めちゃってるアナタ。。。

一度下記までお問合せしてみてはいかが? (*^-^*)
    ↓

この場所が、隔たりない社会・みんなの懸け橋(ブリッジ)となるように、
私達も引き続き微力ながら応援したいと思います♪

ー 2015年10月13日

デザインだけじゃ終わらない~!

こんばんはー。 『インプルーヴ』 です

今日、一日向かいのテーブルで唸っていたスタッフのO。。
「何か、おかしいんですよね~。。何でこんな風に衿ぐりのカーブが
ゆがむんだろうか… 」

経験値が少ない企画担当者さんとかだとなかなかその根本的な原因解明は
難しかったりするかもしれないのですが、こと横編みニットに関しては
ただ単純に「縫製が悪いので注意して下さい」だけとは限らなくて。。。
かといって又、成型編みだから必ず左右対称だろう~などというのも、
実は思い込みだったりするということに頭をガツンとやられる事もあります^^;

この写真の例は丸首のベーシックカーディ。
トルソーチェックでも、平置きチェックでも、着用チェックでも…
ナニカガオカシイ。。。
二人揃って首を傾げ…
一見は普通にキチンと出来ている感じなのですが…。

スタッフOがとうとう原因分析作業に入りました^^;

私達は、少しでも気になったらその「何故?」が解明されるまで、丁寧に分解・
究明します。
そして、一歩一歩の改善を目指して工場さんと話し合い取り組みます。
それがインプルーヴ・クオリティであり、ただ単にデザインを提供するだけでなく、
クライアント様の『顧客様からの信頼』を護るのが私達の本来の使命だと
思っているからです。

今回の場合も、左右の身幅の目数と衿ぐり付属の成型目数、前天巾と後天巾、
小肩など細部の目数を「目がくらくらする~ぅ」と言いながら数えていく中で、
漸く見つかった原因。
(今回は身頃前中心ではなく前天巾で左右対照となる中心がキモでした(~_~;)) 

原因が分れば、単に「衿ぐりがゆがまないように注意して下さい」ではなく、
改善案を正確かつ具体的に提案をすることができます。
もし、それができないと言われたら、他にどんな方法があるか考えて代替案を
提示する… 原因が分っているから代替案も道を誤ることなく提案できます。
その繰り返しが商品力を向上させ、着る方に長く愛用される信頼になると信じて
います。

こちらの工場さんも、今迄ニットソーしかやったことがない海外工場さんに
横編み技術を活用した商品作りへのグレードアップを取組んでいるところ。
言葉の壁もあり、デザイン物もそれなりに編み方の理解を得るのは難しいですが、
意外とこの様なベーシックにも其々の国でつくり方・学び方の違いで思いがけない
落とし穴があったり。。

現地工場の方々からしたら、大した違いじゃない…と思われているかもしれませんが、
(特に、暑い国で凡そセーターなど着る経験がなさそうな男性ばかりで製造されて
いるので…)
気付かぬうちに一歩ずつでも一緒に向上してくれて、彼等も共に豊かになって
くれることを願い、インプルーヴでは今日も密かにこの様に気が遠くなりそうな
地道な作業を積み重ねています。。。^^;

ー 2015年10月6日

一から始めるアパレル商品企画

こんばんはー。 『インプルーヴ』 です

気付いたらもう10月… 漸くニットファッションを楽しめる季節になってきました♪
そんな今日のインプルーヴにお越し下さったお客様は、来春に向けて自社のブランド
を立ち上げたいとのご相談。。。

自分で作りたい商品のイメージははっきりとお持ちなのですが、アパレル業界の方
ではないので、自分の頭の中にあるイメージをどうすれば形になるのかが…という所
からご相談頂き、只今お手伝いしています。

私達アパレル業界でどっぷり浸かっている頭では思い付かない切り口のモノ
づくりで、具現化する側のチカラが試されている様でもあり~w(^-^;
…だからこそ、智恵を絞り出し最良の容でアウトプット=商品化実現できたら
最高ですよね~☆

こうして色んな方と出会い、刺激し合いながら商品が生まれていく過程が
本当に楽しいと思います~♪ 
どんな仕事も大変であればあるほど、その先の達成感が倍増しますもんね~
(^_-)-☆

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