去る4月に初めてインド出張に行った体験を少し投稿しましたが、
一昨日そのクライアントさんとの来AWのデザイン打合せで伺った
際に、ちょうどインドからオーガニックコットンの綿花が届いてる
との事で、ひと塊頂いてきたので、ちょっとお見せしますね^^⇓
(この写真では、ちょっとフワフワ感が伝わらないかな~(^-^;)

これが手で摘み取られた状態の綿花で、中にポツポツとブドウの種位の
大きさの種が5-6粒、綿花に守られるように包まれて入っています。
聞くところによると、春先5月頃に種を蒔けば秋頃にカワイイコットンボール
ができて、ぽこっと弾けると収穫の合図となるそうです。
今年はもう遅いので、トライするなら来年でしょうか♪

これらの綿の繊維の方向をキレイに整えながら重ねては延ばし、撚りをを掛けて、
又細長く延ばし、段々と私達が知っている「糸」に加工されていくんですね~。

因みにこの綿は、そのインドのフェアトレードの認証を得ている綿花農場で
収穫されたオーガニックコットンのコットンボールで、HPを拝見すると
この農場について以下の様に説明がされていたので、そちらも少し引用・
ご紹介しますね。  ⇓
-----------------------------

…コットン原料の生産者「チェトナ・オーガニック」と、衣料生産工場「ラージュ・ラクシュミ」は、
それぞれがフェアトレード認証専門機関「FLOCERT」によって認証されています。
さらに、「ラージュ・ラクシュミ」では、原料から紡績、縫製、出荷まで
すべての段階でオーガニック・コットンの純粋性を証明するオーガニック
テキスタイルの世界基準「GOTS認証」を取得しています。

・フェアトレードの認証が付くこと
・オーガニックコットンであること

このどちらも満たすお洋服って、実はとっても数少ないんです!

■ 綿を育てる人 Chetna Organic(チェトナ・オーガニック)
「チェトナ・オーガニック」は、インド・オディッシャ州にて2004年から活動を始めた農民組合。
「持続可能な農業」をビジョンとし、綿農家が遺伝子組み換えの種を使わず
オーガニック農法にこだわった農園で綿の栽培ができるようサポートするため、
オーガニックコットンの種や、換金作物の種を配布しています。
また、在来種の綿を集めて保存や増産、農場での栽培実験などにも取り組んでいます。
インド内での作付が 2% と言われているオーガニックコットン。大規模な灌漑施設を必要とし、
農薬とパッケージ化された多国籍企業の種を使うことが貧困、農家の自殺へ
つながっていることに危機感を持ち、設立されたフェアトレードNGOです…
シサム工房様HPより引用-------------------

先日の人生初のインド出張で訪ねた工場が作っていた製品は、この農場が
育てた綿花をフェアトレードプレミアム付きの価格で買い取り、生産を
しているニットとカットソーでした。

この日本も、ただ消耗品の様に単に身につける衣服を買う時代から、
身につけた心地良さや安心・安全感を購入することで異国の友人の安心・
安全も護る一助になれる、そんな「買う」という行為自体を再考することが
選択肢として身近な時代になりました。

そんな時代で私達が出来る事は、フェアトレードの製品と言えど世界一キビシイ
と言われている日本の消費者のお眼鏡に叶う商品を、そのお客様に提供できる様、
デザインと製品クオリティの両面からクライアントさんをバックアップすること
です。
当社にとってはフェアトレードの世界とのお仕事は初体験なコトばかりで、
期待されてる責任も重大~^^; 
でも楽しいのでがんばります!(^^ゞ 一歩一歩前進あるのみです☆

improve編集部
お問い合わせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA