こんにちは。アパレル界のニット姫こと、
このテーマで自分の足跡を綴っている鈴木弘美です。
しばらく続きを投稿できてないのですが、
今日は番外編ということで、
つい昨日の私の体験をこのテーマで書きたくなったので、
今、新幹線での移動の中で書いています。
突然ですが、皆さんの周りに「引きこもり」の括りの中で
悩んでいる方はいらっしゃったりしますか?
今、全国では人口の1%がカウントされていて、
私が住む神戸市でも知られているだけで300人ほどおられるそうで、
神戸市では、そんな彼らに就労へのきっかけも含めたサポートを
始めているとのことで、
昨日はその一環で中小企業経営者の話を聞く機会を
月一行なっているというイベントの
3人めのトークスピーカーにと招聘され、参加させていただいてきました。
昨日は過去最大の6人のリアル参加者が会場に集まってくれて、
オンライン参加も2〜3名来られた中で、パネルディスカッション形式で
お話をさせていただきました。
内容はこのメルマガに記した私の経緯を
緩やかに散りばめつつ、
なんでニットデザイナーになったのか、
なんで経営者になったのか、
個人事業で独立するときにどんな準備をしたか…
などという質問にお答えさせていただきました。
私の経験事例で締めに伝えたかったのは、
17歳で家出をしてから58歳までの人生で
もちろん万事休すだと思ったり、
絶望的な経験もあったけど、
振り返ってみたら一個も無駄な経験はなかったなーと
思えていることと、
人生のテーマが自立だった私が最近人から教えられて腑に落ちた話のシェア。
それは、「誰にも依存せずに自立できるなどありえない」という話です。
「依存できる人の数が周りに多い人ほど、結果自立できているんだよ」と
言われて、
両親への依存、周囲への依存にアレルギーを感じながら生きてきた
自分は最初❓だったんですが、
よくよく振り返れば確かに…と思えたんですよね。
だって、これまで沢山の方の無償の支えのお陰で
今が成り立っているのは紛れもない事実だったからです。。。
という経験で結ばせていただきました。
約2時間お話しさせていただいての参加者の方から
帰りに話しかけられて、
「すごくパワフルでエネルギーもらいました。
私、アクセサリーを作るのが好きなんですが、
自信がなくて、販売する勇気が出なくて…」
とのお話に、少しアドバイスをさせてもらったら、
「なるほど。少し頑張ってみようと思います」
と、少し明るい笑顔を見せてくれて帰っていかれました。
この人の後ろ姿を見ながら、
初対面の人に笑顔で会話ができる人は
なんの心配もいらないな。と思いました♪
私も、ちょっとだけでも依存される人になれたかな(^^)