ー 2018年10月10日

大人のリンキング講座③開催のご案内

今月も開催します♪「大人のリンキング講座」。第3回目です!
男女問わず、参加頂いているこのイベント。
今月10/26(金)もまだまだ参加可能ですので
ご興味おありの方はメッセージ下さるか、
以下FBページのイベントよりお申込みください。
大人のリンキング講座Vol3 ←ご案内

https://www.facebook.com/events/167447804191491/

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日時:10月26日 金曜日 
 ・リンキング機使いほーだい!WS /19:00~21:00
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースD
 ・懇親交流会(ご希望の方)  /21:00~22:30位   
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースE        
【参加費】ワークショップ:¥5400.-(税込)
      懇親交流会 :¥2000.-~2500.-程度
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先ずはちょっとだけ。リンキングって何?という人のために・・・

ーリンキング機ー
『ニット製品を縫製するために開発され、
今も尚、高級な成型ニット製品の製造に使われる、
昔ながらの特殊な縫製機械があります。
それが【リンキング機】。
しかも私たちが所有・提供するリンキング機の機種は、
ヤスミ式という日本発祥のフラットタイプのリンキング機械です。
余りに専門的な機械のため、普段の生活にはまず出逢う事も耳慣れも
しないこの機械ですが、実は皆さんが普段着ているニット製品の
製造に欠かせない特殊で貴重ー且つ、超!アナログな機械なんです。
何と、動力は「人の手」です。
電力を全く使わない、超エコなマシンです』

【リンキング機の動かし方動画】↓

https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=ohPXdZUfyZQ

リンキング機の動かし方・初級

それを敢えて一般の方に身直かに触れてもらい、知ってもらおう!
という破天荒な企画。
本格的なレベルでいうと恐らく日本初?!のワークショップ。

工業用のリンキング機に触れ、体験を通して、
日本のこまやかな技術力や、それ(機械)自体を生み出す力、
ニット製品がちょいと割高な価格のワケ・・・
「本物のニット服」と「なんちゃってニット服」の違い・・・
などに、少しでも思いを馳せてもらえたらいいなーと思っています。

おとなのリンキング講座【Vol3】

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日時:10月26日 金曜日 

・リンキング機使いほーだい!WS /19:00~21:00
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースD

・懇親交流会(ご希望の方)  /21:00~22:30位   
【場所】 KIITO 4階-プロジェクトスペースE
        
参加費:ワークショップ:¥5400.-(税込)
      懇親交流会 :¥2000.-~2500.-程度
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第3回は、講義なしで思う存分にヤスミ式リンキング機を
動かしていただきます。
具体的にはいかに真っ直ぐに針に編地を刺せるか…にトライ。

簡単なニット巾着袋つくりに挑戦してもらいたいと思います。
(編地や必要な材料は全てこちらで用意しますので手ぶらでOK!
 出来上がり作品はお持ち帰りいただけます♪)

前回同様、「私、これを刺してみたい!」というものがある方は、
どうぞお持ち下さいませ。一緒にトライしてみましょう~

そもそも、リンキングという言葉には
英語の「単語と単語を繋げる」という意味があるみたいですが、
高度成長期、女性が外で働く習慣が薄かった日本において、
お家にいながらにしてダンナ様以上に稼げる貴重な収入源、
【内職】として日本中に普及しましたが、
やがてアジアへとその役目が移っていき、
今や、当社同様(苦笑)国内で「絶滅危惧種」級の存在。。。

linking

リンキング機

ここから先は、私の裏テーマでもあるのですが…
リンキング機によるニットの縫製のお仕事は、
特性こそ選びはしますが、身体だけでなく知的・精神などに
障がいをお持ちの方でも可能性があるお仕事でもありますので、
関心がおありの方・又は施設の方がありましたら、
私まで個別メッセを頂ければ折返しご連絡させていただきます。

私は、色んな方がこの日本発祥の機械・技術と、
今の国内で暮らしづらく思っている人と
何らかのマッチングの可能性もあるのではないかなーと思っています。
そういう意味でもこのイベントは就労継続支援B型事業所 Bridge+さんを
リンキング機活用のインストラクターにお招きして行っているのです^^

逆に、リンキング機を使ってものづくりしたい一般の人が、
一時使用でブリッジ+さんで機械を時間レンタルすることも可能です。
そういう視点でもご興味がおありの方があれば、是非ご参加をお待ちしています♪

何事も「百聞は一見に如かず」ですよ(*^^)v

株式会社インプルーヴ

ー 2018年8月22日

【お客様のその先のお客様】

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【お客様のその先のお客様】に想いを馳せるー
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こんにちは♪
アパレル界のニット姫・インプルーヴのHIROMIです。

唐突ですが…
ここのところいろんなことが重なりとてもワチャワチャしてます(;´・ω・)
頼りにしてもらえているということは有難いことなのですけれど~。

お盆休み直前にもこんな変わり種なお話がありまして。。。

人を介して、ユニフォーム製造の会社さんから、
最近リノベーションした顧客のリゾートホテルの
館内着デザインについてのご相談。。。

「ホテルからはスタイリッシュでラグジュアリーな感じ」って
言われてるんですが…」
ーと、とてもアバウトな依頼内容…( ..)φメモメモ

できれば現地にてその施設を見せてもらいたいところなのですが、
近くではなかったしそこまで時間の余裕もなくーで、
先ずはその施設のHPや検索情報をくまなく読み思考を巡らせ、
考えました。

仮説① どんなニーズのお客様がこの施設を選ぶのか?
    どんなことに期待して来られるのか?
    (元の施設からどの様にリノベーションされたのか?)

仮説➁ そのお客様は本当に「スタイリッシュでラグジュアリー」
    を求めるのか?

仮説③ その施設だからこそ提供できる価値の中で、
    どんな館内着だったら期待以上に喜んでいただけるか?

仮説➃ ライバル施設はどの様な館内着を提供しているのか?
    それは満足を得られていそうか?

…単にクライアントの要望通りに応えるのではなく、
元々から疑ってみるのが当社流(W)
【お客様の先のお客様】の気持ちをとことん想像してみます。
時間は掛ってしまいますが、ここが一番重要だと思っています。

これらの視点で吟味に吟味を重ねた結果、辿り着いたのは、
「スタイリッシュでラグジュアリー」だけではなく、
「リラックス&ファンタスティック」のキーワードも
必須なのではないか?と。

何故なら、その施設に新たに加えられたのは、
愛犬と一緒に泊まれるロッジやドッグランスペース、
全天候型のBBQスペースやグループでワイワイ泊まれる
コテージ、親子でクッキングが楽しめるお部屋などでの
イキイキした時間の費やし方だったからです。

まったりとした時間よりもイキイキと活動する
時間の使い方を選ぶ人たち…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ~誰かと楽しい思い出をつくりに
   これらの施設をお選びになる人たちが、
    滞在中に着る服に何を求めるだろうか~
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どんなウェアだったらその施設を存分に満喫してもらえるか
をデザインに込めプレゼン資料にまとめて
提案させていただきました。

お陰様で今年のお盆休みはゼロ日となり、
背中が凝り固まって只今腰痛状態でお仕事です~(~_~;)が、
何とかお約束までに現時点でのサイコーの
パフォーマンスはできたかと思えます。
(守秘義務的に、提案内容をお見せできなくて
 ごめんなさいです^^;)

サイコーと思えるのは、
そこでそれを着てイキイキと遊んで下さる
エンドユーザーの姿が見えたから♪

ものづくりに携わるものとして常々肝に銘じている、
【ペルソナ】と【マーケットへの動機づけ】
それが 作り手の一端を担うものとして、
「着る人」に届けたい真の「作り手の想い」だと
信じて日々精進させていただいております。

ー 2018年8月4日

ニットって何?編地って 何のこと?

こんにちは。
毎度おなじみ、自称「ニット姫」こと、インプルーヴのHiromiです。

突然ですが、質問です!
みなさん誰かから
「ねぇ、 ニットって 何?ニットとカットってどう違うの?
織物とは何が違うの?」って聞かれたら、何て答えますか?

実は、これ、5年前にとある勉強会で私が実際に
受けた質問なんです。

その時は、約100人位の方前にして、
図らずも自社の事業内容について又、今後の計画について
お話をしなきゃいけないという、場面が設けられた時のこと。

それまで業界以外の方達との交流がほとんどなかった私は、
自分が普段喋っている言葉が如何に業界にしか伝わらない
専門用語の羅列だったのか、全然気付いてなくて、
いきなりこの質問を投げかけられた時に全く答えられませんでした。

…というか、
「ニットと織物の違いが分からない人がこの世におるか?!」
位の気持ちでした。

口で説明するより、物で説明した方が早いと思った私は、
前列に座っておられる男性方のお洋服を指差し、
「この方のシャツは織物です、この方のTシャツはカットです。
その隣方が着ているのはニットです」などと…

当然ですが、「益々わかりませーん」 と言われる始末~_~;

見るに見かねたその時の講師が地団駄踏みながら、
「だーかーらー!伸び縮みするかしないかじゃねーのかよ⁉️」
と。
「え、、、そこ?」(笑)
100人のオーディエンスからも呆れ笑。。。

その時に(世の中に当たり前はないなー)と、改めて身に沁みた
と共に、日々でこの様に相手に何も伝わってないことが
実は沢山あるんじゃないか、
自社の強み、自分達が出来ること、
もっともっと相手の(に伝わる)言葉で、
丁寧に伝えなきゃいけないんじゃないか、
何事に於いても、その本質を知り、伝えないと意味がないー

ということを学んだ、貴重な苦い体験です^^;

ーという事で、私のこの失敗を活かして、
今、色んな形で当社が持つニットの専門スキルの
伝承を試みている中でも最初にお話しするのが、これ。

「そもそも…ニットって 何ですか?編地って、 何のことですか?」

先日訪問したアパレル企業さんでの若手企画担当者向けの研修でも
投げてみました。この質問。

この質問の答えが知りたい方は、こちらの動画をどうぞ。
あ、但しこれはあくまでも私流の考えなので悪しからずw

 ※ ↓ こちらをクリック下さい
「現役直伝!ニットデザイナー養成講座」

にて公開中です〜(*^^*)

ー 2018年7月6日

ニット用語の「ゲージ」ってなに?

こんにちは♪
ニットデザインの付加価値UPと販売枚数UPの方法を伝授する、
アパレル界のニット姫・インプルーヴのHIROMIです。

先日HPからのお問合せで、とあるニットOEMアパレルメーカーさんから
若手社員さん向けのニット基礎知識セミナー講師依頼の
お問合せを頂き、伺ってきました。

ニットデザイナー養成研修1

若手デザイナーさんと編地とは何かについて意見交換

その企業さんから頂いたテーマは「ゲージと適合番手」と「編組織」。
この二つのキーワードで2本立てのセミナーコンテンツを組立て、
約2時間お話をしに行ってきました。

昨年から、某M学園の学生向けにはニットデザインの基礎講座を
受け持っているのですが、企業さんからの依頼は初めて^^;
折角なので自分のブラッシュアップの為にも
記録動画を撮らせて頂きましたので、
少しづつでも皆さんにもシェアしたいと思うのですが、
自分がしゃべっているところを観るってホント恥ずかしいですね(/ω\)
特に、声が入ってるのって・・・(>_ えらい関西弁で、えらい比喩でしゃべってて・・・(猛省)

あ、先に言い訳させていただいておきますが
私自身は座学で学んだ事は無く、
企業デザイナーで働いた13年と独立してからの17年で培った、
全くもって実践のみの知識です。
もちろん、オファーを頂いた際にそのこともお伝えした上で
ご依頼頂いています。
専門学校も同じくです。

なので、言い回しや表現は完全な我流ですので、
変な比喩だったりするのはご容赦を!
その時の勢いと伝わるか重視でしゃべってます
(伝わったかどうかは課題の分離(w)
ーなのでその筋の専門家の方のツッコミは受け付けませんよー(苦)

それにしても、たった一本動画をアップするのにひとしきりの時間が…
皆さんスマホでスイスイやってることがなんでこんなに時間掛かるのか…
歳か?!
(2年前のインド出張で撮ったリンキング機の動画がアップされてたんですが、
当時わたしは一体どうやってアップしたんだか…(>_

―てことで取敢えず今日アップできたのは2本^^;。
ひとつは【ニット用語の「ゲージ」には2種類の意味があるって知ってた?】

YouTube動画へはここをクリック

手編みの世界で用いられる「ゲージ」と、
工業編みの世界で用いられている「ゲージ」。

工業編みでの「ゲージ」という言葉の使い方、
例えば7G(ゲージ)とか、12G(ゲージ)とか、3G(ゲージ)とか。
これは編機の種類の事じゃなく、
編機に搭載されている針が1インチ中に何本並んでいるか…なんです。

実際の編地を触りながら、番手とゲージの相関を体感

ふたつめは【糸の太さを表す分数の様な記号の意味とは・・・】

YouTube動画へはここをクリック

工業ニットの世界で、編みたい工場のゲージに合せた糸の選び方って、
以外とみんな今までの勘みたいなところに頼っていませんか?

そこをロジックで理解する為の基礎として必要なのが番手の意味。
番手の種類には、恒重式と恒長式の2種類があります。
この2種類の違いと ウール・綿・麻・化繊其々の表記方法の違いと換算方法、
双糸単糸の構造、単糸の糸をニットで使う危険性ーなどについてのお話です。
オリジナルテキストも作り配布させて頂いて、ニット初心者さんだということを
意識してお話しさせていただきました。

…今回のご依頼で経験してみてふと思ったことなんですが、
今のアパレル業界には、こういった肌感覚で学んできたことを
教えてくれる先輩の存在があまりにも少ないのではないか・・・と。

私たちの時代は、取引工場の社長さん方が直の師匠であり、
少し前に鍛えられた先輩がいて、上から順に自然と習う社風がありました。
それが、数年前のアパレルショックによる大量リストラの結果、
業界内でノウハウや専門スキルまですっかり失ってしまった…
或は、新しい会社の場合そもそもノウハウを持つスタッフが存在しない。

ファブリックのデザインや企画の仕方については
どこの専門学校でも教えますが、
実はニットデザイン・企画に必要な基礎知識を教える専門学校は
国内でも片手に余るほどしかなく、
しかも東京に集中しています。
ーだから、今改めて関西の専門学校から当社に講師依頼が
来ているのだと思っていますが、それは学校だけじゃないのかも。

歳の離れた先輩が毎日隣にいるのはウザいかもしれませんが、
こうしてたま~に来て教えてくれる広義での【業界の先輩】って、存在。
意外と今必要?!
如何なることもインプットなきアウトプットは無しと言いますからね。

そういう意味では、ニットの専門知識ってほんとうに学ぶ機会・
場の提供が圧倒的に足りてないんですよね。。。
しかも実践的となると・・・ほぼ無いのでは?!

このYOUTUBEチャンネルが、
少しでもそんな若手デザイナーさん達の駆け込み寺的お役に立てれば
いいなーと想ったりしています。
…というところで、一先ず今日はここまでで一旦おしまい^^;
ではまた!

ー 2018年5月22日

ストック資料にない編地は紙上で編む(笑)

こんにちは♪
ニットデザインの付加価値UPとファンの数UPの方法を伝授する、
アパレル界のニット姫・インプルーヴのHIROMIです。

ー今日は当社にあるSDS-ONE/APEX3の実践活用の事例ご紹介^^

今回企画しているデザインで、片畦に寄せ目片畦をボディや袖山に
アシメトリーに配置したりして編地組織にオリジナリティを求める
デザインにトライするのですが、実際に見本になる編地はありません^^;

脳内でシミュレーション編成した編地の組織を、言葉の通じない国の
編立技術者になるべく正確に伝えるにはどうしたらいいか・・・

↓ そういう時に、このSDS-ONEは便利です!

SDS-ONE APEX3片畦寄せ柄1

↑写真上段がタック目表の片畦、下が畦目表の片畦。
業界人なら「目の立ち具合でどっちにしようかなー」とか、
これで結構イメージできますよね。

実は、これ、紙の印刷物なんですよ。
こうしてアップで見たら、まるで編地でしょ?

