こんにちはー
『ニットデザイナー・HIROMI』こと、鈴木弘美 です。
9月も終わりに近付き毎日続々とドラマ最終回ラッシュの中、
キムタクの「HERO」も最終回を迎えましたね~。
あの中で何時も出てくるBARのマスターの「…あるよ」これしか言わないシブイ役。
ちょっと気に入ってましたw
ーで、そう言えば、私も最近「…?できるよ」(正確には「出来ますよ」^^)と
応えるコトが多いコトにふと気付く。。
要は編機の事とか、そもそもの編立の基礎の事とかご存知なくて
アパレルされてる方が非常に増えてる…ってことなんでしょうねー
例えば…
「ニットで円形に広がるカート作りたいんですが…」⇒「できますよ」
(⇧サーキュラースカートのことですよね?(;’∀’)
「身頃にいっぱいランダムな穴を開けたいんですが…」⇒「はい。できますよー」
「ファスナーやボタン無しで着脱したいんですが」⇒「はいはい。できますよ」
「ここにだけハートの柄を膨らませて編みたいんですが…」⇒「できますよ~」
皆さん、「ほんとですか?!」って仰るwww
何でそんなにビックリするのかの方がびっくりなんですが^^;
勿論、無暗に言っている訳ではありませんよ。
物理的に可能かどうかーだけではなく、
先様が取引している工場さんの機種のこと、
取引先が無ければ当社でご紹介出来る先様で編めるかどうか…も
添えてアドバイスします。
日進月歩のこの時代、編機の進歩も加速度です。
けれど、基本は3つのテクニック「ニット・タック・ミス」のみ。
如何に、アタマを柔軟に維持しアイディアを組合せ続けられるか。。。
「HIROMIさん、こんなのできるー?」「できるよw」
ーと、あのBARのマスターの様にずっと笑顔で応え続けられるよう、
(あのマスターは笑わないキャラですがw)
奢らず業界の進化に置いてかれない様に日々精進しなきゃです(#^^#)