『社員で初めて内モンゴルに行きました』
   ↑しかも、会社から派遣されたのは私ひとりで・・・💦

こんにちは。
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から素敵な未来づくり」を創造する
アパレル界のニット姫こと、
工業ニットスペシャリストのです。インプルーヴです。

今回は、在職時代の貴重な経験・体験について
記録しようと思います。

前回予告した通り、中でも今でも印象深い海外出張先No1の
『内蒙古』カシミヤ工場視察のことを残そうと思います。
もう、つべこべ書かずに、当時の写真で一目瞭然かと。
(これを御覧になったら、その景色から歳も経験量もバレますねwww)

当時、こちらの工場にたどり着くのに、
 ・関空→北京AP :ここで東京からのアテンド商社さんと合流
 ・北京→国内線で包頭(バオトウ・多分こんな字だったと…)への
  飛行機待ちに8時間… バオトウに着いた時には深夜23:00頃。
 ・そこからお迎えの4輪駆動車で4時間半、砂漠の様な中を走り、
  午前4:00頃工場があるオルドスに到着。
  ホテルにチェックイン。。。

翌日、打ち合わせの合間に工場(というか、このカシミヤ工場の
ために砂漠にポツンとある村含め)視察。
以下、その記録写真です。

■ 近隣の遊牧民から買い取ったカシミヤの原毛の保管庫 ■

原毛倉庫

■ 遊牧民から買い取ったカシミヤの綿を等級、使えるか否か
目視で選別する ■

選毛工程

■ カシミヤの獣油を落とす洗毛工程 ■

洗毛工程

■ 紡績工程 ■ 梳毛・紡毛両方の工場がありました

紡績工程

■ 染工程 ■

染工程

■ 編立工程(当時はまだ手横機主流です)・リンキング工程 ■

編立工程

■ インターシャ編機も手横機です ■

インターシャ装置付き手横編み機

■ 縮絨工程 ■

縮絨工程

■ 仕上げセット・修理・検品工程 ■

修正、仕上げ、セット

■ 日本から持参したデザインを工場の企画担当にデザイン説明 ■

内蒙古出張 巾600Px

■ 夕食 ■
こちら、国営企業なのでトップは皆共産党員。位の高い人たちばかり。
モンゴル地方の民族舞踊家の芸と共に、指名されたら絶対断ってはいけないという、恐ろしいほどの「白酒」接待攻撃・・・

共産党員幹部からの接待

後日談:二日酔いにさせて翌日の商談を有利にする作戦だったらしい(w)
    作戦は失敗に終わりましたがw

共産党員からの接待

■ 唯一の宿泊施設 ■

内モンゴルのホテル

■ 工場を取り巻くようにある村の風景 ■
住民は皆工場の従業員。。。

町の風景

■ 数少ないスナップショット ■
風景は、まるで「大地の子」そのものでした

町ブラスナップ

■ 3日間の宿泊最後の日、午後から車で少し遠出 ■

カシミヤ放牧風景

■ 唯一の観光地「チンギスハーンのお墓」 ■

チンギスハーンのお墓

仕事の内容については、深く触れませんが、
この旅での一番の思い出は『星降る夜空』・・・
脳ではわかっているのですが、それでも手を伸ばしたら
掴めそうなほどの、すぐそばにある、無数の星・・・

因みに、今のオルドス市は、一時の不動産バブルで
沢山の家が建った後にバブルがはじけ、
ゴーストタウン化しているとニュースで見たことがあります。
もう、あの美しすぎる星空は見れないんでしょうね・・・

improve編集部
お問い合わせ

「ダメ元でチャンスを掴む③-3」に1件のコメントがあります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA