神戸市立青陽灘高等支援学校【リンキング部】活動記録

こんにちは♪ 
ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」をモットーにする
工業ニットスペシャリストのインプルーヴです。

昨年から委託・作業実習のコンテンツに選んでいただき、学生たちに
実習指導している【リンキング部(仮)】こと、リンキング縫製実習。
昨年は、リンキングに触れて馴染んでもらうために、
色んなニット編地を提供して巾着袋作りを通して
みんなでリンキングの使い方を学んでもらいました。

今年はそこから一歩前進して、同上で買ってもらうのではなく
世の中で役に立つものを望んで手にしていただくことを目標に
当社と協力B型事業所とで商品開発。。。
「おまもりキーチャーム」という商品を企画、
その縫製・加工行程一式を【リンキング部】で担えるよう実習しています。

今日の投稿はちょっと秋まで遡ります…

その指導で毎週金曜日に訪問する中でちょっと楽しみにしていたのが、
学校の庭先で育てられていた「稲」。
秋風にそよそよ・さわさわと揺れてよい音を聞かせてくれていました。

そよそよと音を立てて揺れる青陽灘高の稲穂
青陽灘高の山田錦2024


聞けば、山田錦の稲を毎年提供くださるところがあるそうで、
皆で育てて収穫後にはおにぎりにしていただくそうです。
水が豊富に流れるたんぼだから育つんだと思い込んでいた私。
こんな風に植木鉢でも作れるなんて!びっくりです。

以来、毎週訪問する度に何気に観察…
今年は猛暑が続きなかなか秋っぽくならなかったので
大丈夫かなーと心配して観察していましたが、
どんどん実が詰まってきたのか稲穂は次第に頭を垂れ始め…

11月に入り周囲の田んぼも収穫が始まる頃には、
青々していた「青陽の山田錦」もようやく黄金色に。。。!

青陽の山田錦も収穫間近か!

…そして、11月の半ばのある日訪問したら…

すっかり刈り取られた「青陽の山田錦」


すっかり刈り取られた「青陽の山田錦」
きれいサッパリと刈り取られていました~www
きっとおにぎりとなって学生たちのおなかを満たしてくれたことでしょう。

ここ、青陽灘高等支援学校は三宮にほど近く開けた中にある学校で、
視界に田畑は見当たりません。
授業では農業実習もあり大根や人参なども作っていると聞いていますが、
日本人の主食である「お米づくり」を体験できるのはとても貴重だなーと思います。
以前、私も家人と「庭先で稲作」にチャレンジしたことがありましたが
全く育たず…(;’∀’)
難しいものだなーと感じた経験があっただけに、
こんな風に”バケツで稲作”の様子を見て、食糧危機に備えて
ベランダで稲作栽培にチャレンジしてみようかな~と思いました(笑)

…そんな、青陽灘高等支援学校の委託作業実習【リンキング部】の
商品製作を通して、
彼らのリンキング縫製の腕もどんどん上達してきました!

実習中の様子は、学校のNewsブログ10/11の記事でも紹介されています。

そして、何と何と! その商品をオンラインショップ販売商品として
販売代行を買って出てくださる企業も見つかりました。
新年以降にはどなたでもお買い上げいただけるまでのワンストップの
環境が整いそうです!
次回はその商品について紹介させていただきたいと思いますので
乞うご期待ください^^

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最後まで読んで下さりありがとうございました~\(~o~)/
By ニット姫

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