選択カテゴリー:ニットデザイン研究
自社ブランド「ポアントコウベ」事業の休止についてーご挨拶ー
皆様へーご挨拶ー
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を目指す 『インプルーヴ』 です。
本日は、ひとつご報告・ご挨拶させていただきたいことがあります。
ーといいますのも、当社が直接エンドユーザー様のお声を聞きながら育ててきました
「ポアントコウベ」事業についてですが、この度のオフィス移転を機に一度休止させて頂く
ことに致しました。
社内で検討に検討を重ねた結果、このバレエジャンルでニットに特化して続けるには、
継続的に新商品を開発し続けることが難しくなってきたことなどもあり、又、価格面で
どうしてもエンドユーザーの皆様の期待に応える価格帯でのご提供も叶えるのが困難な
ことから、【ニット×バレエウェア】の開発は、私たちが出来うるトライアルをし尽くせたー
と判断しました。
今までずっと支えて下さっていた皆様には、残念な気持ちにさせてしまって本当に申し訳ないの
ですが、どうかご理解いただければ幸いです。
それで、ポアントコウベを支えて下さったファンの皆様への御礼の気持ちも込めて、只今最初で
最後の記念すべき(?!)「セール」を開催中です。
HPが閉鎖になる9月末で何と!70%OFFでご提供しておりますので、宜しければ
ご覧ください。
ブランドオープンから約10年一度もセールをしてこなかった私達、これからもニット商品の企画・
商品のご提供をしていくことは変わりませんので、当社がつくるニットの良さ、品質の良さを
お気軽に体感してみて頂く機会にもなればと思っております^^
因みにポアントコウベのFaceBookで只今ご紹介しているスカートは、ターンした時にキレイに広がり、
身体にまとわりつくこともない絶妙の軽さを実現させるところに拘りました。
編みながら裾始末をしているので、ロック始末やミシン縫製が入っていないのがその軽さの秘けつ!
因みに、このつくり方を取入れているバレエウェアはまだ見たことがありあません♪
シフォン生地のスカートなどよりとても上品で軽く柔らかですよ^^
商品の中にはこの写真のスカートだけじゃなく、ウォーキングやお部屋での寛ぎ着として便利な
パンツなども色々ありますので、バレエされてない方や、インプルーヴが「ポアントコウベ」
の生みの母だったとご存知なかった方も、この機会に良かったらHPを覗いてImproveが企画提案する
商品力に触れてみていただければ幸いです(#^^#)
(株)インプルーヴは、これからもニット×○○な実験やトライアルを行い続け、未来をImprove
しつづけますので、これからも変わらず応援のほど、宜しくお願いいたします!!
代表取締役 鈴木 弘美
劇的に売り上げを改善する方法
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」に邁進する
『インプルーヴ』 です。
昨日の某業界新聞の、民事再生手続き開始を申し立てていたイエリデザイン
プロダクツ(ニットメーカー)さんに撚糸メーカーの堀田丸正さんがスポンサー
契約の名乗りを上げたーとの記事にも驚きましたが、
丁度その裏に載っていた、とある、若き社長兼CEOという肩書の方のインタビュー
記事にふと目が止まりました・・・
見出しはこう。
ー提案力と 『 店長が一番売る 』 が基本ー
そして、
「 … プロダクトアウト型店舗、そして店長が一番売る事が伸びている理由」
と文章が続く、最近の急伸が注目されている某セレクト(小売)系アパレルの社長さんの弁。
中でも、「机上で6時間考えるより、デザイナーを招いて店で飲み会を催した方が
売上に直結する」が印象的。
「… 店長が運営管理を強めすぎたり、[これを売る]という提案力が欠けている店は、
売り上げ計画に届いていない。売れ筋をデータから分析するのではなく、ブランド
のデザイナーとの交流時間を設けた方が劇的に売り上げが改善する場合が多い」 と
書かれていました。
丁度今、当社が顧問契約を請負っているセレクト系アパレル様のオリジナル
ニット商品企画の今期の売上でも全く同じ現象が起きていたので、この文章が
目に飛び込んできたのだと思います。
当社の顧問先事例で言うと、当社が企画したデザインのひとつ一つについて、どんな
意図をこめてこのデザインに至ったのか、お客様にどんな事を感じてほしいのか、
伝えて欲しいのか、途中にどんな紆余曲折・苦労があってその商品が出来上がったのか、
なんてエピソードを店頭の販売担当者全員の前でお話させて頂く機会を頂きました。
この会社の方々からしたら、本来は[外部の人間]という立場ですが、
私は目の前にいる販売員さん達に対して、脳で考えるまでもなく、熱く企画意図を
お伝えしていました。
勝手を承知で申し上げると、私たちImproveにとって大切な仲間だと思うからです。
商品のこと、お客様への想い、それらを代弁して伝えてくれる大切な仲間です。
そう思うと自然に伝えたいことが溢れるように出てきます。
そんな機会を頂いた商品の期中での売上は…
やっぱり上々~♪
何品番か売切れ(欠品)が出る程の過去にないスピードでお客様に認知して頂けたー
との嬉しいご報告を頂きました。
勿論プロパーで、です^^V
この現象が起きた理由は、当に、この記事の社長さんが語っている事と同じだと思います。
つまり、
デザイナー(企画の前線にいる人)と、販売の前線にいる人が同じ空間で
想いを一にする濃密な時間を意図的に作ること。
これこそ、「劇的に売れる」一番の要素なのです。
「売れる」というのは、お客様が共感してくれる結果の数です。
だから、この時に最も重要なのが、
<両立場が共にお客様の方向を真っ直ぐに向いて語り合うー>ことです。
私たちが提供しているものは、端にニット商品のデザインやニット企画の代行ではなく、
それらを通してこの【売れる自信】をデザインしているのだと思っています。
そして、それを素直に共感してくれて、当社に伝える仕組みをつくるチャンスをくれる企業様が
成長していかれます。
特に、ニット商品の企画は布帛デザインのそれとは一線を画すほどに専門性が高く、
その製造法にも一般の方に知られていない事がとても多いので、販売のスタッフさんに
より沢山のプレゼント(商品情報)を差し上げ共有する事。そしてそれを「是非自分の
エンドユーザー(お客様)に伝えたい!」「この話をお客様と共有したい!」
ーそんな太い連鎖を創るのがカギです。
それから蛇足まで。
この記事の冒頭にあった『プロダクトアウト型店舗』というのは、良く言われる
「マーケットイン」の対義語としての「プロダクトアウト」ではなく、お客様の『潜在ニーズ
を呼び起こす品揃え』という意味ではないか、と私は解釈しました。
私達企画に携わる人間は、この、エンドユーザーがまだ気づいていない心の奥の「潜在ニーズ」
に語りかけるものを常に生み出す努力が欠かせないと思います。
それこそを【提案力】というのではないか、と。。。
Improveは、そんな想いで今日も明日も【提案力】磨きに余念なく、
ニットの伸びるチカラの無限の可能性にチャレンジします♪
上っ面を真似るのはもうやめよう。
こんにちはー
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」が合言葉。 『インプルーヴ』 です。
「上っ面を真似るのはもうやめよう」
何でこんなタイトル??
それは、今の若い(?)デザイナーさんやMDの方たちに一番伝えたいフレーズだから。
「今、売れてるデザイン(企画)は何ですか?うちはそれが欲しいんです」
良く聞かれます。
「最近のデザイナーさんはさ、直ぐに他所の写真よこしてきて、<これをつくって下さい>
って言うんだよねー。簡単でいいね。」工場さんなどとの世間話で良く聞かされます。
そのたびにいつも思うんです…
それって、他社さんの苦労や努力を「丸パクリしたいのです」と言ってるってこと、
分ってる?!って・・・彼らが自覚してるかどうかはわかりませんが。
それよりも、売れている=お客様が喜んで下さっている「本質を読み解く力を磨け」と
言いたいのです。
最近良く思う、自問自答があります。
【スタンダード】って、何ぞや。。。
スタンダード=定番?ベーシック?=ニットだったら丸首のセーターとか?カーディガンとか?
いやいや、それって、人によって違うと思う。
【スタンダード】という単語を改めてでググってみたら、
「標準。規準。また、標準的であるさま。」 とありました。
アパレル業界に置換えて考えてみると、
人が手に入れたがっている【スタンダード】とは、自分らしさを一番表現できるもの。
頻繁に身に付けていても型崩れたり劣化することなく安心して着れて、
それを身に付けている自分自身に自信が持てるもの。
=「あの人のイメージって○○○だよね☆」「あの人にとっては定番なんだろうねー」
「あの人の○○○なところが着る服にも現れててあの人らしいいよねー」
ーなんて具合に、自然に人からの人物評価に繋がっていく・・・
みたいなのが「スタンダード」の本質ではないかな、と。
つまりは、
・ゆるぎなく長く愛用できるもの。
・愛着を抱けるもの。
だから、それは、先に挙げた丸首のセーターやカーディガンとは全く違う
デザイン物かもしれない。
でも、ひとつ言えるのは、今シーズンだけで消えてしまうような流行物ではないんだろうなー
・ブレないデザイン。
・ブレないスタイル。
それは、それをチョイスする人の生き様にも通ずるのかもしれない。
トレンドの上っ面を真似ずに、何故そのトレンドが今発信されているのか、とか、
自社の顧客に提案したら、お客様に何を提供できるだろうか、どんな良さがあるのか、とか。
だから、今の企業デザイナーさんや企画に携わる人、マーチャンダイザーにこそ、
毎シーズン発信されるトレンドの上っ面を真似るのではなく、
その奥底に隠れるウォンツを探して、自社にとっての「スタンダード」を
追い求め、掘り下げて、是非つくって欲しいと思います。
そしたらきっと、お洒落が好きなお客様が帰って来てくださる・・・
そう思って、今日も私はお仕事をしています(´艸`*)
売れる『自信』をつくりだすのも私たちの仕事
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」が合言葉。 『インプルーヴ』 です。
「今日は暑いですね~。」
「ですね~、今日なんて特に「蒸す」って感じ?」
「何時からやってはるんっすか?」
「30分前からかな~」
ジムで一緒になった初対面のお客さんとの会話。
初めてあった方ですが、こうやって気軽に話しかけてくれると
親近感も湧きますよね^^
「お! 今日は腹筋鍛えてるんすか?一緒にサーキットやります?」と
言って下さるので
「へー、やってみようかな~」
ということでこの20歳代と思われる若者と腹筋サーキット30分……(苦)
…クタクタな気分で只今PCに向かっとりますw
若者について行くのは無謀でした~^^;
最近はFBなどSNSでクラウドコミュニケーションの量が増えましたが
日常のなんてことないこうしたリアルなコミュニケーション。
やっぱ好きだな~☆彡
そう…コミュニケーションと言えば、
昨日の勉強会でもキーワードになっていました。
今のAI到来時代には返って一番大切なことのように思います。
人工知能にこんな何気ないひと時まで奪われてなるものかw
話は変わりますが…
先日顧問先のアパレル様と話をさせて頂いたところ、
当社が企画一切を担当させてもらっている商品群が、
今シーズン(2016年春夏)売上昨年対比で160%を超える数字を
叩き出してます!との嬉しいお話が聞けました♪♪
ヤッホ~!!!
この、洋服が売れない売れないといわれる時代、
大手のアパレルさんが軒並み苦戦されている時代に…
前年比160%超だなんて!! 嬉しーーーー♪
私たちもそのクライアント様も、
嬉しいのは「売れた」ということより
それだけ沢山の方から「欲しいと思って頂けた」っていう
ところなんですよね☆彡
そりゃ、売る為に仕入れたり作ったりしてるんですから
売れて当り前。売らなきゃいかん! ーかもしれません。
でも、今は、その「当り前」が通用しない時代ですからね。。。
私たちがクライアント様に提供している価値はこうした「見えない価値」です。
こちらのクライアント様の場合は小売店を出発点にしたアパレル様です。
強みはお店を持っていらっしゃること。
つまり、お客様が何を求めていらっしゃるのか、手に取る様にリアルに感じていらっしゃいます。
弱みはものづくりの専門ノウハウ。。。
特にニット製品のものづくりは、生地を切って縫う以前の、
生地に相当する「編地」をつくる所から始まります。
つまり、選ぶ糸の太さと作ってもらう工場の編機の編針の太さを揃える(番手と糸取本数を合せる)
ところから始まります。
このノウハウは、一石二鳥で手に出来るものではなく、
これまで企画してきた様々な経験から、
目の前のお客様にとってのベストスペックをデザインできないと、ニットの
商品企画はできないのです。
私たちが提供しているのは、
もちろん「デザイン」と「編地度目つくりの指導と管理」や、
それを製品化するまでの「仕様設計書」だったり「パターン」だったり
「サンプル修正」…つまり、製品化するまでの企画・生産ノウハウなんですが、
そこにしっかりと意味を持たせて商品企画しているので、
その部分をきちんと販売スタッフさんにお伝えしたら
みんなが商品に自信をもってお客様にお伝えできるようになるようです。
今回は研修会参加後のアンケートからそのようなお言葉を頂きました。
一部、抜粋してご紹介させていただきますと、
「…メモが追い付かないほどたくさんの工夫がつめこまれていて、
セールストークにすごく活かしたい」
↓ じゃんじゃん活かしてくださったのかな~☆彡
「…リブや衿ぐり、切替の絶妙な位置など、目から鱗な話ばかりで、ファッションの勉強にも
なりました。お客様の反応が楽しみ」
↓ 細かな部分の話も漏らさず聞いてて下さったんですね♪ 嬉しいです。
「…今回の話を聞いて、製品についても自信を持ってお伝えすることができます」
↑ この一言も嬉しかったです。
私たちは、ニット商品の企画を通してそのブランドの商品への『自信』までつくる
ことができたんだ~と!
それが数字にも表れてくれたら、エンドユーザーにまでその自信が伝わって
『欲しいと思ってくださった』という何よりの証明です。
販売スタッフさんにのも一層自信に繋がってくれていれば何よりです!
そして、何より嬉しかったのがこのひとこと。
「商品に対しての知識が増えると、より愛着が増す」と… 名言出た!
↑この言葉を聞かせてもらって改めて思ったのは、作り手がもっともっと丁寧に伝えていかなきゃ
いけないってこと。
それが伝えられない商品は想いがこもってないということなんじゃないかな。
ここで言う想いとは、「お買上げ下さるエンドユーザーへの想い」です。
だから、私が常日頃気を付けているのは、お客様目線の姿勢です。
ニット工場さんからご依頼頂く企画の時も、「作り手目線、技術者目線」に
ならないように気を付けています。。。が、
この度のクライアント様はたまたまアンケートを取っておられたので
この様にフィードバックを頂くことができたのですが、
伝えたいコトが伝わったか… いつもとっても心配です^^;
なにせ、せっかちで話を完結にまとめるのが下手な私は
大勢の人前で話するのはなるべく遠慮させて頂きたいタイプなので…
それでもやっぱり、伝えないと伝わらない ですもんね。♪
要はやっぱりコミュニケーション♪
色々考えに考えあぐね、
沢山の人の手を通して何カ月も掛けてようやっとお店に並べられる商品たちが、
お客様にキチンと評価(お買上)してもらって
着て喜んでもらってこそ、
関わった全ての人の喜びになるのだから!
ニット製造業が抱える課題とImprove
こんにちは。
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」が
合言葉の『株式会社インプルーヴ』です。
当社はニット商品のデザインや企画をお手伝いする仕事をしていますが、
中でも最近は工場さんからのお問合せやご相談が増えてきました。
工場さんの企画をお手伝いする場合は、その工場さんの編機の機種や
ポテンシャル、何が強みか…などを踏まえつつ、お取引先アパレル様や
お売りになりたいと思っておられるお客様の層(販路)を考えた上で
➀ デザインを考え、編地組織を考え、
➁ 素材の提案をし、
➂ 色の提案をし、
➃ 決まったデザインに最適な度目風合いを決めて、
➄ 決まったデザインを効率良く且つデザインが活きるような編み方を
指示する仕様設計書をつくり、
➅ 工場の技術者さんと話込みをしながらサンプルに仕立て、
➆ そのサンプルから一般の消費者の目から見ても正規商品と見紛う
品質まで高め(修正作業)、
➇ お客様(販路先様)に見て頂く…
➈ そして、そのサンプルを切り口に販路先様のお声を頂きながら
真のニーズを掘り起こす
➉ お客様の先のエンドユーザーの声(ニーズ)に耳を傾け、ご提供する
商品でその要望に応える
=製造と販売=エンドユーザーの間に本当の意味での好循環が育まれる…
ものづくりのこんなプロセスの中で
そんな工場さんたちの願いを叶えるのが私たちが求める姿
なのですが、これがなかなか。。。
現実、そうそう簡単にはいきません(苦笑)
何故かと言いますと…
工場さんとしては、自社商品が必要だと思って当社にご相談頂くものの、
やっぱり目先に飛び込んできた仕事優先で自社の開発はついつい後回しに
なってしまうし、工場さん自身が販路がはっきり見えていないので迷いが
生じたり…
私達も先様の事情に触れるところまで強いことはなかなか言えず、せいぜい
お電話で納期を思い出してもらうことくらいしかできていないのが現状です。
そんな、当に私たちが普段ぶつかっている壁の事を繊維ジャーナリスト・
南允浩さんがhttp://minamimitsuhiro.info/archives/4642402.html
製造・加工業者の自主開発商品は「悪くはないがこのままでは売れない」ことが多い
というテーマでブログに書かれていました。
ーということは、私たちだけじゃなく、製造業とデザイン・企画会社が抱える
共通の大きな課題だってことなんですよね。
そして、小売店さんも多分同じ…
小売店さんと私たちデザイン・企画会社の関係が近くなっても同じ課題が
横たわっているような…
私たちが他の企画会社と大きく違うのは、この製造業と小売業の
どちらからにもニュートラルなポジションにいるということ。
当社にご相談にこられるニット工場さんの本当の課題は、
「自社で企画・製造する商品をどこで誰に買って頂けるか」
そして小売店さんが抱える課題は
「他社と差別化する価値ある商品やオリジナル商品をどこからどうやって調達したらいいか」
工場さんだけでは、小売店さんが言っているブログ文中の「悪くはないがこのままでは売れない」の
意味がわからないー
小売店さんは工場さんにどうやって伝えたら自分達が欲しい商品が出来上がるのかが分らないー
この、お互いに求めあっている両社をどうやって片思いから両想いにするか…
それが今お問合せが増えている私たちへの本当のニーズ?。。。
あれ、これって、もしかして仲人さんやん?!(苦笑)
先にご紹介した南允浩さんのブログ記事はこんな風に結ばれていました。
「…このあたりの連携を密にして共通認識を確立できれば、「売れる」
自主企画商品はもっと作れるのではないかと思っている。が、これはかなり
理想論であることもわかっている。
そういう部分を改善できる製造・加工業者が1社でも2社でも増えてくれることを
願うしかない。」
この言葉のように共通認識を密にして、大企業にはできない理想論を現実論
に変えましょうよ!みなさんとで一緒に(^^)/
最後にお願い♪
この理想論を現実論に変えるチャレンジに加わりたいと思って
くれたニット工場さんや小売店さんがおられたら、
いつでもこの指と~まれ☆彡ですので
ご連絡くださいませ(´艸`*)
そのためなら、仲人でもお節介な近所のおばちゃんにでもなりますよ~w
感謝☆「しらさぎ編みものサロン」イベント-Ⅰ
こんにちは。「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」を目指す 『株式会社インプルーヴ』 です。
さて、少し遅くなりましたが、今日は去る4/3に無事開催できた「しらさぎ編みものサロン」イベントの
全貌を御礼の気持ちを込めて、皆様にも参加したような気になってもらうべく、準備段階から
順を追って写真で報告いたします~(#^^#)
① 午前10:00 実行委員全員集合~。
大阪府立大学生、大阪芸術大学生、社会人。全員で円陣を組み、元気な掛け声と共に準備スタート!
(円陣景は撮れませんでした^^;)
府大チームと芸大チームで手分けして、プリントアウトしたサークル活動風景の沢山の写真から
選んで掲示ボードにスクラップしていきます☆彡
同時に、こちらではメインイベントのタペストリー製作完成ライブの準備が着々と…
もう、お昼休憩タイムだというのに、その手は止まることなく…w
そして、午後1時。。。
恐らく、皆が心の中で思っていたと思います… 「本当にお客様は来て下さるだろうか…」
それが、案ずるより産むが易し?!
開始と共にご来場者様が次々と~!\(~o~)/
堺市の市長さんもイベントの事を知り、大阪府立大学訪問の後に会場を訪ねて下さいました! 区長さんも来て下さいましたよ☆彡
会場センターに配置した、タペストリー接合テーブルも白鷺団地メンバーさんを中心に、疲れたら交代しながら
労わり合い、声掛け合って接ぎ併せていきます♬
編み物体験ワークショップには以外にも男性の参加が多々あり、嬉しい限り~\(~o~)/
又、黒板には芸大チームが「桜の樹」をイメージした描いてくれた黒板アートと…
社会人チームが用意したサクラの花びらに模して加工した専用用紙を使って、来場者の方にメッセージを頂き、
サクラの花を咲かせていくというもう一つのワークショップも着々と。。。
わ~…あれ、、
これ以上は幾ら書いてもアップできないので、続きは第二弾にて~to be こんてぃにゅー(´;ω;`)
「しらさぎ編物サロン」イベントやります!
こんにちは。『株式会社インプルーヴ』 です。
本日は、当社が関わっているプロボノ活動でのイベント告知させてください☆彡
その名も「しらさぎ編みものサロン」です。
FBでもいイベントページ「しらさぎ編みものサロン」で詳しく案内させて頂いていますが、
大阪・堺市にある白鷺団地にお住まいの方達で月一開催している編物サークルの活動1周年を
記念しての発表会&ワークショップイベントです。
この活動設立時に縁あってお声掛け頂き、教室の準備段階から運営のお手伝いさせていただいているだけに、
今回のイベントはなるべくたくさんの方に来て、見て貰いたいな~ と思っています♬
…何を見てもらいたいか?!というと、何を隠そう「おかあさん達のイキイキとした笑顔♬」です(´▽`*)/
この白鷺団地の皆さんとの日ごろの活動の様子に最近ポツポツと色んなメディアから問合せあったりするみたい
なんですが、そんな中、先日「月間介護保険」という雑誌に取り上げて頂き、なんと巻頭4ページに渡って
取扱ってくださったとのことで~☆彡 スゴイ♬
以下、その本の表紙と記事を紹介させて頂きますね。
一緒に写っている若者たちは、私達社会人チームとと一緒に活動してくれている大阪府大生と大阪芸大生のみんなです♪
この、最後のページに書かれている「し・ら・さ・ぎ」の文字を鈎針で編んだ9㎝角のモチーフを皆で編んで
繋げてひとつの大きなタペストリーを創ろう!というのが今回のイベントの目玉ワークショップです♪
当日会場に来てワークショップに参加してくださった方が編んでくれたモチーフもどんどん繋げてどれくらい大きな
タペストリーになるか?!の挑戦ですw
一文字でこれ位の大きさ!
今月は皆で作ったモチーフを繋ぎ合わせました♪ みんなでワイワイ言いながら~(#^^#)
FBでのイベントページ「しらさぎ編みものサロン」4/3(日)はこちら↓
https://www.facebook.com/events/1705038463098694/
みなさま、是非お時間作って遊びに来てくださ~い♪
当日のワークショップ参加の事前予約もまだまだ絶賛募集中です!
ご希望の方あればこのブログに投稿でも、私に直メッセージでもFBページへの参加表明でも
何でもOKなので奮ってご参加くださいね~\(~o~)/
「失敗しないニットデザイナー選び」
こんにちはー。 『インプルーヴ』 です。
ここ最近富に思うのですが、ニット製品のデザインや企画に関して、
あまりにも知識が少ないのに、ニット製品の企画や生産をされる
企業(特に小売り系)さんが多いように思います。。。
…が、これはとっても危険なことです。
ヘタをしたら不良品で会社どえらい損失を被る事になりかねません…
当社はニットデザイン・企画会社として16年目に突入しましたが、
ただデザイン画を描いたり、工場への平絵、寸法指図をするだけのデザイン会社とは
違います。
かといって、一般的なOEM・ODM会社とも違います。
ひと言でいうと、「ニット製品の企画コンサルタント」というのが一番正確な感じ。
ーそんな仕事をする中で、この時代においてもなお、ニット製品のデザイニングや
製作については情報不足を感じるので思い立ち…
こんなYouTubeチャンネルを開設してみました。
「失敗しないニットデザイナー選び」
そして、第一号の投稿は、先週行ってきた北インドのニット工場で記録撮影
させてもらったリンキングによる衿付け縫製の様子です。
https://www.youtube.com/channel/UCDSZ3FlZNDG2fgyC7x1dirw
日本や中国のリンキング工程紹介の動画も少ないですが、インドのそれは
もっとないと思うので、ここにアップしてみたいと思います。
日本・中国で多用されるそれとの違いもテキストにて簡単に説明してみましたので
ご興味がある方ご覧くださいませ^^
フェアトレードのオーガニックコットンニット
こんにちは。 『インプルーヴ』 です
昨日はクライアント様の「シサム工房」様の展示会にて当社が企画・プロデュースを担当させて頂いているオーガニックコットンの商品説明を頼まれ、京都は木屋町に行ってきました。
この度展示会場にされていたのは「元・立誠小学校」の校舎の一画。2階の教室3室分。。。
昭和の世代には何とも懐かしさ感じるロケーションでの、これまた「フェアトレード」 「オーガニック」などのキーワードで仕入れたりオリジナル商品開発したりして集められたこの春からの新作展示会&来秋冬の商品予約販売会。
兎に角、雰囲気と商品のイメージがとってもマッチしてて絵になっていたので一先ず写真だけでも先にアップ☆彡
其々の写真にコメント付けていきたいのですが、そしたら今日中にUPできないので、
一先ず写真だけアルバムの様にアップします^^;
展示会は明日まで!
アパれる業界の仕入・バイヤー様だけではなく、今回は一般の方にも入場いただけるそうなので、フェアトレードに興味のある方・シサム工房様のファンの方・手作りの暖かさ、クラフトワークに興味のある方・アンティークな質感の家具やインテリア小物などに興味のある方。。。などございましたら、是非お立ち寄りください^^
運が良ければ美味しいオーガニックなフェアトレード珈琲を頂けるかもですよ~♪
場所:元・立誠小学校 2階 中教室/西教室
京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
最寄り駅:阪急瓦町駅1番出口 徒歩3分
地下鉄祇園市場駅4番出口 徒歩5分
バス/四条河原町 各停留所より 5分
「ニット小物作成ワークショップ」開催のお知らせ♪
突然ですが☆ 本日は告知させて下さい!
このたび、(株)インプルーヴ社内にて初めて一般の方向けの
ワークショップをさせてもらう事になりました~。
当社にはたくさんのニットの編地が集まります。シーズンが終わると
それらは処分せざるをえないのですが、どれもステキな糸の見本編地
なのでどうにも捨てる気にならず…^^;
そんな、貯めに貯めこんだ編地達を思い切って放出し、簡単に作れて、
たくさんの人の毎日の中で身近に感じて取入れてもらえる「ニット小物
製作」をご提供できればな~。。。と思って…のイベントです~(#^^#)
第一弾は、『世界中で一点物の自分だけ♪バネポーチ&ガマ口ポーチ』を
キットでご用意しようと思っています。
編地は、ご用意する数十枚の編地の中から好きなのをお選び頂こうと
思っています☆ 色も柄も全て一つしかないものばかりなので一緒に
作られた人同士でも誰も被りませんw
普段は主に専業の企業様と接して仕事をしていて一般の方へのワークショップを
するのは初めてなので教え方も拙いかとは思いますが、その分、糸の話や
ファッションのお話、ニット商品を買う時の目利きのポイントなど、ニット専門の
企画会社ならではの話など交えつつの楽しいワークショップができたらいいな~
と思っております♪
お時間あれば是非ポチッと↓
【be カレッジ】イタリア製のニットで作るオリジナルポーチ作成
「参加」。お待ちしております~(*^-^*)/
ニットリンキングがお仕事の就労支援事業所が神戸に登場!
こんばんはー。 『インプルーヴ』 です
今日届いた手紙類の中に、一際嬉しい報告があったのでご報告~(#^^#)
リンキング工程の仕事を主に考える就労継続支援B型事業所が、
なんと神戸市内にできま~す!! パチパチパチ~\(~o~)/
…遡る事、丁度1年前の10月、共通の方の紹介で当社を訪ねてこられたMさん。
「ファッション好きな障がい者達が楽しく働ける仕事をつくりたいんです!」と
強い、熱い、深い想いをお聞きしました。
初めてお会いした彼自身車いす利用者さんで、とても情熱的でファンキーな印象の
方でした^^
それから色々話込みをしていく中で、先ずは縫製の作業所を入り口に立ち上げたいと
なったときに、ミシンは下手をすると指を縫ってしまったりもする危険性も
ある(私自身、学生時代動力ミシンで指を縫った経験が何度かあり…^^;)ので
初心者さんだけで始めるには心配だな… と。。
逆にニット縫製の《リンキング》ならその様な心配はいらないし、車いすの
利用者さんでも問題なく出来る作業だし、知的障がいの方でも訓練次第では
可能かも? 管理・運営もし易いのでは?? ーと思い、お勧めしてみました。
又、リンキングを刺した後の「捨て糸」をほどく作業なども地味な仕事だけど
人の手じゃないと出来ない大事な作業で、これらの仕事をしてくれる日本人が
激減している為に、ニットアパレル製品は大幅に中国などへ海外依存せざるをえない、
若しくは国内工場でも海外研修生を登用してその部分をお願いしている実情が有り。
その人手不足に困っているという現場の話も良くお聞きするのです。。。
もしも、そのパートを担ってくれる場がこの様な形でできて彼等が支えてくれるなら、
仕事のニーズはきっとあると思われお互いHAPPYになれるのでは…?! と、
勝手にイメージを膨らませ。。。
そしたら彼等も「その《リンキング》とやらに興味あります~」との事でしたので、
日頃お世話になっているニット工場さんに経緯をお話してみたら、
二つ返事で彼等への技術指導を買って出てくださると快いお言葉を頂き~♪
早速、先ずは縫製技術を持つ車いす利用者のWさんが技術指導を受ける為に
その工場さんに通い技術研修が始まり。。
正直、慣れるまでにもう少し時間が掛かるのでは…と思っていたのですが、
予想に反して技術の習得も飲み込みもとても早く、早々にリンキング機を借りて
オフィスに持ち帰りの単独作業を任されるようになられ……( ゚Д゚)☆
↓
そんなこんなで、最初のMさんと私との妄想の様なビジョンが俄かに現実めいてきて。。
ーと同時に、Mさんの方は事業所開所へハード面の数々の関門・ハードルを
恐るべき行動力で次々と乗り越えられ☆彡
(ここは、私達は全くサポートできないので後方から旗振ってひたすら声援のみw)
そして。。。
先日オフィスに伺ったら「漸く決まりました!ここが事業所になります☆彡
開所日を11月1日にしようと思っています。もうすぐパンフレットができあがります!」
とのこと~☆
。。。それが!今日!届きました~\(~o~)/
すごい、すごいです!!!
と同時に、途中大きな手術なども経験された中でよくここまで漕ぎ着けられた…と思うと
心から尊敬しかないです。
勿論、まだやっとスタートの段階で、これから沢山乗り越えないといけない
山、学ばないといけないことがある事と思います。
でも、Mさんなら、Wさんなら、きっと、しれっと乗り越えてくれることでしょうw
周りも応援してくれるはずですし♪
そんなファンキーなこのBridge+という事業所で仕事をしてみたいと思わたれた方、
「リンキングって何?興味ある~」と思われたアナタ☆
そして、「車いすだから… コンプレックスがあるから… 」と、
社会と関わる事を心のどこかで諦めちゃってるアナタ。。。
この場所が、隔たりない社会・みんなの懸け橋(ブリッジ)となるように、
私達も引き続き微力ながら応援したいと思います♪
デザインだけじゃ終わらない~!
こんばんはー。 『インプルーヴ』 です
今日、一日向かいのテーブルで唸っていたスタッフのO。。
「何か、おかしいんですよね~。。何でこんな風に衿ぐりのカーブが
ゆがむんだろうか… 」
経験値が少ない企画担当者さんとかだとなかなかその根本的な原因解明は
難しかったりするかもしれないのですが、こと横編みニットに関しては
ただ単純に「縫製が悪いので注意して下さい」だけとは限らなくて。。。
かといって又、成型編みだから必ず左右対称だろう~などというのも、
実は思い込みだったりするということに頭をガツンとやられる事もあります^^;
この写真の例は丸首のベーシックカーディ。
トルソーチェックでも、平置きチェックでも、着用チェックでも…
ナニカガオカシイ。。。
二人揃って首を傾げ…
一見は普通にキチンと出来ている感じなのですが…。
スタッフOがとうとう原因分析作業に入りました^^;
私達は、少しでも気になったらその「何故?」が解明されるまで、丁寧に分解・
究明します。
そして、一歩一歩の改善を目指して工場さんと話し合い取り組みます。
それがインプルーヴ・クオリティであり、ただ単にデザインを提供するだけでなく、
クライアント様の『顧客様からの信頼』を護るのが私達の本来の使命だと
思っているからです。
今回の場合も、左右の身幅の目数と衿ぐり付属の成型目数、前天巾と後天巾、
小肩など細部の目数を「目がくらくらする~ぅ」と言いながら数えていく中で、
漸く見つかった原因。
(今回は身頃前中心ではなく前天巾で左右対照となる中心がキモでした(~_~;))
原因が分れば、単に「衿ぐりがゆがまないように注意して下さい」ではなく、
改善案を正確かつ具体的に提案をすることができます。
もし、それができないと言われたら、他にどんな方法があるか考えて代替案を
提示する… 原因が分っているから代替案も道を誤ることなく提案できます。
その繰り返しが商品力を向上させ、着る方に長く愛用される信頼になると信じて
います。
こちらの工場さんも、今迄ニットソーしかやったことがない海外工場さんに
横編み技術を活用した商品作りへのグレードアップを取組んでいるところ。
言葉の壁もあり、デザイン物もそれなりに編み方の理解を得るのは難しいですが、
意外とこの様なベーシックにも其々の国でつくり方・学び方の違いで思いがけない
落とし穴があったり。。
現地工場の方々からしたら、大した違いじゃない…と思われているかもしれませんが、
(特に、暑い国で凡そセーターなど着る経験がなさそうな男性ばかりで製造されて
いるので…)
気付かぬうちに一歩ずつでも一緒に向上してくれて、彼等も共に豊かになって
くれることを願い、インプルーヴでは今日も密かにこの様に気が遠くなりそうな
地道な作業を積み重ねています。。。^^;
一から始めるアパレル商品企画
こんばんはー。 『インプルーヴ』 です
気付いたらもう10月… 漸くニットファッションを楽しめる季節になってきました♪
そんな今日のインプルーヴにお越し下さったお客様は、来春に向けて自社のブランド
を立ち上げたいとのご相談。。。
自分で作りたい商品のイメージははっきりとお持ちなのですが、アパレル業界の方
ではないので、自分の頭の中にあるイメージをどうすれば形になるのかが…という所
からご相談頂き、只今お手伝いしています。
私達アパレル業界でどっぷり浸かっている頭では思い付かない切り口のモノ
づくりで、具現化する側のチカラが試されている様でもあり~w(^-^;
…だからこそ、智恵を絞り出し最良の容でアウトプット=商品化実現できたら
最高ですよね~☆
こうして色んな方と出会い、刺激し合いながら商品が生まれていく過程が
本当に楽しいと思います~♪
どんな仕事も大変であればあるほど、その先の達成感が倍増しますもんね~
(^_-)-☆
国内で流通している衣料品の97%が海外製
今日は8/13~ 世間は早い所は昨日あたりからお盆休みな中、
ゆっくりめの出勤で日頃溜まっている業務整理を。。
溜まっていると言えば新聞w なかなか毎日目を通しきれず溜まります(..)
そんな記事の中で目に留まった「14年の衣料品の輸入浸透率は97%」という
小さな記事。
「2014年日本市場で流通した衣料品は、昨対0.2%上昇して97%が海外製となった」
とある。 という事は、日本製は僅か3%…
ニット外衣に絞って2%を切っているというのは認識していましたが、衣料全体でも
最早3%なんですね… 布帛はもうちょっと頑張ってると思ってました。。。
記事では、円安・海外市場でのメイドインジャパン関心からの輸出は9.9%増えたけど、
反して国内生産量は10.3%の現象…とあります。
又、中国からの輸入は11.3%減で日本市場での占有率は13年80.6%⇒75.7%に
減少してるけどASEAN・バングラデシュなどからの輸入増加、国内生産量の減少で
輸入浸透率を押し上げているーと結んでいます。
今年に入って「メイドイン・ジャパンブーム」だの言われてますが、こと「服」
に関しては「日本製だから買う」という購買動機に果たしてどこまで繋がってる
んだろう…と思ったりします。
この数値もその一つの裏付けの様にも感じます。
私はここ数年、日本の工場さんとのものづくりの機会が増え、仕事自体はとても
やり易いですが、どうしても価格とのバランスの中で苦しみます(;_;)
日本人が手間暇かけて作る結果、海外製品と何が違うのか、真の価値は何なのか…
そういった事を商品を通してきちんと伝わって、お買上に繋がって初めてその
価値は認められるってことで、「それがたまたまいつもやっぱり日本製だったわー」
くらいになるのが理想ですね。
「これカッコイイな~☆と思って手に取ってみたら、やっぱりイタリア製やったわー」
みたいな。
そうなれるように、まだまだ頑張らなアカンな~。。。
なんて、徒然なるままにつぶやいてみた^^;
インドから届いたオーガニックなコットンボール
去る4月に初めてインド出張に行った体験を少し投稿しましたが、
一昨日そのクライアントさんとの来AWのデザイン打合せで伺った
際に、ちょうどインドからオーガニックコットンの綿花が届いてる
との事で、ひと塊頂いてきたので、ちょっとお見せしますね^^⇓
(この写真では、ちょっとフワフワ感が伝わらないかな~(^-^;)
これが手で摘み取られた状態の綿花で、中にポツポツとブドウの種位の
大きさの種が5-6粒、綿花に守られるように包まれて入っています。
聞くところによると、春先5月頃に種を蒔けば秋頃にカワイイコットンボール
ができて、ぽこっと弾けると収穫の合図となるそうです。
今年はもう遅いので、トライするなら来年でしょうか♪
これらの綿の繊維の方向をキレイに整えながら重ねては延ばし、撚りをを掛けて、
又細長く延ばし、段々と私達が知っている「糸」に加工されていくんですね~。
因みにこの綿は、そのインドのフェアトレードの認証を得ている綿花農場で
収穫されたオーガニックコットンのコットンボールで、HPを拝見すると
この農場について以下の様に説明がされていたので、そちらも少し引用・
ご紹介しますね。 ⇓
-----------------------------
…コットン原料の生産者「チェトナ・オーガニック」と、衣料生産工場「ラージュ・ラクシュミ」は、
それぞれがフェアトレード認証専門機関「FLOCERT」によって認証されています。
さらに、「ラージュ・ラクシュミ」では、原料から紡績、縫製、出荷まで
すべての段階でオーガニック・コットンの純粋性を証明するオーガニック
テキスタイルの世界基準「GOTS認証」を取得しています。
・フェアトレードの認証が付くこと
・オーガニックコットンであること
このどちらも満たすお洋服って、実はとっても数少ないんです!
■ 綿を育てる人 Chetna Organic(チェトナ・オーガニック)
「チェトナ・オーガニック」は、インド・オディッシャ州にて2004年から活動を始めた農民組合。
「持続可能な農業」をビジョンとし、綿農家が遺伝子組み換えの種を使わず
オーガニック農法にこだわった農園で綿の栽培ができるようサポートするため、
オーガニックコットンの種や、換金作物の種を配布しています。
また、在来種の綿を集めて保存や増産、農場での栽培実験などにも取り組んでいます。
インド内での作付が 2% と言われているオーガニックコットン。大規模な灌漑施設を必要とし、
農薬とパッケージ化された多国籍企業の種を使うことが貧困、農家の自殺へ
つながっていることに危機感を持ち、設立されたフェアトレードNGOです…
シサム工房様HPより引用-------------------
先日の人生初のインド出張で訪ねた工場が作っていた製品は、この農場が
育てた綿花をフェアトレードプレミアム付きの価格で買い取り、生産を
しているニットとカットソーでした。
この日本も、ただ消耗品の様に単に身につける衣服を買う時代から、
身につけた心地良さや安心・安全感を購入することで異国の友人の安心・
安全も護る一助になれる、そんな「買う」という行為自体を再考することが
選択肢として身近な時代になりました。
そんな時代で私達が出来る事は、フェアトレードの製品と言えど世界一キビシイ
と言われている日本の消費者のお眼鏡に叶う商品を、そのお客様に提供できる様、
デザインと製品クオリティの両面からクライアントさんをバックアップすること
です。
当社にとってはフェアトレードの世界とのお仕事は初体験なコトばかりで、
期待されてる責任も重大~^^;
でも楽しいのでがんばります!(^^ゞ 一歩一歩前進あるのみです☆
ニットとカットソーの違い
今日は、最近よく聞かれる「ニット」と「カット」の違いについて
少し触れてみたいと思います。
(少し、少しね^^; よく周りから「文章ながっ!読むの、しんどいわー」って
突っ込まれるので…( ;∀;))
ニットとカットって言い方、つい最近まで業界の人は皆通じるものと
思っていました。
でも、案外そうでもない気がしてきたので、簡単に説明してみたいと思います。
あくまで、私なりの実体験で括りますので正式に知りたい人はググってね^^;
●ニット:1本の糸が繋がってて布地の様な面積を持つものの総称ー
これだけだと、横編・経編・丸編全て含まれます。
又、それら面積を持つもの=編地を材料として服の形に仕上げたもの
●カット:ニットの中の経編・丸編で生成された反物状の布地=編地を
パターンに合わせて裁断して、ミシンで縫製して仕上げたもの
一見、「そう違わないじゃん」ーと思われる方も少なくないと思います。
私も書いててそう思う。
ただ、上記のニットの中の経編、丸編などで形成される布地はジャージィと総称され、
ここで言うカットとは、布地の作られ方ではなく服状のものの区分として使われています。
それと比べて、ニットという言い方は、布地状の作られ方と服上のものの区分と両方に
使われます。ここがややこしいんですね~ きっと。。
だから、ものづくりにあまり詳しくない会社の方でニットデザイナーと
カットソーデザイナーをまとめて「ニットデザイナー」として募集される
場面も見掛けますし、ネットショップなどでもカットソーの製品を「ニット」と説明して
いるお店に出遭ったりもします。
特に、若いお店で伸びる布地の物=ニット とくくっちゃっている向きも…( ;∀;)
ちょっと、話がそれました。。。
ここで大きく違うのは、ニットの方はその編地を作る際の「1本の糸選び」
から出来るノウハウをどれだけ持っているか…そのスキルレベルなんです。
ここにニットデザイナー独自の経験則が存在します。
ニット=横編ニットに区分すると、ニットデザイナーは布地にあたる編地段階から
シルエットや組織を含むデザイン活動が始まります。
ここの知識が薄いと、カットのデザインは出来てもニットのデザインは出来ないのです。
思い切って自社でデザイナーさんを雇おうと思っている企業の方も
転職をお考えのニットorカットのデザイナーさんも、是非ここは
注意して確認しあい何が強みのデザイナーが必要なのかをお互い見極めて
くださいね^^
…って、誰に言ってんだろ、ワタシwww
ニットデザイナー歴30年近くなり、ふと思うコト
先日、クライアントさんとの商品企画MTGの合間の雑談でのこと…
「…鈴木さん、本当にプロと言えるニットデザイナーさんって、
今そんなに少ないんですか?」
(※ クライアントさんは純アパレルではないので川上の事には
詳しくない方々です)
「どうしてそんな質問を?」
「先日聴きに行ってみた〝日本製ニットの未来についてー”という
セミナーで講師の先生が仰ってて…」と。
「そう言えば、私もちょいちょい【絶滅危惧種】と言われます^^;」
なんて話をしたのですが、
聞いてみると知人が講義を務めたイベントだったみたいで☆彡
世の中は狭いです~。…というか、ニットデザインをきちんと
できるデザイナー人口自体が少ないからかもしれませんが。。。
…では何故私達は絶滅危惧種? になってしまった…のか?
自社にとってもとっても大事な環境の問題ですし、
せっかくなのでちょっと思いふけってみます。。。
➀ 女性が担っていた比率が非常に高い職種だからー
…結婚・出産と共に業界を去る人が多いと思います。
➁ アパレル企業内でデザイナーの人材層を維持しない企業が
増える傾向にあるからー
…今の現実は商社さんやOEMメーカーさんが持ってきたデザ
インにのっかるとか、写真などを渡して似寄りの物を作って
来てもらって、実物を見てから検討する企画法が一般的に
なりすぎた為、アパレル側や企業内のデザイナーに
ノウハウが溜まらなくなり、どこでコスト圧縮して
どんな原価の商品を仕入れているのか実値もわかりにくく
なってしまい、価格と価値がバランスしてるのかも判断
つきにくくなってきた。(MD・生産担当者も同じく…)
➂ ➁の傾向に伴い、企業側が商品製作に接することを知らない
デザイナーばかりを育ててしまったからー
(勿論、今でも専門職の人材育成に力を入れている企業も
ありますが、一般論の傾向として)
…特に、ニットデザイナー/パタンナーの場合は、ニット工場
の現場の方々と喧々諤々しながらでなければノウハウを蓄積
する「場」はありません。ここがキモかもしれません。
何故なら、布帛(織物/反物)を扱うデザイナー・パタンナー
のノウハウは、一応縫製技術などを学ぶメソッドが専門学校
で確立されているので一通りの知識を持って就職後の実践で
ブラッシュアップしますが、ニット(編物)について学べる
デザイン学校は国内ではごく僅か東京にあるのみで、
その大半は就職してから基礎から実践で身につけるしかあり
ません。
又、ニットは布帛の生地に当たるテキスタイルを糸選びから
始めて作り上げねばなりませんが、卓上ミシンの様な身近な
機械設備ではないので工場に委ねなければ何も始まらない
のです。
その為には、どの工場さんにどんな機種の、どんな編み幅の、
どんなゲージの、どんな特性の機械設備があるのかという知識
や、リンキング設備がどれくらいあるのか、協力工場・内職
委託などの体制はどんな感じなのか…など、縫製ラインの設備
への理解も重要になります。
それらは全て工場毎に異なるので仮に専門の学校で学んだ人
でも現場での学びが無ければ役には立たないと思います。
そして、それら、現場のニット・ノウハウを体系化して残して
いる企業はほぼないに等しいと推測され、個々人に帰属してい
るのが現状ではないでしょうか。
…加えて、糸選びから自社の企画をするアパレルの生産体制
の流れが激減した事で、糸の種類、番手とゲージの相関など
を学ぶ機会も得られないので応用が利かない。すなわち、
オリジナルを企画できない。。
➃ ➂の傾向に伴い、どんな糸を選んで、どこの工場の機種の
編機でどんな編み方の編地にしよう、とか、どんなシルエッ
トを編もう、とかの発想自体が生まれない。
…なので、工場の現場とコミュニケーションを取る必要性も
生まれない。
そんな状況の積み重ねも原因の一助と思われますが、最近は糸屋さんが
アパレルの企画室に営業に行って新作の糸を紹介しても???な様子で
反応してくれない…のだとか。。
…なので、ヤーンメーカーさん達は営業先をアパレルから産地などに
力点を移してらっしゃるように感じます。
(お陰で当社の様なチッチャなニット企画会社にも来て下さる
先様が増えました。ここは非常に有難いです^^;)
…他にも色々あるかと思いますが、今のニットデザイナー/パタンナー
の現状とはこんな感じではないかと推測します。
…でも、こうなってしまった要因は勿論自分達も他人事ではなく
業界の先人としては黙認してきた当事者の一人であり、原因の
一つになっているかもしれません。。
じゃあ、これからのニット業界の後輩に私達には何ができるのか?
ーここを、最近良く妄想します。
どうしたら、ニットデザイナーさん(ニットパタンナー含む)達が
スキルアップできる環境になるのか。。。
私達の頃には教えてくれる先輩が沢山居ました。
今の人達にはその「先輩」が居ない、仕事の「相談相手」がいない。
会社内に資料がない。デザインを考える為の編地や糸の資料がない…
そういう部分を補完してあげれたら、少しはお役に立てたりするのだろうか。。
これを読んでいるデザイナーやパタンナーさんへー
皆さんの環境はどんな感じですか?
何が足りないと思いますか?
今はアパレルよりOEM-ODM企業にお勤めの方の方が多いかも
しれませんが、技術やノウハウを教えてくれる先輩はいますか?
デザイナーとしてスキルアップしたいと思いますか?
思っている方は、それが出来る環境になっていますか?
皆さんの生のお話も聞いてみたいので、良ければ気軽にコメント
下さいね。 宜しくです^^
いつでもどこでもユニクロ?
先日、あるコンサルの方とお話する機会があったときの話。
「昨日のワールドビジネスサテライト観られましたか?
ユニクロの柳井さんが又新しい戦略を発表されてましたねー」と。。
「すいません、観てましぇん。知りません。。。(..)」
ーその記事の内容とは、ファーストリテイリング社がアクセンチュア
という外資系コンサルとタッグを組んで「いつでもどこでもユニクロ」
を合言葉に、朝起きた時から通勤中でも歩きながらバーチャル試着と
ネット購入ができる……システムみたいです。
以下、テレビ東京のWBSの記事を引用しますー
ユニクロの新世界戦略
———————————————-
ユニクロなどを運営するファーストリテイリングはコンサルティング
大手アクセンチュアと提携し、ITを駆使したこれまでにない新サービス
を始めると発表しました。
その内容はいつでもどこでも誰でも買い物ができるという未来像。
それを実現するために行うのが来店客のデータ集め、会員化です。
全世界3,000店舗で集めた客のデータを生産現場や世界9万人のスタッフで
瞬時に共有をすることで全く新しいものづくりと販売システムを生み出す-
———————————————-
確かに、私達の服の買い方が大きく変わるかもしれないインパクトは
スゴイかも。。。
ここ数年、大手アパレルの不振が取沙汰され冷え込んでいる業界において、
又もやファーストリテイリングさんが、アパレル界のパイオニアイメージを
独走態勢です☆彡
ーそしてまた、私達つくる側の人間も、ただ「つくるのが得意」だけでは
生き残れない時代の到来であることをしっかり受け止めなくっちゃ…と
思い知らされます。
私が所属する神戸デザイン協会の会員さんの中に、いつもウエアラブルカメラを
眼鏡に装着しておられる方がいて、ウインクでシャッターを押せるのを
見るにつけ「凄いな~☆」と単純にびっくりさせられますし、話題の
アップルウォッチを真っ先に入手して身に付けている人もにチラホラと。。。
そう言えば22年位前、今の原型となる携帯電話が出始めた時にも、
イノベーター達が真っ先に持ち始めていましたが、私は震災で必要性を
感じるまで手にしていなかったマジョリティー組でした( ;∀;)
今や、携帯-スマホなしでは生活が困難な人の方が大半?!
たった20年程で…
そういう意味では私達アパレルのものづくり系も、ただそこに留まらず
最終的に購入して下さるお客様にどれだけ接近できるかという視点が
重要なのだと思わされる記事でした。
…ただ、このニュースの中でちょっとギモンに思ったことは、
ユニクロの様なタイプの服をバーチャルで確認してまで
どれくらいの人が購入するのかなぁ~と。。。
私はユニクロを買った事も着たこともないので分りませんが、
(注/決してユニクロさんや商品にどうこう思っていませんよ。
真反対の側の商品企画提供している立場として職業上痩せ我慢して
着ていないだけです<(_ _)>)
その人気は手軽さと値段に対する価値観、そして分り易い商品構成?
確かに、実際に袖を通さなくてもある程度サイズ感が分っていれば
自分のボディにバーチャルで重ねてみれば似合うかどうかの判断が
付く商品かもとは思いますが、多分ものすごい開発費が掛かっているの
でしょうしそれだけの費用対効果はあるのか。。。
その「戦略」と言っている部分については数字がニガテな凡人デザイナーの
私には計り知れません。。
そうそう、それと、もう一つびっくりした事は、これだけ世界中に
店舗拡大しているユニクロさんが顧客管理してなかったんだ~(@_@)って
こと。。。
まさか誰も気付かなかったはずはないので、多分敢えてやってこなかった…
って考えるのが正しいのかな?
でも、そんな大声でそれを「戦略」って言っちゃうのはチョット……
と思ったのは私だけ^^?
インプルーヴは【経営革新計画] の承認 を頂きました☆
またまた、投稿に合間が空いてしまいました…
なかなか毎日…どころか月一すら…で情けないですが、
又仕切り直して投稿頑張りたいと思います☆
さて、久方振りの投稿となりますが、ここで皆様にご報告させてください!
年明けから色々な方からアドバイス&応援を頂きながら
4月いっぱいまで掛かってこちらの兵庫県経営革新計画申請にトライしてました。
ファッションデザイナーとしての仕事では普段絶対に使わない部分の脳をフル活動させ
フラッフラになりながら…( ;∀;)
一番皺が少ない脳領域だけにホント、ヘトヘトになりました~w
…で、頑張った甲斐あって先月何とかこのマークと承認書が届きました~
ヤホッ☆
認定頂いた申請テーマは
【服とココロ・カラダを科学したベストスペックで課題解決するニット服システム】
というもので、内容については、今後のインプルーヴの活動にご期待下さい♪
実は、この「経営革新計画」というお墨付き(?!)が、一体何なのか、
未だに分っていないのですが、当社が今考える新しい考え方・方向性について
第三者からの評価を頂いてみたいという思いから挑戦してみた次第です。
この承認を得るには、全国初、若しくは兵庫県初の商品・サービスでなければ
認定を頂けない、とてもハードルが高いものだそうです。
参考:中小企業新事業活動促進法に基づく 経営革新計画承認のご案内
なので、承認頂けたという事は、兵庫県からも応援してもらえる事業プランなのだと
チョット自信が持てました。
連日貫徹をしながら諦めずにやりきって良かったです^^
ーImproveは創業から15年目を向かえます。
2001年から社名の通りのspiritは変わりませんが、いつまでも同じところに
留まっているだけでは変化もワクワクもありません。
これまでのニットデザイン・企画業務の請負事業だけでなく、
これまで皆様に支えて頂いて得たノウハウやスキルを活かし、
今まで以上に社会にお返しもしていきたく思います。
ニットの伸びる力を存分に活かし
〝1本の糸から未来をImprove(改善)”する企業を目指して参ります!
これからも暖かいご指導・応援をどうぞ宜しくお願い致します<(_ _)>
Improve@Suzuki
「ニットがわからないからといって逃げたくないんです」にググッときた。。。
こんにちはー
『ニットデザイナー・HIROMI』こと、鈴木弘美 です。
早速に。。。
今週は、年初からとても嬉しいお話が☆
昨年末、HPのお問合せフォームからご相談を受けた
案件のクライアント様から、
「東京コレクションの参加ブランドに正式にクレジット
されました!!」と~\(~o~)/
思えば、つい先月の初めごろの話です。
「ニットのセーターをデビューコレクションのラインナップに
加えたいが、自分が思うものを形にしてもらえる先が見つから
ないのです」とのご相談。
最初お聞きした時点で既に物理的な条件(時間軸)があまりに
難しかったのでどうしたものかと思ったのですが、色々お聞き
していると、この方の「正直、ニットじゃなくても、作ろうと
思えば作れる。でも、ニットがわからないからってぼくは
逃げたくないんです。」
と仰る言葉に動かされお手伝いを即決、彼のイメージを形に
する作業に取り掛かりました。
ニットを作った事がない方がニットで自分の世界を表現したい
といっているのですから、それを実現してあげるのは私達に
しかできないシゴトだと思ってー
そのクライアント様から、無事に実物審査を通過して正式に
コレクションデビューが決まったとの吉報を頂いたのです☆
こうして報告のご連絡を頂けるなんてとても嬉しく思います。
ブランド名は「Tenbo」-テンボ-
デザイナーさんは「鶴田能史」さんと仰います。
今回のお仕事をご縁にFBフレンドさんにもなりました。
https://www.facebook.com/tsurutenbo?pnref=friends.search
彼が考えるユニバーサルファッションの世界ををランナウェイで
表現されるそうです。
来週には審査通過したファーストサンプルが当社に戻って
くるので、3月の開催に向けてクライアント様のイメージと
そこに込められた想いがきちんと商品に反映されるよう、
私達も工場さんと共にラストスパート尽力させて頂きます☆
鶴田さん、陰ながら応援しておりますよ~\(~o~)/
http://tokyo-mbfashionweek.com/jp/brands/detail/tenbo/
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