こんにちはー
『ニットデザイナー・HIROMI』こと、鈴木弘美 です。

当社はニットの企画会社として14年目になるのですが、
恥ずかしながら最近気付いた事が…

もしかして、当社の様に純粋に企画だけをやってる会社で
法人成立してる企業…って、超稀…だったの???
そう言えば、自分の周りにはフリーランスは居ますが、
企業化してる人は居ませんでした。。。

でも、世の中には「企画会社」と名乗っている企業は沢山あるし、
実際契約している企業さんも少なくありません。
ーただ、考えてみたら、どんな契約内容/業務内容か…なんて、
改めて聞いてみたこと無かったんですよねー。
…だって、同業者の事彼是聞くなんて、いやらしいかと思って…

ー何でこんなこと急に思ったかというと、最近初対面のお客様との
商談でお聞きする会話から立て続けに何気に聞いたのが
当社に来る前に契約していた企画会社さんは皆自社でヨーロッパや
NYなどから参考サンプルをどっさり仕入れて、それを元に何十型も
企画サンプルを作り、自社でアパレルやセレクトショップ向けに
展示会をされる、、とー。
(んんん??? …それって、ODMメーカーさんじゃぁないんですか~?)

少し前にお逢いした工場の方の話では、それでピックアップされても
先方がコストが掛かってる凝った商品をピックアップしたくせに
仕入の段階で価格をスゴイ下げて通常の商品並みに言われてもうイヤになる…」
と愚痴をこぼしておられました。。。
そりゃ、商談することすら私だったらストレスになりますーーー

…ここからは、私の勝手な意見ですが、最早モノ余りの時代に入って
久しい昨今、そういうマスに向けて提案する時代はもう難しいんじゃないの
かなーというのが率直な感想です。

それよりも、自社独自の商品・企画を開発して、エンドユーザー向けに
発信する方法を模索しませんか?
不特定多数の企業に公開して、なるべく沢山ロットを纏めて、なるべく
沢山利益を得る…ビジネスモデルは成立しなくなってきてて、どんどん
薄利に苦しむなら、いっそ、少量生産高付加価値の方に舵を切ってみては?

最終的には関わる人みんなが、楽しく考案して、楽しく作って、楽しく売って、
楽しく買って頂き、楽しく長く愛用して頂く…
そんな、「楽しい」連鎖が起きる様なものづくりが私の理想です。
そして、今、そっちにいち早く向いた人達にだけ、
「ニッチの女神」が微笑んでくれる。。。のでは?

根拠はないけどそう信じます~www
共感して、ものづくり・もの売りしたいニッチなお方、この指と~まれ♪

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