ー 2016年10月24日

『垣根なくお洒落をシェアしあえる』がコンセプト

こんにちは♪  
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」が合言葉の
『インプルーヴ』 です。

先週末辺りから急に冷え込んできましたねー。
この時期、いつも悩むのが「着る服」・・・
こんな仕事をしている私でも、毎年「去年、何着てたんやろ~、、、」って思います^^;

そんな日曜日、神戸・板宿商店街で行われたこんなファッションショーを観にいってきました。
それは、M.Y.S Kobe さんらが主催された【ユニバーサルファッションショーin板宿商店街】というイベントで、
健常者も障がい者も高齢者もお洒落を通じて交流しましょう~ という主旨で
開催されていたイベント。

実はそのイベントに、就労継続支援B型事業所のブリッジさんが、当社・(株)インプルーヴと協業で
開発を始めたアパレルブランド【フェアネスライフ】(仮称)の企画第一号である
「ワンショルダーストール」を出品され、車いすのモデルさんが着用して下さる
というので応援に馳せ参じた次第♪

…それが…
肝心のランウェイは動画に納めたのに、こちらのブログでは容量オーバーで
アップできませんでした~(;・∀・) 紹介できなくて残念(;_;)
FBには動画あげれたので、投稿してます)

…唯一撮れてた、最後にモデルさん達が舞台に集合された時のショットがこちら~。

この写真では分りにくいですが、モデルさんも皆さんから拍手を浴びて終始ニコニコの満面の
笑顔でのランウェイでしたよ~(#^^#)
メイクさんにキレイにお化粧されたお肌がピンクのストールでより赤味を帯びて、
とってもイキイキして見えました♪

誰だって、オシャレは心が高揚するモノですよね~(´艸`*)

そして、こちらの写真はイベント終了の挨拶の時に裏方スタッフさんらが集まっての
ご挨拶の時の写真♪ 
みなさん、ほんとうに充実の良い笑顔をされてました~(#^^#)
当日は沢山のオーディエンスが見に集まっておられたし、全て滞りなくスムーズに
イベントは進行していたので、みなさん喜びも一入だったことだと思います♪

…あれ、スタッフの中にもワンショルダーストール巻いてる人がwww
(こちらはブリッジさんの男性職員さんの圓井さん。
自ら裏方スタッフさんでイベントを支えておられました☆)
そう!つまり、男女姓の差も、障がいの有無も関係なく、家族でシェアできることが
コンセプトの商品企画。〝ターゲットの垣根がない”がコンセプトなのです^^

…このワンショルダーストールの裏話をすると、
これら、実はまだまだサンプル段階なのです^^;
でも何とか舞台に出せるレベルには到達しました~

以下が、試作段階の時のサンプル検討の風景です~。

… 車いすで使って袖丈が長すぎないか?
…… 袖下の縫製、ちょっと解いて調整してみよっか??
……… 袖のボリューム、ちょっと多い???
………… 裾端の始末、寂しいよね~ やっぱりフリンジ付けてみよっか~。。。 
…………… 何センチぐらいが良いか? フリンジのボリュームは何本取りがベストバランスか…

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などなど。。。
何度も解いたり、縫い直したり~。
商品づくりで欠かせない工程ですね^^

・・・などの段階を経て、この日お披露目となったのでした~(#^^#)

これから本格的に、販売できる製品へのブラッシュアップが始まります~☆
製品化は、来月か?再来月か??
乞うご期待ください♪

あ、ご予約はいつでも受付けてまーすw
今年は、このワンショルダーストールでオシャレに暖かい冬を過ごすのはいかがですか(^_^)

