今日は経営者仲間の人たちと一緒に
神戸市内の特別支援学校に行って、
主に肢体不自由の小・中学生向けの
【おしごと体験会】
というのを開催してきました。

体育館いっぱいに集まったお仕事の数は
なんと7種類!

●セブンイレブン
 グリーンのユニフォームを着て、接客挨拶の練習。
●Tシャツプリント屋さん
 観れなかったけど、絵付け体験。ステンシルのお絵かきかな。
●ハッピーレジンさん
 観れなかったけど、多分レジンでアクセサリー作ったのかな?
●機械設備の設計会社さん
 色んな大きさの六角レンチなどを使って
 サイズが違う沢山の種類のナットを締めてみる体験。
●靴屋さん
 靴底の型抜き後の縁取りのおしごと体験。
●封筒の封入作業のおしごと体験。
●リンキング屋さん(インプルーヴ)
 伸び縮みする布地を縫う特殊ミシンに触れてみる体験。

⤴当社はこの「リンキング屋さん」をやってみました。
(体験の様子を写真でご紹介できればいいのですが
子供たちの関係上写真公開NGなのでご容赦ください^^;)

もちろん、本格的なリンキング縫製は難しいですが、
先ずはセーターなどを縫う特殊なミシンがあるってことを
知ってもらえたらいいなーと。
そもそも、セーターはどうやって作られているか、なんて
子供たちはもちろんのこと、大半の大人も知りません。
先生も、親御さんたちも・・・
ーなので、先生方も興味津々に質問してくださったりで🎶

このリンキングミシン縫製のお仕事が
特別支援学校などに通う子供たちや
引きこもりなど、
一般的なお勤めが困難な子供たちにとって
将来の仕事の選択肢の一つになるのではないか、
と密かに目論見、地道な活動を続けて早5年??
漸く、こうして学校・教育委員会など関係各社の人達に
知ってもらう機会が最近出てきました(´-`*)/

ーで。

何でギックリ腰なん??

…それが、今日の「リンキング屋さん」が
思いの外大盛況で♪
子供たちの表情の変化が嬉しくて^^
気付いたら息つく間なしの2時間ぶっ通しでの中腰体勢。
子供たちにリンキングを教えた後に、
社に戻ってリンキング機を棚に戻していたら…

ギクッ☆

ヤバイです。歳ですね~💦
取敢えず、今日はなるべく早めに帰って
マッサージに行ってきます^^;

ちょっと真面目な話をすると、
工業ニット業界では今、
このリンキングミシン縫製を担ってくれる技術者が
とても少なくなっています。
かつて、日本の高度経済成長期の繊維業界の
下支えをしてくれていたリンキングミシン縫製。
当時内職で沢山稼いだ人たちは最早70~80歳代。
その後の後継者を中国市場に移してしまったので
国内でこれが出来る人がどんどん減っているのです。

この技術者を何とか維持していかなければ、
国内で品質が良いニット商品をつくることが
できなくなってしまいます。

逆に、子供たちは卒業後のお仕事を探しています。
自分の特性を活かせる仕事なら尚良しです!
私たちも、こういう細やかな仕事に
向いている人を探しています。

だから、これ以上腰が悪化して
普及活動に影響が出ない様に
今日は自分を労わろうwww

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