ー 2012年5月12日

『ハインリッヒの法則』について

こんばんは。 インプルーヴです。

又もや…というか、毎度の事ながら投稿に間があいてしまって申し訳ありません…

本当は、2月の東北キャラバンのVol3「石巻市を訪ねて…」編を書かなきゃなのですが、
やっぱり東北での記録を書こうと思うと、ちょっとやそっとの空き時間では取り掛
かることができないので、繋ぎ・・・という訳ではないのですが、
今日は最近良く私の心の中に浮かぶ『言葉』について、ここに記述を残そうか
思います。

それはどんな言葉かというと…
「ハインリッヒの法則」という法則です。

詳細はこのウィキに書いてあるので興味のある方は是非お読み頂きたいのですが、
その法則を要訳すると、
『一つの重大な事故の影には29個の小さな事故があり、その陰には300のひやっとした
ようなうっかりミスがある』…このうっかりミスを見逃すな… です。

最近で言えば、GW中に起きた金沢での路線バスの居眠り事故や、京都での軽自動車
の暴走事故や同じく京都で起きた小学生の集団登校に突っ込んだ飲酒事故…

あの様な、痛ましい事故の記事を見る度にその事故の影にあったはずの小さな
うっかりミスを、誰かが見逃さずにいたら防げたかもしれないのに…と
思ってしまいます。

身近な日々の仕事上でも、この言葉を刻んでおく事できっと防げるトラブルは
沢山あると思うので、今日は皆さんにもこの法則の紹介をしてみようと思いました。

ここ十数年続く不景気で、日本国内の企業の中にはもやは熟練した匠や師匠の存在は
なく、仕事の仕方や取組む姿勢など基礎を学べる機会に恵まれない人達が多い様に
思います。
勿論師と仰げる年長者に出会えないのは気の毒ですが、そんな恨み事を言っていても
現状は何ら変わりません。誰も変えてはくれません。

是非皆さん(実は若い人に限りませんが…)このハインリッヒの法則の真意をしっかり
己に刻み、日々の仕事の中のうっかりミスを決して見逃さず、二度とそのうっかり
ミスが起きない方法を自分で考え、編出して仕事の質を上げる努力をしてみてください。

そうすれば、例え頼れる上司が居なくてとても不遇な環境にいあるとしても、
貴方はいつかきっと素晴らしく優秀な人物になっているはずです。 
私が保証します!

…て、誰に向かって言ってんだ?! ワタシ。。。www

以下、ウィキペディアより…抜粋

『ハインリッヒの法則』 
ハインリッヒの法則 (ハインリッヒのほうそく、Heinrich’s law) は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。「ハインリッヒの(災害)三角形(トライアングル)(定理)」または「(傷害)四角錐(ピラミッド)」とも呼ばれる。

一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)があるとされる。重大災害の防止のためには、事故や災害の発生が予測されたヒヤリ・ハットの段階で対処していくことが必要である。危険予知訓練なども参照のこと。
法則名はこの法則を導き出したハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ(Herbert William Heinrich)(1886年 – 1962年)に由来している。彼がアメリカの損害保険会社にて技術・調査部の副部長をしていた1929年11月19日に出版された論文が法則の初出である。
彼は、ある工場で発生した労働災害5000件余を統計学的に調べ、計算し、以下のような法則を導いた。「災害」について現れた数値は「1:29:300」であった。その内訳として、「重傷」以上の災害が1件あったら、その背後には、29件の「軽傷」を伴う災害が起こり、300件もの「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が起きていたことになる。
更に、幾千件もの「不安全行動」と「不安全状態」が存在しており、そのうち予防可能であるものは「労働災害全体の98%を占める」こと、「不安全行動は不安全状態の約9倍の頻度で出現している」ことを約75,000例の分析で明らかにしている(詳細はドミノ理論参照)。なお、ハインリッヒは「災害」を事故と事故を起こさせ得る可能性のある予想外で抑制されない事象と定義している。
上記の法則から、
事故(アクシデント)を防げば災害はなくせる。
不安全行動と不安全状態をなくせば、事故も災害もなくせる(職場の環境面の安全点検整備、特に、労働者の適正な採用、研修、監督、それらの経営者の責任をも言及している)。
という教訓を導き出した。 この法則は、日本の国鉄(現・JRグループ)にも影響を与え、「330運動」と称する運動が国鉄時代に存在した(現在同じように現場において実行されているかは公表されていない)。

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