ー 2016年10月22日

リンキング機が窓際にある風景-

「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」が合言葉の 『インプルーヴ』 です。

さてさて。。
今日は土曜日ですが、ちょっと片付けたい仕事があって、午前中だけ出勤~。

ここ、KIITOに引越して漸く1カ月になりました。
「港町神戸」ーという窓からの風景に、なんかなじむ。この「リンキング機」^^

-

ここから、もっともっと「ニット」を知ってもらう発信をしたり、ワークショップもしたりして
【ニットアトリエ】らしいオフィスにしたいな~。。。

ーなんて、穏やかな朝、ぼんやり思いながら大きな窓を開いてみましたー。
この、観音開きで全開にできる窓も気に入っています☆
そして、今日も聞こえる。港に停泊している船からの大きな汽笛。

なんの根拠もないけど、今日もワクワクの予感。。。♪

ー 2016年10月16日

デザイン出しからドレーピング

こんにちはー。
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を目指す 『インプルーヴ』 です。

先日は、アパレルデザイナーの【デザイン出し】という仕事について書きました。
そしたら、色々反応を頂いたので、案外興味を持って下さる方もあるようで~^^
今日はちょっと続編を。。。

ニットデザイナーとしての私のデザイン出しの作業は、先ず、
➀試編みの依頼 から始まります。
試編み(しあみ)=文字通り、初めて扱う糸を実際の編地(一定の面積状のもの)に
編んで貰います。
その際に、斜行などの糸の品質は勿論の事、その糸が持つハリコシや、逆にドレープ感など
その糸が編組織によってどんな特徴を発揮するのか、粗方のデザインイメージに沿って
工場さんに編地依頼書を作成して編んで頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

② それが届いたら、トルソーにあててみて、ピンワークでドレープやタックの出方を確認してみたり、

リブ部分と天竺部分の縮みの差寸の出方を確認したりしながら、

身頃や袖、衿のデザインなんかを細かくイメージングさせていきます。

いくら、イラストの段階で出来上がっていても、実際の編地で見てみないと。。。
(それでもサンプリングしてみたら、イメージ通りできない…時だってありますが(~_~;))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の編地があると、編地の方向を変えるだけで光沢や編地の靡き感の変化などを確認する事ができるので、

それによって新たに閃くイメージも多々あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、本来、袖口リブの物性確認に編んでもらった部分を

前中心に施してみたらどんなシルエットが生まれるだろうか…と

ピンワークでドレーピングしてみた写真です。
FCに縦長ラインをつくることは、人の目線を縦長に錯覚させる効果があるし、
着物風のスリーブラインは胸のふくよかさを悪目立ちさせない効果があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は「今のトレンドがどうこう…」 から、敢えて少し距離を置いて、思考を巡らせてみています。。。

具体的には「細く痩せてみせるにはどうしたらいいだろう…」 なんていう、女性なら誰でも考えるコト。

それを突き詰めたらどうなるか…

後は、

「後ろ姿で褒められるようなデザインにしたいな」 とか、

小柄な方でもカッコよくワイドパンツを着こなせるトップスにしたいなー」 とか、

「無造作で着てサマになるデザインって、あれば忙しい朝に便利よね・・・」 みたいな発想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして「試編み」という、大切な工程を端折らないでデザインワークをすると、

ひとつの糸・一つのゲージ単体に留まらない発想も生まれます~。

これらは、全て、シルクピンという、いわゆる業界人用の「待ち針」で止め付けながら

形をつけています。

なので、ピンを外すと、全て平たい布地に戻ります~。

 

日常では、契約しているクライアント様のデザインワークをこの様に途中公開はできませんので、

今までこの様な具体的なワークのご紹介はできなかったのですが、

今回のこれらは、当社でこの冬にオリジナルとして生産してみようと思っている新商品のワークの工程なので、

だれにも叱られないのでフルオープンしてみました~(´艸`*)

普段、自社の仕事内容を説明する際に、「ニットデザイナー」や「ニットパタンナー」と言っても、

「実際どんな仕事かイメージ出来な~い」 と良く言われます^^; なので、

実はいつか機会があったら触れてみたいなーと思っていたのです~。

 

…さあ、次は、これらのドレーピングによるイメージワークを経て広げたデザインから、

実際にサンプリングするデザインを選定する工程に入ります。

そこに関しては、ニットパタンナーとしっかり吟味して、実現可能な形に落とし込んでいく

作業がとっても重要~☆

 

…というところで、つづきは又の公開の機会にをお楽しみに♪

 

ー 2016年10月10日

現在・過去・未来~からデザインを考える

こんにちは。
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」が合言葉の 『インプルーヴ』 です。

今日は秋の3連休最終日。みなさん、いかがお過ごしですか?
私も連休中は午後からののんびり出勤にさせてもらっていて、
今日は夕方から、バレエ教室の発表会を見に行こうと思っているので、
がんばって仕事ひと段落つけなきゃです~^^;

そんな、こんなでお休み返上で今取り掛かっている仕事は、【デザイン出し】です。

【デザイン出し】とは、文字通りデザインを描き起す作業です。
私はファッションのデザイナーなので、具体的には洋服のスタイル画を描く作業の事を言います。

描き出すーと言っても、ペンを持てば湧き水の如く出てくるものではありませんよ。
(そんな天才の方もおられるとは思いますが… 私は凡人ですので~^^;)
今、何時のシーズンのものを企画しているかというと…

な、なんと、2018年の春夏のcottonに限定したニットとカットソーです。

… 今、2016年の夏が終わり、漸く秋の空気が漂い始めたところ。。。
なんですが、次の、その次の春物のデザインを、「今」考えているんです。

この、クイックリーでインスタント・時短の時代に考えられませんよね^^;
でも、もちろんそれには理由があるんです。

お客様の会社の事情(カタログ撮影のタイミングなど…)もありますが、
何よりも大きいのは、コットンの綿を買い付けるところからスタートするからなんです。
そして、コットンを「何色に染めるか」から、オリジナルを企画して商品づくりを
しているんです。
その色のご提案からお手伝いさせていただいているので、とても良く分るのですが、
コットンの糸をオリジナルで染めるなどというリスク、今どき希少価値的取組ではないで
しょうか~。 
しかも、価格は1万円前後の商品ですよ。ベーシックなカットソーならその半額程度ですから、
その価値は充分にあると思います。
(この会社の回し者ではありませんが、現場にいる張本人なので、如何に手抜きが無いか
良くしっています。)

自分達が着たい色・お客様におすすめしたい色を、すでに染めてある中から選ぶのではなく、
先ず決めて、その色にピッタリの色がサンプル帳になかったら一から染めてもらうのです。
しかもトップ染で~。
トップ染は本当に風合いが優しいので、何とも言えない優しい肌ざわりの服になります。

工場もまだ自動機の編機を導入したばかりの技術が途上の海外なので、実際に編み立てる
技術指導も必要です。

既に糸屋さんが染めて、在庫としてストックしてる糸を買ってきて、
翌日に工場に届くようなつくり方だったら、ギリギリまでライバル店の売れ筋の色や
デザインを観察して、写真や簡単なハンガーイラストを送って、手慣れた工場さんに
「まるっとお願い♪」で類似品を企画するアパレルが大半かもしれない昨今の中では、
スタンスや取組み方が全然違うので、大変ですがやりがいも感じられるお仕事をさせて
頂いています。

いつもの如く、話が逸れましたが、本題の、先に描いた【デザイン出し】についてですが、
一般の方、若しくはアパレルでも企画に詳しくない方、管理職の方は、
「デザインを絵に表す」のがデザイナーの仕事だと思っているかもしれませんが
それは間違いです。 
絵に起すのは、最後のアウトプットの一工程に過ぎません。
それまでの過程に、其々のレベルが伴うのです。

私の場合は、絵に表すまでにその時期で一番近いトップトレンド(今なら2017年春夏の
コレクションが世界中で発表されています)をリサーチし、ハイエンドの流れを
大まかに把握します。
そして、その会社での昨年の売れ方実績などを可能な限り情報開示してもらって
照らし合わせ、店頭のスタッフが日頃お客様と接していて感じる生のお声(要望)を
教えてもらい、お客さまが日頃どんな事に期待しながら服選びをしているのか、などに想いを馳せ。。。

直近の流行のスタイル傾向と、そこから予測できるちょっとだけ先の未来、
そしてその商品が並ぶお店の立地・環境など…
クライアント様のブランドの個性・不変の部分の踏襲と、ちょっとだけのうらぎりを
エッセンスに。。。

そんな事を、現在から未来へ行ったり過去に遡ったりしながら、そして製造して頂く
工場が工業製品として量産できるデザインに落とし込むべく、頭の中で足し算・引き算を繰り返し~ので、
最終的にアウトプットに至って初めて【デザイン出し】となります。

ーと、いうところで休憩タイムはおわりで、【デザイン出し】作業に戻ります~。
詳しくは、又気が向いたら描きます~☆彡

ー 2016年9月17日

オフィス移転のご報告

こんにちは。「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」が
合言葉の『インプルーヴ』 です。

さて、皆様へ事前にご報告できず、大変失礼いたしましたが、
当社・㈱インプルーヴは、2016年9月16日を以て、約5年おりました栄町のオフィスから
この度三ノ宮のデザイン・クリエイティブセンター神戸通称KIITOへ移転の運びとなりました。

KIITO

FBなどで一部事情をご存知の方もあるかと思いますが、新オフィスの電話の移設に
災難があり、ギリギリまで電話番号が決まらなかったために、皆様へのご報告が
遅れたまま、引っ越しが先になってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。

移転案内ハガキなどの手配が今しばらく掛かりますので、ひとまずこのブログにて
新しい住所のお知らせをさせていただきますので、今後のお問合せなどありましたら
恐れ入りますが、下記の方へお願いいたします。

\\\\\\\\\\\\\ ㈱インプルーヴ 新オフィス ///////////////

〒651-0082
神戸市小野浜町1-4
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 420号室
TEL: 078-321-6808
FAX: 078-321-6807
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ /////////////////////////////

尚、この度移転した建物は、神戸市の重要文化財の旧生糸検査場という建物を
リノベーションし、数年前に通称・KIITOとして、デザイン関係やクリエーター関連の
職種にオフィススペースを誘致されている場所となります。
1本のいたから未来を見つめる当社としては、これ以上のロケーションはない!と
思い、この度行われた空室募集情報に飛びついた次第ですw
個室としての空間は前より狭くなりますが、建物内には随所にオープンスペースが
用意されていますし、2回には生糸検査場としてこのビルが活躍していた時代の
アーカイヴが2階に展示されています。

丁度先日の祝日に、偶然北九州に住む親友が訪ねてくれたので、その展示室を
案内しました。

その当時を偲ばれる機械や設備などがたくさん残されていますので、
もしご興味おありの方は、是非お立ち寄りくださいませ(*^_^*)

ー 2016年9月6日

自社ブランド「ポアントコウベ」事業の休止についてーご挨拶ー

皆様へーご挨拶ー

「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を目指す 『インプルーヴ』 です。

本日は、ひとつご報告・ご挨拶させていただきたいことがあります。

ーといいますのも、当社が直接エンドユーザー様のお声を聞きながら育ててきました
「ポアントコウベ」事業についてですが、この度のオフィス移転を機に一度休止させて頂く
ことに致しました。

社内で検討に検討を重ねた結果、このバレエジャンルでニットに特化して続けるには、
継続的に新商品を開発し続けることが難しくなってきたことなどもあり、又、価格面で
どうしてもエンドユーザーの皆様の期待に応える価格帯でのご提供も叶えるのが困難な
ことから、【ニット×バレエウェア】の開発は、私たちが出来うるトライアルをし尽くせたー
と判断しました。

今までずっと支えて下さっていた皆様には、残念な気持ちにさせてしまって本当に申し訳ないの
ですが、どうかご理解いただければ幸いです。

それで、ポアントコウベを支えて下さったファンの皆様への御礼の気持ちも込めて、只今最初で
最後の記念すべき(?!)「セール」を開催中です。
HPが閉鎖になる9月末で何と!70%OFFでご提供しておりますので、宜しければ
ご覧ください。
ブランドオープンから約10年一度もセールをしてこなかった私達、これからもニット商品の企画・
商品のご提供をしていくことは変わりませんので、当社がつくるニットの良さ、品質の良さを
お気軽に体感してみて頂く機会にもなればと思っております^^

 【 ポアントコウベHP 】

因みにポアントコウベのFaceBookで只今ご紹介しているスカートは、ターンした時にキレイに広がり、
身体にまとわりつくこともない絶妙の軽さを実現させるところに拘りました。
編みながら裾始末をしているので、ロック始末やミシン縫製が入っていないのがその軽さの秘けつ!
因みに、このつくり方を取入れているバレエウェアはまだ見たことがありあません♪
シフォン生地のスカートなどよりとても上品で軽く柔らかですよ^^

商品の中にはこの写真のスカートだけじゃなく、ウォーキングやお部屋での寛ぎ着として便利な
パンツなども色々ありますので、バレエされてない方や、インプルーヴが「ポアントコウベ」
の生みの母だったとご存知なかった方も、この機会に良かったらHPを覗いてImproveが企画提案する
商品力に触れてみていただければ幸いです(#^^#)

(株)インプルーヴは、これからもニット×○○な実験やトライアルを行い続け、未来をImprove
しつづけますので、これからも変わらず応援のほど、宜しくお願いいたします!!

代表取締役 鈴木 弘美

ー 2016年8月19日

ファッションほど毎日の気持ちに影響するものはない

こんにちは。
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を目指す 『インプルーヴ』 です。

今日は他愛無いお話ですが、夕べの飲み屋さんで隣り合わせた人との会話を。。

どんな話かというと、ファッションほど、毎日の気分を左右するものってないよね~!
ーというオチに至る熱い意見♪ 愉しい会話でした^^

その方はインテリア関係のお仕事をされている個人事業主の方。私たちと同じように技術職の方です。
なじみのお店が共通しているので何度かあったことがあり、私の職業のこともご存知で、
「確か、アパレル系の方でニットの人ですよね?」って^^;
『ニットの人』ーって呼ばれるん、なんかうれしいなーと思いつつ、「ニットってどんな仕事ですか?」
から始まり、「ニット」についてしばし説明~。

私「ニットとカットソーの違いって何かわかります?」
彼「ニットはモコモコして暖かいやつで、カットソーは袖なしで夏着るやつ」
私「いわゆる〈毛糸〉的な?  あれ、カットソーって、袖なしのこと?」
彼「あ、いや、ちょっとは袖があるやつも・・・あれ、カットソーって何や?!」
私「じゃあ、今着てはる服は何ていう?」
彼「??えっと~・・・」  なんて会話ですw 春鹿を飲みながら~。

ー私は個人的に一般の方が『ニット』という単語から連想するイメージについて聞けたのが
とても興味深かくて笑っていたら、「違いを教えてくださいよ~」と。

・・・今度は、この一般の方にこの違いを説明するのが難しい?!

私「カットソーっていうのは、カット&ソーイングの略語で、カット=裁断 して、ソーイング=縫うねん。
なので、そもそも、反物…例えば1mとか150mとかって一定の幅が数十メートルの長さにつくられた布状
になったものの上に、型紙を置いて、はさみで切って、ミシンで縫う。ちなみに、今着てはる服(布帛シャツ)
は、伸びないでしょ?それは、縦糸と横糸が90度に交差させながら反物状の布地をつくってるので伸びない
んだけど、カットソーの布地は、1本の糸が横に編まれながらつくられるから伸びるねん。」
彼「確かに、俺の服は伸びひん~ そういうことか!」
私「…んで、一般にニットっていうのは、見頃の裾や袖先がミシン縫製とかされてなくって、そこから編まれ
てるもののこと。例えばリブ編みとかって、はさみで切って縫い上げた形跡のない服、わかります?」
彼「おぉ~!あるある。メッチャわかります!!」
私「因みに、その中にもニット&ソーってのもあってね、編機が型紙通りに編みあげたパーツを特殊ミシンで
縫製するものと、編み始まりはあるんだけど、型紙が入る大きさの四角い面積を編み上げて、その編地の
裾と型紙の裾を合わせてそれ以外の周りははさみで切って縫製するものの違いがあるの。後者のことがニットソー
で、前者は横編み成型って言うの。なので、モコモコした毛糸以外でもこの手法で作れば「ニット」になって、
私らは、その糸を選ぶところからデザインのアイディアをめぐらすことができるところが面白いねん(*^_^*)」
彼「なるほど~!そしたら、カットソーとか、布地のものだとそこに専門家別にいてつくられたテキスタイル
から選んで服になるけど、ニットはそこから自由度があるってことなんですね! おもしろい~☆」

―なんて、呑み込みの早い人なんでしょ☆彡
流石インテリア関係の方だから、テキスタイルとか反物状のものとかイメージもすぐ浮かぶんでしょうね^^

そんな話から、
「俺は服ってすごいなーと思う。毎日、朝服着るときにその日の気分やテンションって変わるじゃないですか~。
その日の組み合わせがメッチャいい感じに決まったな~とか思えたら、朝からテンションめっちゃ上がるし!
それに、服は店とかに買いに行って〈試着〉という方法で実際に試してみることもできる。俺らの〈インテリア〉も
もちろんその人の生活とか気持ちに大きく左右するけど、服のように毎日変えることはできないし、実際に
試してみてもらってから買ってもらうことはできない。絵や図ではお伝えできても、試着はしてもらえへん。
だから、ファッションってええね~ おれファッションほんま好きですわ!」

違う職種の人が感じる「ファッションの値打ち」、教えてもらった感じです。

人々にとってのファッションとは、「自分の毎日の気分を表現するもの、気分を変えるもの」
シンプルにそういうことですよね。 改めて納得です(*´▽`*)

ー 2016年8月15日

GNT(グローバルニッチトップ)企業の定義

「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」を目指す 『インプルーヴ』 です。

本日の代表者ブログは、代表者の趣味的な…
先日観たTV番組の単なる備忘録です^^;
しかも、その某TV番組を見ていて急いで携帯で撮った覚書き代わりの動画なので、
手振れで酔いそうになるとても酷い画像で…
こんなんアップしてええのか?!本当に恐縮ですがご了承を…(/ω\)
乗り物酔いをする人はどうかスルーしてください(^-^;

ここで残しておきたかったのは『GNT(グローバルニッチトップ)企業』という言葉についてです。
これからの時代のキーワードの一つになりそうな気がしたので。。。
※このブログの動画投稿ではアップできなかったのでyoutubeにあげてリンク貼ってます。

ここに記録しておきたかったことは、以下の2点です。
(あんなヒドイ動画観なくてもこれで分ります^^;)

➀ 日本の紡績業に勤める就業員数の推移
   1965年:11万1657人⇒2014年:1657人
今や、全国で何と2000人もいないのだそうです!
この数字には、流石にビックリしました。
奇しくもここで比較されていた1965年は私が生まれた年であり、
東京五輪の翌年です。
あれから半世紀… 繊維業界のシュリンクぶりを改めて直視させられる数値です… 

それでも、流れに諦めることなく自社のポジショニングを明確に捉え、
強みを研ぎ澄ませば、社会から求められる会社になることが可能なことを
信じ、学びつづけたいと思います。 
その頂点が、次に備忘録にしたかった「グローバルニッチトップ」という単語です。

➁ GNT企業という言葉と、その定義
  グローバル ニッチ トップの頭文字を取ってGNT。

ハーマンサイモンという方によって定義されているのは以下3項目
 ・世界シェアが3位以内であること
 ・売上高が40億ドル以下であること
 ・社会からの注目度が低いこと

このような、世界に通用する強い小企業のことをGNT企業と呼ぶのだそうです。
この番組では、日本におけるGNT企業について紹介されていて、その冒頭企業が
ニット紡績から製品まで手掛ける山形県の企業でニット業界では超有名な会社
でした。。。

本当は、そこが見たかったのですが…
残念ながらその肝心なシーンに帰宅が間に合わず見逃しました…

ちゃんちゃん(◞‸◟)

ー 2016年8月2日

劇的に売り上げを改善する方法

ニットの伸びるチカラで「1本の糸から未来をインプルーヴ(改善)!」に邁進する
『インプルーヴ』 です。

昨日の某業界新聞の、民事再生手続き開始を申し立てていたイエリデザイン
プロダクツ(ニットメーカー)さんに撚糸メーカーの堀田丸正さんがスポンサー
契約の名乗りを上げたーとの記事にも驚きましたが、
丁度その裏に載っていた、とある、若き社長兼CEOという肩書の方のインタビュー
記事にふと目が止まりました・・・

見出しはこう。
ー提案力と 『 店長が一番売る 』 が基本ー
そして、
「 … プロダクトアウト型店舗、そして店長が一番売る事が伸びている理由」

と文章が続く、最近の急伸が注目されている某セレクト(小売)系アパレルの社長さんの弁。

中でも、「机上で6時間考えるより、デザイナーを招いて店で飲み会を催した方が
売上に直結する」
が印象的。

「… 店長が運営管理を強めすぎたり、[これを売る]という提案力が欠けている店は、
売り上げ計画に届いていない。売れ筋をデータから分析するのではなく、ブランド
のデザイナーとの交流時間を設けた方が劇的に売り上げが改善する場合が多い」

書かれていました。

丁度今、当社が顧問契約を請負っているセレクト系アパレル様のオリジナル
ニット商品企画の今期の売上でも全く同じ現象が起きていたので、この文章が
目に飛び込んできたのだと思います。

当社の顧問先事例で言うと、当社が企画したデザインのひとつ一つについて、どんな
意図をこめてこのデザインに至ったのか、お客様にどんな事を感じてほしいのか、
伝えて欲しいのか、途中にどんな紆余曲折・苦労があってその商品が出来上がったのか、
なんてエピソードを店頭の販売担当者全員の前でお話させて頂く機会を頂きました。

この会社の方々からしたら、本来は[外部の人間]という立場ですが、
私は目の前にいる販売員さん達に対して、脳で考えるまでもなく、熱く企画意図を
お伝えしていました。
勝手を承知で申し上げると、私たちImproveにとって大切な仲間だと思うからです。

商品のこと、お客様への想い、それらを代弁して伝えてくれる大切な仲間です。
そう思うと自然に伝えたいことが溢れるように出てきます。

そんな機会を頂いた商品の期中での売上は…

やっぱり上々~♪
何品番か売切れ(欠品)が出る程の過去にないスピードでお客様に認知して頂けたー
との嬉しいご報告を頂きました。
勿論プロパーで、です^^V

この現象が起きた理由は、当に、この記事の社長さんが語っている事と同じだと思います。
つまり、
デザイナー(企画の前線にいる人)と、販売の前線にいる人が同じ空間で
想いを一にする濃密な時間を意図的に作ること。

これこそ、「劇的に売れる」一番の要素なのです。
「売れる」というのは、お客様が共感してくれる結果の数です。
だから、この時に最も重要なのが、
<両立場が共にお客様の方向を真っ直ぐに向いて語り合うー>ことです。

私たちが提供しているものは、端にニット商品のデザインやニット企画の代行ではなく、
それらを通してこの【売れる自信】をデザインしているのだと思っています。
そして、それを素直に共感してくれて、当社に伝える仕組みをつくるチャンスをくれる企業様が
成長
していかれます。

特に、ニット商品の企画は布帛デザインのそれとは一線を画すほどに専門性が高く、
その製造法にも一般の方に知られていない事がとても多いので、販売のスタッフさんに
より沢山のプレゼント(商品情報)を差し上げ共有する事。そしてそれを「是非自分の
エンドユーザー(お客様)に伝えたい!」「この話をお客様と共有したい!」
ーそんな太い連鎖を創るのがカギです。

それから蛇足まで。
この記事の冒頭にあった『プロダクトアウト型店舗』というのは、良く言われる
「マーケットイン」の対義語としての「プロダクトアウト」ではなく、お客様の『潜在ニーズ
を呼び起こす品揃え』という意味ではないか、と私は解釈しました。

私達企画に携わる人間は、この、エンドユーザーがまだ気づいていない心の奥の「潜在ニーズ」
に語りかけるものを常に生み出す努力が欠かせないと思います。
それこそを【提案力】というのではないか、と。。。

Improveは、そんな想いで今日も明日も【提案力】磨きに余念なく、
ニットの伸びるチカラの無限の可能性にチャレンジします♪

ー 2016年6月29日

上っ面を真似るのはもうやめよう。

こんにちはー
「ニットの伸びるチカラで1本の糸から未来をインプルーヴ!」が合言葉。 『インプルーヴ』 です。

「上っ面を真似るのはもうやめよう」

何でこんなタイトル?? 
それは、今の若い(?)デザイナーさんやMDの方たちに一番伝えたいフレーズだから。

「今、売れてるデザイン(企画)は何ですか?うちはそれが欲しいんです」
良く聞かれます。
「最近のデザイナーさんはさ、直ぐに他所の写真よこしてきて、<これをつくって下さい>
って言うんだよねー。簡単でいいね。」工場さんなどとの世間話で良く聞かされます。
そのたびにいつも思うんです…
それって、他社さんの苦労や努力を「丸パクリしたいのです」と言ってるってこと、
分ってる?!って・・・彼らが自覚してるかどうかはわかりませんが。

それよりも、売れている=お客様が喜んで下さっている「本質を読み解く力を磨け」
言いたいのです。

最近良く思う、自問自答があります。
【スタンダード】って、何ぞや。。。
スタンダード=定番?ベーシック?=ニットだったら丸首のセーターとか?カーディガンとか?
いやいや、それって、人によって違うと思う。

【スタンダード】という単語を改めてでググってみたら、
「標準。規準。また、標準的であるさま。」 とありました。

アパレル業界に置換えて考えてみると、
人が手に入れたがっている【スタンダード】とは、自分らしさを一番表現できるもの。
頻繁に身に付けていても型崩れたり劣化することなく安心して着れて、
それを身に付けている自分自身に自信が持てるもの。
=「あの人のイメージって○○○だよね☆」「あの人にとっては定番なんだろうねー」
「あの人の○○○なところが着る服にも現れててあの人らしいいよねー」
ーなんて具合に、自然に人からの人物評価に繋がっていく・・・
みたいなのが「スタンダード」の本質ではないかな、と。

つまりは、
・ゆるぎなく長く愛用できるもの。
・愛着を抱けるもの。

だから、それは、先に挙げた丸首のセーターやカーディガンとは全く違う
デザイン物かもしれない。
でも、ひとつ言えるのは、今シーズンだけで消えてしまうような流行物ではないんだろうなー

・ブレないデザイン。
・ブレないスタイル。

それは、それをチョイスする人の生き様にも通ずるのかもしれない。

トレンドの上っ面を真似ずに、何故そのトレンドが今発信されているのか、とか、
自社の顧客に提案したら、お客様に何を提供できるだろうか、どんな良さがあるのか、とか。

だから、今の企業デザイナーさんや企画に携わる人、マーチャンダイザーにこそ、
毎シーズン発信されるトレンドの上っ面を真似るのではなく、
その奥底に隠れるウォンツを探して、自社にとっての「スタンダード」を
追い求め、掘り下げて、是非つくって欲しいと思います。
そしたらきっと、お洒落が好きなお客様が帰って来てくださる・・・

そう思って、今日も私はお仕事をしています(´艸`*)

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