ー 2017年1月23日

「ちちんぷいぷい」に当社が参画しているcocoloitoが登場!

告知が遅くなってしまいましたが、先週末にcocoloitoに入ったTV取材の「ちちんぷいぷい」。
放映が本日1/23の15:50頃からだそうです~☆
1本の糸からのものづくりを通して、高齢者の皆さんと若者たちとがいきいきと交流している様子を
ご覧頂けると思います。
この高齢者の方々の笑顔に、ひとつの未来を描く「つながりからうまれる生きがいの創出・cocoloito(こころいと・心糸人)

日本が絶対に避けられないこれからの高齢化社会に向け、新たなソーシャルビジネスの形の模索に
向けて、当社もプロボノ活動として参画している「cocoloito」。
具体的にどんな活動なのかをご理解頂ける絶好の機会?!
可能な方是非ご覧くださーい♪

ー 2017年1月10日

中学1年生への「職業講和」初体験

こんにちは♪
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」がスローガンの 『インプルーヴ』 です。

昨年の12月はイベント目白押しで何かと慌ただしかったのですが、中でもちょっとプレッシャーがかかるお役を
仰せつかっておりまして・・・
それが、中学1年生への「職業講話」のスピーカーというお役目です。
今日は、その初体験に付いて記録を残したいと思います。

昨年の夏が終わろうとする頃、とあるご縁を介して大阪市の梅田にある大淀中学校というところから依頼を賜り。。。
「何でデザイナーになったのか、とか中学生に話をしてあげえくれへんかなー」「いいよー」位のノリで最初軽く請けたのですが、
日が近づき色々詳細をお聞きすると、大体20人前後の学生を前に教室で話をするらしく、他の
スピーカーさんの顔ぶれをお聞きすると「○売新聞社」さん「○島屋百貨店」さん、超老舗和菓子本舗の創家の方などなど… いやいや、結構本格的やーん(~_~;)
(そんなところになんで私がラインナップに、、、)と言っても、今更お断りはできず、、

改めて中途半端なことはできないなーと、中学生に理解できるように「伝える」ことに真剣に取り組みました。 資料作成に半徹夜で休日まるまる2日間^^;

その職業講話を聴いてくれた生徒さんたちからの感想文を、年末に学校が送って来てくだいまして。
それが、みんな用紙にぎっしりと感想をしたためてくれていて、とても嬉しくなりました。
こんなプレゼントが返ってくるとは思ってませんでしたし。

PPTに色々工夫した甲斐あってか、学生たちが賢いのか、感想文には思いの外自分が伝えたかったコトが
響いていたようで一先ずほっと胸を撫で下ろした次第です。

ohyodo jr high scl

感想文の中には「高校選びの時、職業などの専門的な高校へ行かず、一般的な普通校への進学を
決められた先生の理由がとてもよくわかり、参考になりました。 私もダンサーという夢を持っているので、
専門的なことばかりをもとめず、まず基本を一から見直してみようかなと思いました。」
などという声や、ほかにもバレリーナを目指したい人、「ファッションデザイナーという仕事がやりたい!と
憧れを抱いたことがあった…」人、「…マンガ家になりたいという夢があるのですが、今までは絵を描く
練習や物語を考えたりしていたけど、それだけではだめなんだということがわかりました…」
というコメントなど、夢を秘めて話を聴きに来てくれてたんだなーと思うと、改めて自分の子供時代を思い出しました^^

そして、同じく学校の先生から頂いた授業中の写真がこちら^^;↓
私は子育ての経験がありませんので、最近の中学生ってどんなんかな~と思っていましたが、
案外私たちの頃と変わってませんでした♪
スピーカーの職業がファッションデザイナーだったので、大半は女の子でしたが、中に2名男の子も参加してくれていました。
彼等には、私の専門学校も約30人のクラスメートの中に2人だけ男の子がいた話もしてあげました^^

さて、折角がんばって作ったので、以下は持ち時間90分の講話のPPTを備忘録までご紹介^^;
私の中学時代の秘蔵写真までクラウド初公開ですよwww


学校から事前に与えられていた課題は、「現在の中学生に伝えたいこと」として
① 中学校時代の様子

②高校に進学した動機・目的

③現在の職業を選んだ動機・目的

④現在の職業についてー

⑤現在の中学生に望むこと

この5つのテーマが必須でしたので、そのまんまそのテーマに沿ってお話しました。

先ずは軽くプロフィールから^^

この間お正月に実家に帰省した時にたまたま私の子供時代の話になり発覚したのですが、
どうやら家が東京から大阪に引越してきたのは私が3歳になる直前だったことが分り・・・
私、ずっと勘違い|д゚) 図らずも経歴詐称してました(苦笑) 
~なるほど、東京育ちの空気はほんの欠片ほどもないはずですわ^^;

① 中学校時代の様子

中学時代、成績は中の中~下? 勉強は正直キライでした^^;
特にひどいのは数学・社会・英語・理科etc・・・
得意だったのは国語・美術・体育・・・

そして、何より部活に明け暮れる3年間でした。
部活は器械体操部で、3年間学年リーダーで3年目は主将でした。
器械体操は、チームスポーツと違って自分自身の恐怖や不安と向きあって打ち勝った結果の個人得点の
合計点がチームの得点となるスポーツで、今思うと専門職社会の仕組みに似ています。
それを踏まえて、他人と自分を比較せず、自分自身のベストパフォーマンスを追求し続けたら、
自然と周りが認めてくれるようになるよーってことを話していたら、あの頃の自分に語り掛けている様な
不思議な気持ちになりました。

↑ ーそして、何とはなくですが子供たちにも言いたかったことは伝わったのかな^^
こんな感想を寄せてくれた生徒がいました

次に…
②高校に進学した動機・目的

これは、自分が希望するファッション系の専門学校へ進学するには高校卒業の資格が必要だった事、ファッションを学ぶ前に一般基礎は何事においても必要と考え、普通科の高校を選択した事、などを話ました。

③現在の職業を選んだ動機・目的
ここでは、私がファッションデザイナーという職業を最初に目指した小学生時代の作文を紹介しました。
誤字脱字満載の作文は、敢えてそのまま活字に起こしました^^;
「絵を書く」➡「絵を描く」やろーが! って、当時のアホな自分にツッコミながら~。・。・。

そして、そうはいうものの、目指すのが【ファッションデザイナー】に収まるまでに色んな職業に
憧れたことを、当時を思い出しながら話しました。


④現在の職業についてー

社会人になって・・・
あの頃、ひとつ年上の先輩から10歳以上も年上の先輩方までが一緒になって働く大所帯で学んだことは、
今の私の仕事上の全ての基礎になっています。
入社研修一つをとっても貴重な学びの機会を頂いた、と採用して頂いた創業社長に対して
今でも心からの感謝の気持ちでおります。

そして、私の職業を具体的に理解してもらうために、業界地図的なものをつくって説明しました。
正直、ここからのスライドが一番時間掛かりました~(>_<)

ここで私が工夫したのは、子供たちに一番身近と思われるお店=普段洋服を買いに行く場所で接する、お店で働いている人から話を進めたことです。

ーというのも、その昔社会の歴史を学ぶ際に、縄文時代から離されてもちっとも興味がわかなかったけど、
近代=おじいちゃん世代の子供の年代から話を遡ってくれたら、もう少し歴史も好きになっていたと思う経験を踏まえてw


販売する店員さん以外にお店のディスプレイをする専門職があること、お店に並べる商品を探して
買い付けてくるバイヤー、その商品管理をする仕入管理など・・・と話を始め、買付に行く場所が
アパレルメーカーと言われるところ、そこにも沢山の職種があって、其のメーカーから依頼を受けて商品をつくる
工場が国内外にあり、海外生産には商社さんと言われる業者が介在し、貿易実務などを代行する職業などもあり・・・と言った流れで。


そして、ファッション業界の其々の職業についてー
具体的にどんなことをするのかーなど。

次に、その中でも「ファッションデザイナー」って、どんな事をする仕事なのか。
関与する領域について、子供たちが飽きないように、なるべく写真や絵を多用してまとめました。


仕事の各工程の具体的な説明ー

などなどを踏まえ、「デザイナー」という肩書でも実際に絵を描く仕事は全体の3割程度だよーと話すと
とても驚いてました。
予想通り、思いつくままにスラスラと絵ばっか描いている職業だと思っていたようで~^^;

ーでも、これって、案外中学生だけの話ではなく、業界同士の中にでもそんな風に思っている人も少なくないんじゃないか、、、って思う時があります。
故に、「ねぇ、ちょっとササッとデザイン画描いてくれへんかなー サービスで♪」
なんて仰る方にちょくちょく出遭います。
もちろん、丁重にお断りしますがw(人の職業をなめんじゃねー!と心の中で叫びながら)

なんだかんだと書きましたが、この資料をまとめながら私が最後に子供たちに伝えたかったのは、
「人のため(人に褒められるため・評価されるため)ではなく、自分自身の為に努力していれば、
例え望む未来に辿り着けなくてもその過程に必ず未来は拓けている」

というメッセージです。

大人になって思うのですが、誰かと比較することで自分に優劣をつける癖は、私は止めた方がいいと思っています。
中学高校時代、器械体操や新体操の競技の部活で学んだことは、自分自身を克服しないと未来は拓かないということで、
大人になって周りを見渡すと、社会の中で誰かに褒められることや評価されることに優先順位を置く人ほど
自分を見失う人が多い様に感じます。
それって、癖のようななものじゃないか、と。。。
なので、子供時代から違う癖をつけたら大人になった時、心が強くいられるひとになってくれたらいいなーと。。

そう、「人生に無駄はひとつもない」と、私は本気で思っています。
これは私が50年間で体感で学んだことであり、もしできるなら中学時代の当時の悩める自分にタイムスリップして伝えてあげたい一番の言葉。
それを彼等へのエールにー。。。

がんばれ!現代の中学生諸君!

「Drape(ドレープ)」当社オリジナルブランドのHPが出来ました!

こんにちは♪

ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」が合言葉の『インプルーヴ』です。

今日はみなさまにお知らせです~☆彡

昨年9月末日を以てお休みさせて頂いた「PoantKobe」での経験をを経て、新たなチャレンジ
Drape(ドレープ)というニットブランドを立ち上げました。

この「Drape」という名前には2つの想いを込めました。

ひとつは、女性なら大抵ご存知、ファッション用語でよく聞く 流れるようなひだ のこと。
美しい「ドレープ」は、ニット服といえどもとても大切なデザインの要素。

そして、もうひとつは、「ドレーピング」という、パターン職人のプロが成せる高度な技術。

思えば、私たちは、いつもこの2つの要素をとても大切にしながら17年間ニット商品の企画を行ってきました。

もちろん、Poant Kobeでも…

そんな2つの「ドレープ」という言葉を、今一度商品づくりの原点にしっかり掲げてみたい。

しかも、一見「ドレープ」や「ドレーピング」とは無縁そうに見えるニット商品の企画だからこそ。

これは、私たちが、常にオリジナルを生み出しているエビデンスでもあります。


そして、このHPには何とも簡単にSHOP機能も付きました!
つい先月末の阪神百貨店でお披露目販売して商品は何とか登録完了しましたので、
是非ひと目ご覧頂き、アドバイスやご意見などお聞かせ頂ければ幸甚でございます。

※もし、卸売ご希望の向きがございましたら、素材アレンジなどで対応可能ですのでお気軽にお問合せください。

【 Drape(ドレープ) 】

https://drape.fashionstore.jp/

ー 2017年1月5日

2017元旦の繊研新聞に記事掲載されました

みなさま。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

今年のお正月は気温も暖かくて過ごしやすい三が日でしたね。
私もこの時期にしか帰らない実家で3日間一度も外出することなく
母と二人で飲むか食べるか寝るか…のぐうたらお正月でしたw

…そんな初日の元旦、とあるプロジェクト仲間から吉報が~♪
アパレル業界では有名な業界新聞の繊維研究新聞さんの元旦の紙面に
当社も関わらせてもらっているプロジェクトの事が掲載されたというご連絡です!

「作り手」の想いを「着る人」に届けるプロジェクト記事掲載2

11月の終わりごろに取材があったのですが、新聞は時事問題で内容も変わるので
「本当に載るのかな~。・。・」と半信半疑でしたが、こんな大きく写真入りで
扱っていただけるとは~(´艸`*)

「作り手」の想いを「着る人」に届けるプロジェクト掲載記事1

当社のブログをお読み下さっている方には、この記事の内容を是非お読み頂きたくて
こちらにも写真を転載させていただいたのですが、
この度取上げていただいた活動の名前は <【作り手】の想いを【着る人】に届ける>で、
活動の趣旨としては、昨今のアパレル業界の大きな課題となっている【着る人】=お客様
欲しいと思って下さる商品がお手元に届かない(=売れない)理由を皆でとことん考えた末、
中間事業企業・メーカーを介してではなく、「我々【作り手】が直に接しながら本当に心揺さぶる商品をお届けすることを
愚直に模索してみよう。そして、お客様の一番近くでその商品のことをお伝えするお店まで含めてが真の作り手
なんじゃないか」
という独自かつ革新的な定義を信念に集まる、まだまだ小さな小さな活動です。

今の私たちの業界ではまだ、お客様の利益(=価値)とは関係ない旧態依然の都合のせいも絡んだりして
商品の価値も価格も決められていることが常態化しています。
それが、お客様からみた「商品の魅力を欠く」大きな原因になっていると感じる私たちは、それを取り除いた
シンプルな商品化の仕組み作りへのチャレンジを始めたのです。

具体的には、ニット工場・デザイン&企画会社・服飾資材会社・コンサルティング会社・専門店の其々トップが集まり、
「仕入(発注)ロット」とか、「展示会受注ルール」とか、「納品時期」とか、「原価率」とか、一旦二の次にして、
先ずお客様はどんな時期にどんなものを求めているのかーという目線で徹底的に商品づくりを考えて作って届けてみようー
という活動です。
そして手に取って下さった方のお声を聴いて、商品を通して届けたかった想いをブラッシュアップさせたり、
お客様の心の声に耳を澄ましてお客様の潜在ニーズに仮説を立てて新たに商品をご提案してみるー
「本来はこうだったはずじゃないか?」にもう一度立ち返ってやってみようというプロジェクトです。

多分同じようなことを思っている人は多いと思うのですが、これを様々なリスクを其々が背負いながら
「まずやってみよう!」と行動した事が私たちの強味となっていると思うし、考えているだけの人達との大きな差だと。
それだけは思います(´艸`*)

まだまだスタートラインに立ったばかりのこの活動ですが、私たちは共感・応援して下さる方、又は一緒に
「作り手」の一員に加わって頂ける小売店様このプロジェクトのが扉をたたいてくださるのを期待しています☆彡
この小さな「輪」を少しづつでも大きくして、お客様からの「有難う」のお声を皆で共有できる環境を
つくりたいと願っています。
こんな私たちの活動について、少しでも関心を抱いて下さったら、個別メッセでも構いませんので
是非ご意見をお寄せください(*^-^*)

あなたのその小さな行動が、未来への大きな一歩に繋がっているかもしれませんよ♪

ーということで、インプルーヴは今年も既成概念に捉われず色んなことに柔軟にチャレンジしたいと思います。
もちろん自社のドメインである「着・飾る・愉しみ」と「つくる・歓び」をデザインすること限定ですが☆彡
今年もみなさまのご指導・ご鞭撻をどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>

代表取締役 鈴木弘美

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