SDS-ONE APEX3 片畦+寄せ目2

SDS-ONE APEX3 片畦+寄せ目1

でも、引きで撮った写真で見て頂いたら一目瞭然w

SDS-ONE APEX3

紙の白い余白が確認出来ると思います。
これもITですね。

実際には、こんな風にしてDATAを作成し、ループ変換をすると上部の画像の
様なDATAが編み上がります。
※リアルな世界では「編み下がり」ですが、シミュレーションの世界は編み上がり?^^;

 SDS-ONE APEX3 組織描く過程1

右の原色の1目の■が組織「ニット」か「タック」か「ミス」か、目移し(前?後ろ?)
かなどを、色分けによりデータにしていきます。
描いてる際から即座に左半分が編地画像としてイメージ画になっていきます。

それで、納得の組織DATAが出来たら、ループ変換機能を使って糸の番手・ゲージ・糸の色などの
設定をして変換したら完成です。

正確なデータが描けていたら、そのデータを工場に送ればプログラミングの参考にも
していただけるので、工場さんの時間短縮にもつながりお互いに生産性がUPします。
それくらい使いこなせるようにニット姫もまだまだ勉強します~^^;

ー 2018年4月10日

【ファッションはグローカル?】

こんにちは♪

ニットデザインの付加価値UPと販売枚数UPの方法を伝授する
アパレル界のニット姫・インプルーヴのHIROMIです。

さて、ファッション業界では、グローバルSPA(製造小売業)が
何かと世界中を席巻しているかのような話題をよく耳にしますが、
とあるマーケティングコンサル会社のデータでグローバルSPA企業が
一国の市場で締めるシェアは15-20%で頭打ちになる事が多く、
インターナショナルなラグジュアリーブランドを含んでも3割に
留まるとの記事を目にしました。

UNIQLO・ZARA・H&Mなどにルイヴィトンやプラダ、シャネルなどを
足しても3割ってこと。
・・・じゃ、残りの7割は???

このマーケティングコンサル会社の分析によると、
ファッションは本質的に多くのプレイヤーにより市場が構成されて
成立している業界で、
だからこそ中小のローカルプレイヤーの活躍の余白が存在するーと。

ことファッションに関しては、宗教・人種・民族・気候・文化などの違いに
大きな影響を受け、人種が違えば似合う服も異なり、
同じ人種でも文化や気候の違いによって好まれるテイストは異なるので、
その国固有のローカルブランドが存在するグローカル市場の代表の様な業界―
と分析されていました。
(グローカル=グローバル+ローカルの混成語)

中でも、私たちが暮らしている日本市場は【ガラパゴス】とよく揶揄されるマーケット。
世界から見たら、志向・嗜好・行動が特殊だってよく聞きますよね。
このコンサル会社は、そんなガラパゴス思考の国民性の企業が海外に進出する時、
ことアパレルに限って、専門家を頼らず経営者の勘でリサーチ不足のまま
進出する特異体質な業界と、その行動への警鐘を伝えていました(笑)

逆に読むと、私たち日本国内、しかも身近な地域で身近な人
(お店に訪ねてきてくれるお客様)に対して
ファッションを生業にするものは、そのニーズをもっともっと深く知り、
それが満たされるモノをお届けできれば、
ガラパゴス諸島の中のチッチャな島でのオンリーワンになれて、
その島中がみんなHAPPYになれるやん~♪

なんて、楽天的なことを考えたのでした☆
逆にそれしかない様な気さえします。
たった一人の方の満足に答え、ファッションを通して幸せを感じて頂くこと。
たった一人の人に満足していただけてなくて、10人の満足も
100人の満足もきっとありえない。

大事なのは、
【誰に 何を届けるのか?】
ってことなのでしょうねー。

先日のブログでご紹介した「生後間もない授乳期の赤ちゃんがいて、
その赤ちゃんの肌を心配してカサつくウールのセーターなどを
着たくなくて冬に防寒できなかったママさん」が、当社がデザイン・企画した
オーガニックコットンのセーターに出逢って感激のメッセージを下さったお客様。

この方にとって、赤ちゃんのお肌に優しくて冬でも暖かい厚手の
オーガニックコットン100%の厚手のセーターは
他に変え難い商品だったのだと思います。

商品に付加価値を加えることとは、例えばそんな事じゃないかと思うのです。
ちょっと大げさかもですが(笑)「1本の糸からこのお客様の生活を
Improve(改善)できた」好事例だと思っています。

■ 因みにグローカル化(英: glocalization)は…
全世界を同時に巻き込んでいく流れである「世界普遍化」(globalization)と、
地域の特色や特性を考慮していく流れである「地域限定化」(localization)の
2つの言葉を組み合わせた混成語である。
カタカナでグローカリゼーションと書くこともある。
俗に言う、「地球規模で考えながら、自分の地域で活動する」
(Think globally, act locally.)とも関連する言葉。
―ウィキペディアより抜粋 ―

ー 2018年2月20日

可愛いベイビーのお母さんから喜ばれるニット

こんにちは。
『インプルーヴ』のニット姫です

最近、よく思うんですよねー
モノの価値について・・・

当社は特にニット商品を一から作るのですが、
その一に該当するのが糸選び。

その糸も価格は当に「ピン・キリ」
もちろん混率(正確には混用率)によっても違いますが、
太さ(=重さ)によっても違うし、
意匠糸に至っては糸の形状によっても様々。
ーそして、その糸の出来上がりまでのルートによっても又違います

ここ数年、新たなクライアントさんからの要望を満たすべく、
必然に迫られて潜在ニーズを追っていると、
最近自分達でも意図しない内にかなり川上の方に昇っていってて、
そしたら、案外オリジナルの糸もつくれるじゃん♬っていう
コネクションも出来てきてて、夢じゃなくなってきました。

「じゃあ、もし自分達でオリジナルの糸をつくるとしたら
どんな糸がいい?」―なんて話を社内でしたりします。
「やっぱり天然系?」でも「透明感やキラキラも好き」
映画・トゥルーコストを観たものとしては、
「最後は土に還る系?」・・・

そんなある日、あるクライアント様(当社はこちらのOrganicCottonの
フェアトレード商品のデザイン~商品化の一連を企画監修しています)から
「お客様がとても嬉しいお話を聞かせてくださいました!」と連絡が~^^

以下が、そのお客様(セレクトショップ様)のお客様ー
つまりエンドユーザー様から寄せられたお声なんですが、

『・・・ずっとセーター着たかったんですが、
赤ちゃんが産まれて、
赤ちゃんが服に顔をコシコシするから、
ほっぺチクチクしたら嫌だなって思って、
着ていませんでした。

~中略~
ウールじゃない、オーガニックコットン のセーターがあるよ!
とのことで見させてもらっていました!

目が詰まっていて、しっかりしてて、
襟ぐりはそんなに深くないVネック。
肩のとこの切り替えも可愛い。
なにより着心地ばつぐん。
するっするの肌触り。
しかもネットに入れてお洗濯OK!

ミルク吐いたり、よだれや鼻水がついても洗える!!どんと来い!
しかもフェアトレード の商品!』

そっかー。
私たちは単純にコットンはお洗濯しやすいから便利、くらいに
思っていましたが、
生後間もない赤ちゃんがいるお母さんにとっては、
自分の着心地よりも何よりも
赤ちゃんのお肌への影響、メチャクチャ大事。
切実なんですよねー。
出産経験がない(結婚経験もありませんがw)ものには
〝目から鱗〟なご意見で勉強になりました!

『一枚で着てもあったかいし、
 下にTシャツやブラウス着てももたつかないから、
 秋から春まで着られそう!』

こんなに「!」をいっぱい使って嬉しさを伝えてくださっているのが
又嬉しいですね(´艸`*)

こちらのお客様がお買上下さったのは、
普段12ゲージで編んでいるオーガニックコットンの糸を
多本取りして7ゲージの編機に掛けて編んだ
ミドルゲージのVネックセーターで、
単なるベーシックにならない様に、肩幅を広めにとって身幅にはゆとりを。
ドロップショルダーにして、お袖の付け位置を落としつつ
お袖の幅をせまーくデザインしてあるので、
着た姿はスッキリ見えつつ、今風のシルエットになっています。

『ちなみに価格は税込でも1万円いきませんでした!
それでも私にとっては安い買い物ではないので、大切に大切に、
ずっと長く着ます!
~中略~ 痒くならなくて最高!』

インドまで出張に行ったりして、現場の生産者さんたちと
「ああだ、こうだ、できる、できない、なんで? あ、できたねー」
なんてやり取りを根気よく重ねること3年、
やっと商品の水準も安定してきて
こうしてゲージのバリエーションまで
商品の企画を広げられるようになってきました。

だからこそ、こちらのエンドユーザー様の潜在ニーズに応えられる
商品にまで成長できたのだとは思うのですが・・・
ーにしても、やっぱり【素材が持つ力】はものづくりの本質であるなーと
感じさせられるエピソードです。

最近、当社のパターン姫も「急にウールが着れなくなった」と言っています。
ウールを着ると痒くなって肌荒れしてしまうのだとか。。。
肌質や体質って、変わるんですよね。
若い頃には思ってもみませんでしたが^^;

『冬でも着れるあったかいCottonのニット』

これって、これからのキーワードかもしれません☆

#インプルーヴのニット企画 #improve #OrganicCottonの潜在力

ー 2018年2月16日

ザ・トゥルーコスト 〜ファストファッション真の代償〜上映会します!

みなさんこんにちは~。
あなたにとってのジャストスペックをサポートする
ニットデザイン・企画専門分野のスペシャリスト
『インプルーヴ』のニット姫です

今日は、私も参加している有志で活動を続けている、
ある映画上映の告知をさせてください。

ザトゥルーコスト 〜ファストファッション真の代償〜上映会

みなさんは、この映画の存在を知っていますか?
これは、決して決してファッションを否定する映画ではありません。
現在、ファッションの裏側で起きていることをまずは見て、
知って、少しでも考えるきっかけになればと思います。

かつて、『ファッション都市宣言』を掲げたここ神戸には
素敵なファッション関係者の方が数多くいらっしゃいます。
映画の中でも今後、10年で流れが変わるとも言われています。
その時に、神戸が「住んでいてよかったな」という街であればと
思い、上映活動を続けています。

私たちの身の回りに溢れんばかりある「もの」は
誰が、どうやって、作られるのか。
今の若い人はもしかしたらロボットで自動生産されていると
思っている人もいるかもしれませんね。
例えば、「魚はスーパーの切り身の状態で海を泳いでいる」
と思い込んでいる子供がいるように・・・

どんなものも必ず誰かが労働力を提供して生みだされています。
特に洋服は自動化が進みにくい。
人の手によって縫製したたまれ袋詰めされて、運ばれ、
お店に並び、私たちの手に届きます。

それら、ものの「値段」と「価値」について、
今一度少し俯瞰して冷静に考えるのにはとても良い映画だと思います。

こちらのチケット購入ページからご予約頂ければ、
前売り価格の¥900.-で観れます!【チケット購入ページ】

◎特典:
当日ニット姫の実物に会えまーすwww

以下、FBイベントページから抜粋させていただきます
--------------------------
- ファッション業界でも大量生産・大量消費が問題化
– 誰かの犠牲の上に成り立つファッションに変化が起き始めた!

【是非、多くの人に観てほしい】との想いで
ファッション都市宣言の神戸で上映会を開催!

★☆こんな人にオススメ!★☆
・ファッションに興味がある人全般
・今の社会に何かしらの違和感を感じてる人
・資本主義に対して興味ある人
・新しいライフスタイルを求めている人
・環境問題に興味ある人

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■日時: 2018年4月1日(日)
■開場時間:14時00分
■開演時間:14時30分
■内容:
【 映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』 】
■場所:神戸アートビレッジセンターKAVC
〒652-0811 神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号

■最寄駅
JR神戸駅徒歩10分
高速神戸「新開地駅」 徒歩で5分
市営地下鉄「湊川公園駅」 徒歩15分

■お申し込み
下記から、チケットを購入できます。

http://truecost-kobe02.peatix.com/

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

■概要(配給会社サイトより抜粋)
これは衣服に関する物語で、私たちが着る服や衣服をつくる人々、
そしてアパレル産業が世界に与える影響の物語だ。
これは貪欲さと恐怖、そして権力と貧困の物語でもある。
全世界へと広がっている複雑な問題だが、私たちが普段
身に着けている服についてのシンプルな物語でもある。

この数十年、服の価格が低下する一方で、
人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。
本作は、服を巡る知られざるストーリーに光を当て、
「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」と
いう問題を提起する、ファッション業界の闇に焦点を当てた
これまでになかったドキュメンタリー映画だ。

この映画は、きらびやかなランウェイから鬱々としたスラムまで、
世界中で撮影されたもので、ステラ・マッカートニー、
リヴィア・ファースなどファッション界でもっとも影響のある人々や、
環境活動家として世界的に著名なヴァンダナ・シヴァへの
インタビューが含まれている。
またフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」の
代表サフィア・ミニーの活動にも光を当てている。
私たちは行き過ぎた物質主義の引き起こした問題に対して、
まず身近な衣服から変革を起こせるのかもしれない。

監督:アンドリュー・モーガン プロデューサー:マイケル・ロス
製作総指揮:リヴィア・ファース、ルーシー・シーゲル
出演:サフィア・ミニー、ヴァンダナ・シヴァ、
ステラ・マッカートニー、ティム・キャッサー、
リック・リッジウェイ ほか
配給:ユナイテッドピープル
特別協力:ピープル・ツリー
協力:Dr.Franken
2015年/アメリカ/93分/カラー

■予告編

https://vimeo.com/141232707

■お申し込み
下記から、チケットを購入できます。

http://truecost-kobe02.peatix.com/

是非ご友人をお誘い合せの上お越しください。

■主催 【神戸トゥルーコスト上映委員会】
高原 昌彦(A.P.office ファッションコンサルタント)
藤戸 善啓(株式会社FJT)
今井 博志(株式会社ウィッシュ)
今井 昌子(株式会社ウィッシュ)
鈴木 弘美(株式会社インプルーヴ)
茶花 なおみ(SDGs推進者)
森下 亮佑(シー・システム株式会社)

ー 2018年2月9日

迷えるニット業界の子羊たちへ

【迷えるニット業界の子羊たちへ】って、
「なになに?誰に語りかけてるの?」って感じですよね(苦笑)
実は、業界への恩返しの位置付けで当社が新たに開始した
サービスのご紹介のことなのです。
その新サービスとは・・・

ズバリ!
ニットのデザイン・企画に携わる方への
『カウンセリングルーム』の開設でーす(´艸`*)

今日のブログをお届けするのも、
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を
モットーに、
一般の方からのオーダーメイド~大手アパレル・OEMメーカーでは
対応できないような極小ロットの生産サポートを含めた日本国内・
海外生産の企画など、単なるデザインだけではないニット企画で
あなたにとってのジャストスペックをサポートする
ニットデザイン・企画専門分野のスペシャリスト
『インプルーヴ』のニット姫です

さて、冒頭にお知らせした『ニット カウンセリングルーム』
一体どういうことかというと、
リンク先の予約受付画面にて希望時間帯を選んで、
ニットデザイナーさんや生産管理・MD・企画営業の方などが、
日々の仕事での課題や聞くに聞けない専門的な事、
工場さんとのやりとりでの悩み(編めない、キズが出る…)など、
ニット企画に関するあらゆる課題について
私たちに気軽に相談してもらえるサービスです。

又、当社に設備している島精機社のSDS-ONE APEX3のCGによる
ニットの編地シミュレーションや、PGM-パターンCADで
ニットパターンデータを作成する等、
自動機ニット専用PCを時間利用していただけるよう、
オフィスの一部も解放したいと思います。

一応、私たちも本業がありますので、予約受付は
ご希望日の1週間前までに『カウンセリングルーム』
カレンダーからお願いしたいと思います。

ご希望日の時間帯をドラッグすると予約画面が出ますので、
受けたいサービスを「項目」欄からプルダウンで選択して申込いただければ、
確認後、当方から予約受付完了のメールを返信させていただきます。

一応、土日・祝日を省く平日の11:00~21:00の範囲が
基本的なオフィスの解放・受付時間となりますが、
何分、売れっ子・ニット姫(笑) のスケジュールの空きの範囲で行いますので、
予め勉強会や出張が入っている日は書き込み不能になっています。
故に、1週間の中でも公開時間が少ない週などもありますが、
そこはご了承ください^^;

そもそも!
何でこんなことを始めようと思ったか
というと・・・

ここ数年、当社もインターネットを通して問合せ頂くことが
増えてきているのですが、
そのお問合せの内容に少し変化が見えてきたのです。

例えば、
「会社でニット製品OEMの責任者をしているが、お客様の希望通りの
サンプル製作が上手くいかなくて、お客様のご要望に応えられず
取引に繋げることが難しくなってきて困っている」
とか、
「自社に何が足りないのかわからない」とか、
「なんでこちらの依頼通りに作れないといってくるのか、
理由がわからない・・・」
とか。
これらは、生産管理というか、MDというか、その辺もとても曖昧な
立場のお仕事をされている方に多いお悩み例です。

又、
「元々ファブリックデザイナーなのだけど、契約先からカットソーも
横編みニットもひとりで担当してほしいと言われ、
始めたものの工場から求められることの意味や、専門用語の意味が
分からなくて困っている」
とか、
「社内のデザイナーはみな歩合契約なので、ノウハウに対する
情報交換はまったくない。」
「周りに気軽に聞いたり教えてもらえる先輩がいない。
このままだと会社にいても自分が成長できない・・・」とか。
これらは、専門職の方々からのお悩みの例。

ファブリックやカットソーの場合は、先ず製品の土台となる
「生地・編地」が存在しててデザイン作業・パターン作業に入れますが、
横編みニットの企画となると、その生地に当たるものを
生みだすところから入らないと何も始まりません。

ーに対して、例えば雑誌の切り抜きやネットからの拾い物画像などを
送って、
「こんなのお願いします」
なんて工場さんに委ねてしまうと、
工場さんの方は、
「何ゲージで編むの?度目はどれくらい?ソーピングはするの?しないの?」
などの質問が帰ってくると思います。
いえ、ヘタをしたら聞いてもくれずに工場さんの采配で作られる場合もあるかも。
工場さん側の都合優先で・・・

そりゃ当り前ですよね。ちゃんと作る前に希望条件を伝えてないのですからー
責められるべきは工場さんではなく、スキルを持っていない側の問題です。。

↑でも、こんなのはニット企画の熟練者から教わらないと、
例え言葉の意味だけ理解したとしてもどれが正解かがわからなければ、
結局工場さんとの会話はできないんですよね。

こられのお問合せを受けている内に気付いたことは、
ネット上で課題解決方法を探しているのは企業の経営者側だけでなく、
そこで働く社員さん達に及んでいるのだ、ということ。
これは「最初の基礎を身につける機会や環境が、企業の現場で
あまりにも枯渇している」のが原因なのだろうと行きつきました。

今、ちょっと景気も上向き加減??
アパレル企業も再生の為に必要なのは専門知識や商品力。
【原価下げることばかりやっているからお客様が逃げてしまっている】
【ちゃんと価値あるものをつくって、その価値を正しく伝えなきゃいけない】

ーでも、それって、そもそもそれを伝える人材をきちんと会社で
大事に育ててきましたか?
教育とはそんなインスタントに出来るものではありません。
又、専門性が高ければ高いほど、ほっといて勝手に身についたり
育つものでもないのです。

でも今の企業にそこが足りていないから、
当社に来るお問合せの種類が変化してきている・・・

企業の状態がこんなでは、昨年から当社が担っている
専門学校の講師業の受講学生達も、
ニットデザイナー・パタンナーとして折角採用されたとしても、
本当の仕事の楽しみや醍醐味を到底見出せないと思うと
残念過ぎますー

『職場に気軽に教えてもらえる熟練した先輩がいないのなら、
私たちがその先輩になってあげればいいのでは?!』

これが、このサービスを開始するに至った動機です(#^^#)

それともうひとつ。
<第4次産業革命の到来>と言われている昨今、
アパレル業界にもその大波はやってきています。
当社もその流れに取り残されないよう、そのひとつとして
今期ニットの専用CG機・ニットパターンCADの設備を導入しました。

でもこれ、かなりの高額なマシンなので、
フリーランサーのデザイナー・パタンナーさんが
個人で投資するにはiPadを買い替えるような感覚で
手に入れられるような身近かなものとはまだまだ言えません。
かといって、お勤めの会社が簡単に買ってくれるかといえば、
それも容易ではないと思います。

だけど、日頃の業務にこれらITを取り入れらるようになったら、
その人の仕事のキャリア水準は大きくUPすると思います。
当社には折角その設備があるのだから、
成長したい専門職の人がいれば、1人でも多くの人にシェアして
専門技術を身につけてもらえればいい。
それがニット業界の未来にも繋がると思うので~♬

当社はニットデザイン・企画会社として創業して
今年で18年目になりました。
そんな当社の構成人員は、
ニットデザイナー歴31年の「ニット姫」と
ニットパタンナー歴28年の「パタ-ン姫」の二姫です。
あと少しで20周年を迎える企業人として、
零細ながらも業界に恩返しする時期に来ているのではないか、と
感じています。

だから、広義の意味でのニットアパレル業界の専門職の先輩として
業界で迷える子羊(後輩)たちの【駆け込み寺】のような存在になることは、
20年近く生かしてもらっている私たちの使命なんじゃないか、と。
又、どの会社・どの企業に対してもニュートラルポジションにある
当社にしかできないことのように感じるのです。


ただ、今、このサービス利用を考えたアナタに
ひとつだけお伝えしておくことがあります。
どんな悩みであっても、答えを導き出すのは悩んでいるアナタ自身です。
簡単に答えをお伝えするのが私たちの仕事だとは思っていません。
その答えを見つけられるように寄り添うのが先輩の立ち位置です。
その答えを導き出すために欠けている知識や智恵をアドバイスするのが
私たち先輩の役目です。

人に簡単に教えてもらった事は簡単に忘れます。
単純に答えだけ伝えるようなことをしないのは、
アナタにとって貴重な学びのチャンスを私たちが奪ってしまわないために。
解決の糸口を自分自身で導き出せる智恵が身につくように。

これからは、私たちがいつでもアナタの傍にいます^^
安心して、困った事があったらいつでも「カウンセリングルーム」を
お訪ねください☆

※ こちらは、あくまで個人の方向けのカウンセリングルームです。
企業向けのカウンセリングサービスなどについては
ご要望に応じてコンテンツを別途カスタマイズいたします。
(出張カウンセリング・セミナーも申受けます)

自社の専門職のスキル向上をお考えの企業様、
販売職のスタッフに語れるニット専門知識教育をご検討されいているなどの場合は
お問合せメールからお気軽にご相談ください(#^^#)

ー 2018年1月11日

2018年 新年のご挨拶

皆様。
新年あけましておめでとうございます☆

SDS-ONE APEX-3にて作成したニットループシミュレーション

ニットの伸びるチカラで
「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」
をモットーに、一般の方からのオーダーメイド~
大手アパレル・OEMメーカーでは対応できないような
極小ロットの生産サポートを含めた、日本国内・海外生産
の企画など、単なるデザインだけではないニット企画で、
あなたにとってのジャストスペックをサポートする
ニットデザイン・企画専門分野のスペシャリスト
『インプルーヴ』のニット姫です

今年の当社の年賀状の絵柄は、昨年の夏に設備投資(大袈裟?!w)した、
島精機さんのCG・SDS-ONEの最新機種のAPEX-3の
ループシミュレーション機能を使って、
大好きなオードリーの写真集からワンちゃんを抱えている写真を
スキャン入力して12ゲージのジャカード・ニットテキスタイルに変換してみました^^
オードリーの写真集はそのほとんどがモノクロなので、色分けがとても難しかったです。
実はこれデータ上は約40色のグレーの糸をジャカード編みされているんですが、
実際は40色も使って編機で編むのは不可能なので完全バーチャル^^;
良く言えばCGシミュレーションならではの技とも言えるのか?!
(個人的には、シミュレーションでNGが出るような、
CG機能と編機機能の整合性を望みたいですが、、、)

ーいずれにせよ、昨年導入したこのAPEX-3機とパターンCADのPGM機の2台を
今年は本格稼働させ、社内のアナログ作業の効率化・IT化に積極的に取組みたいと思います。
私たちにしかできないことを凝縮させ、クライアント様のお役に立ち、
機械に任せられることは任せる。。。当社にとってのIT革新元年になるか?!
(世間からしたらまだまだアナログでステレオタイプなんです、アパレル業界って…(>_<))

又これらの機械は、ニットデザイナーさん・パタンナーさんにとっては
illustratorなどで行うよりニットとして寄り正確・リアルな図案や
シミュレーションでデザインの精度アップ、編地開発の幅を大きく広げる事が
可能になるので、ご希望の方があれば時間予約でお使い頂けるようなサービスも
開始しようかと思っています。
そうすることで、ますます広がるCHINA+ONEエリアのニットのノウハウが薄い国々との
現場のコミュニケーションもより円滑になったり、商品企画力・プレゼン力UPできたり、
現地工場のノウハウ・スキルUPの一助にもなれるのでは?!と思います。
(言葉が伝わらなくてもリアル画像で伝えられる!図案をDATAで指示・転送できる!)

当社も北インドにあるニット工場と商品企画のお仕事があるのですが、
実際に、日本人な感覚からしたら驚く解釈によって作られたサンプリングが届いたり・・・
日々極力図解でコミュニケーションを図っていますが、それでもー色々起きるんです。
ある意味、楽しませてもらってやっていますが^^;

それでも、1点サンプル段階でのより一層の精度アップが、それ自体の商品力は元より
コスト削減にも効率化にも繋がるので、エンドユーザー様への還元にも繋がります。

そういう、日々の様々なシーンでこの機械のポテンシャルをどれほど使いこなせるか、
が今後の当社のSTEPにも大きく寄与すると思っています。

あ、時間貸しサービスについては、近々予約受付URLを公開できると思いますが、
ご興味がある方はどうぞお気軽にお声掛けください(#^^#)

ーということで、今年もインプルーヴは一層ニット・ファッションの世界を掘り下げ、
ニット業界の絶滅危惧種度を極めたいと思います。
そして、絶滅しないための業界子孫反映にも寄与する会社であり続けたいと思っております。
【微力ではあるが、無力ではないー】と信じて。

今年もご指導・ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします<(_ _)>

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