こんにちは。
ニットの伸びるチカラで「1本の糸からココロ豊かなな未来づくり」を探求する,
アパレル界のニット姫こと、工業ニットスペシャリストのインプルーヴです。
今朝、知人から紹介してもらったこちらのニュース記事が
とても素晴らしい話だったので、
皆さんにも知ってもらいたいと思い、シェアします。
【ダウン症の高校生がマクドナルドでバイトを始めたら「職場の空気が変わった」
ベテラン店員も「教わることが多い」本物の”スマイル0円”
-というテーマの記事です。
私の会社でも時折希望をいただいて、
障がいを持つ子供たちの職業体験や会社訪問を
受け入れたりしていますが、
とても集中力が高かったり、緻密な作業が得意だったりという
うらやましい特性を持つ子供たちもいます。
この記事の中で、
「…飛び抜けて『できる』ものは見つからなかった」
とお母さんの発言がありますが、
「手抜きなく、与えられた仕事を手抜きなくひたむきに行う姿勢、
心からの笑顔でお客様と接することができる」様子が
実は既存のスタッフが出来ていなかったことへの気付きに繋がり、
職場の空気の変化が職場環境の改善につながり、
ついには企業の採用基準の改定に繋がったー
というのは、本当にすばらしい事例だと感じました。
日本では、「法定雇用率」といって一定の従業員数以上の
比率で障がい者雇用を義務付ける制度があり、
22年度は43.5人以上の企業に雇用義務が発生します。
でもそれ以下だったら雇用義務はないから関係ない…と他人事ではなく、
障がいの有無関係なく、社会で一緒に働いているのが普通で、
お互いが助け合って影響を受け合っている、
そんな社会になりたいな、と思う今日この頃です。
これは余談ですが、私が勉強の場にと加盟している
「兵庫県中小企業家同友会」の障がい者委員会で、
今年度は【仕事体験フェア】と称して、
主に特別支援学校の学生を対象にした職業体験・紹介のイベントを
計画しています。
来年になるかと思うのでまだ先ですが、
日程や場所が確定したらここでも紹介したく思いますので、
近隣の方があればぜひ出展企業として参加してもらえたら嬉しいです( *´艸`)